- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761266462
作品紹介・あらすじ
人と人がわかり合うって難しい。でも、難しいからこそ自分のことも相手のことも大切にしてみる。気づいた人からコミュニケーションがどんどんラクになる。
感想・レビュー・書評
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これから働くにあたって(未定?)、新たに様々な人と関わりを持つだろう。苦手だと思う人とも価値観の違いを理解して、良いコミュニケーションをとれれば、と思う? 大事なのは利己主義にならないことかな?
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いわゆるアサーション・トレーニングのキモの部分を、イラスト・図解満載でわかりやすく説いた入門書。「ほめ上手になる5つの法則」「叱り上手になる5つの法則」などのくだりに目からウロコ。
「きく」には「訊く(ask)」「聞く(hear)」「聴く(listen)」の3種類があり、相手の心を開くためにはこちらが「聴く(listen)」――すなわち「傾聴」の姿勢にならなければいけない、という話も興味深かった。
では、どうすれば「傾聴」になるのか? 著者はそこでもまた「5つのポイント」を挙げる。この本は、取材仕事のスキルアップにも役立ちそうである。
アサーションではコミュニケーションの仕方を「アグレッシブ」「ノン・アサーティブ」「アサーティブ」の3つに分類するのだが(「アサーティブ」がGOODでほかの2つはBAD)、私自身は明らかに「ノン・アサーティブ」(相手の言うことを受け入れて、自分の気持ちや要望をうまく伝えられない類型)寄りだなあ、と反省。 -
子どもの叱り方、とか、こういった人付き合いの方法って、気持ちに余裕がある時は出来るんだけど、気持ちに余裕がなくなると、出来なくなって、悪循環になるんだよね。
気持ちに余裕を持たせるために、取り組む方法なんだろうけど、そもそも余裕が無いから出来ない(~_~;)
どうしたらいいんだろう? -
アサーションのお話。子育てに活かせたらイイな。
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アサーティブって耳にしてなんとなく知ってる気がしてるけど、ほんとはよく分からなかったので、読みやすく、かつ実践しやすく書かれていそうだったので、読んでみました。自分はやっぱり、評価や相手にどう思われるかを気にし過ぎていて、話がまどろっこしくなっていたり、言い出せないことがよくあるなぁ。と再認識。自分の思いをわかりやすく伝え、お互いにいい関係を築くことが大事。こわがって、結局、不満を抱えてたり、不信感をつのらせるのは、一番、もったいないし、エネルギーのムダ使いだと改めて、認識しました。
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気持ちが100%伝わることはない―言い尽くされたことだが、まずはそこから出発しないと始まらない。人には攻撃的、非対話的、アサーティブと三種類あるそうだ。私は典型的な非対話的。なにかといえば「すみません」「はい、わかりました」と言い、嫌なことも押し隠す。相手もきっといやーな気持ちがたまってるのだろう。エネルギー節約ばやりの昨今、無駄なことをしていると思った。
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クッション言葉は意識して使うようにしよう。いきなり本題から入ると、相手が身構えてしまうので、うまくいくはずのものがダメになる。
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コミュニケーションがうまくいかない理由は、話下手だからという流れになりがちではあるが、実はそうではないことがこの本を読むと察することができる。その理由は、自分の気持ちや思考回路に起因するものであり、自分自身の考え方を変えることが望ましいことが分かる。そのためには、考え方の癖を見直し改善する。
たとえば、常に~しなくてはならないと考えているのであれば、~できればいいなぁぐらいの感覚にすることで、自分への強制力を弱めることができる。そして、自分自身を認め肯定的になることがキーポイントとなる。
コミュニケーションは必ず伝わるのではなく、伝わらない前提で伝える気持ちが大事。
【3つの理由】
1.伝えたいことは相手の受け取り方で変わってしまう
2.そもそも言いたいことを100%伝えることはできない
3.言葉自体の解釈は人によって違う
【上手に伝えられない5つの理由】
1.無意識に自分の本音にふたをしている
2.周囲の結果を気にしすぎ
3.自分の気持ちを正直に伝える権利があることを知らない
4.アサーションという方法があることを知らない
5.言葉の内容と表情・態度にズレがある
うまく伝わらないからと言ってあきらめる必要はなく、自分には権利があることを確認する。
【人が誰でも持っていいる7つの権利】
1.私たちは、誰からも大切にしてもらう権利がある
2.私たちは、自分の行動を自分で決める権利がある
3.私たちは誰でも間違いや失敗をし、それに責任をもつ権利がある
4.私たちは「NO」と言って断る権利がある
5.私たちは、自分の欲しいものを望んだり、要求する権利がある
6.私たちは、途中で自分の考えや気持ちを変更する権利がある