- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761267124
感想・レビュー・書評
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障害者雇用をしている会社の取り組み本
実際に働いている会社も知ってますが、参考までに詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
暖かい気持ちになりました。。
ビジネスということには。。 -
無関心になった瞬間に、人とのコミュニケーションがなくなります。無関心になることは、あえて自分から人とのつながりを拒否することです。………この言葉で自分の人との関わり方とか仕事への関わり方を考えなおしてみようと思いました。
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日本理化学工業の話を聞いたときに、会社は公器と言うがこの器はここまでのことができるのかと目頭が熱くなった。そしてこれは、純粋に経営的に見てすごいことだと思った。経営の合理性からこれを採用する人間があとに続いてもいいのではないかと思った。
そしたら、いたんだな、やはりそんな人が。日本にこんな会社があったのかと思う。
「経営的合理性から選んだ」と言うと、なにやら胡散臭く冷たいイメージを与える書き方になってしまうけど、私としては全く逆です。 -
今、話題の「利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵」
⇒ http://amzn.to/lWdq1w
とあわせて是非読んでほしい本。
(といいつつ、僕が利他のすすめをまだ読んでないのですが(苦笑))
いわゆる障がい者雇用は、単なる弱者救済ではなく、
雇用をした会社に莫大なメリットがあることがわかります。
むろん、そのメリットとは単なる金銭的メリットではなりません。
社員の成長、組織の成長です。
僕ら健常者が、彼らから教わることははかりしれないかもしれません。 -
「そんなこと、可能なの?!」と思わされる会社。ニート・フリーター・シニア・障害者・ワーキングプア・引きこもりの人々の採用、更には今後DV被害者や外国人まで枠を広げていこうとする社長の心意気と、きちんと黒字を出すシステム作りに驚く。何より、採用された人たちの可能性を引き出し、親も含めた周りの意識を変えていくところに感動させられます。一度見学に行きたいな。
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障がい者雇用に真正面から取り組むIT企業(特例子会社アイエスエフネット ハーモニー)の実話。
一般には、飲食・印刷・清掃業が多い中、この会社はIT企業。三障がい(身体、知的、精神)毎の得意分野を活かしたグループワーク、「足し算の経営」他。
⇒「ハーモニー日記」には、その日の業務の様子や出来事などを写真入りで紹介されています。
http://isfnet-harmony.seesaa.net/ -
記念すべき一冊目。
何を紹介するか悩みましたが、感銘を受けた一冊をご紹介します。
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書名:『社員みんながやさしくなった』
著者:渡邉幸義
Amazon:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4761267127
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ご存知ですか?
『2020年までに1000人雇用し、月給25万円支払う』と宣言する企業のことを。
しかも掲げているこの数字は『障碍者』の雇用目標です。
その企業の名は、
『株式会社アイエスエフネットハーモニー』
株式会社アイエスエフネットの『特例子会社』として設立した企業です。
この企業の特徴は
・3つの奇跡(障碍者が【多く集まる】【辞めない】【高い給料】)
・本人と家族に喜ばれ、顧客からも支持を受けている。
・3障碍者が同時就業(身体障碍者に加え、知的障碍者、精神障碍者)
注目を浴びて、事業説明会や見学会、体験セミナーは大盛況とのことです。
従業員54人以上の企業は障碍者を1.8%以上雇用することが定められています。
満たすことだけを考え、軽度な障害者を雇用する企業もある中で、
この企業では障碍者雇用こそが企業がプラスになると考えて経営されています。
本書では著者であるグループ代表によって
設立までの経緯、現場の様子から、障碍者雇用の現状や取り組みなど余すところなく書かれています。
熱い思いがこめられた一冊で、読んだ私もファンになってしまいました。
またホームページやブログ、twitterからも情報が発信されています。
本書と同時に読んで見ることをお勧めします!
<参考リンク>
・株式会社アイエスエフハーモニー http://www.isfnet-harmony.co.jp/
・障碍者雇用について詳しく知りたい人は、
厚生労働省 障碍者雇用政策
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha.html
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)
http://www8.cao.go.jp/shougai/index.html
(文責:寺門) -
ハンディが大きいといわれている障がい者の雇用を、2020年までに1000人、そして月給25万円の給料を払うと宣言している会社、アイエスエフネット。
無理だ、無謀だとの声がある中で、全国に事業を展開し始めたこの会社の強い思いとビジネスの仕組みは各界から注目を集め、毎月の事業説明会は参加者が増える一方。また、業績も順調に推移している。
本人と家族に喜ばれ社会から必要とされる会社のあり方は、会社ってなんだろう、経営ってどういうことなんだろうと原点から考えさせられる。
また、ビジョンを共有し、ぶれずに一枚岩となって取り組む組織づくりにも、深い示唆を与えてくれる一冊である。