世界一わかりやすいポーター博士の「競争戦略」の授業

著者 : 西村克己
  • かんき出版 (2011年5月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267483

世界一わかりやすいポーター博士の「競争戦略」の授業の感想・レビュー・書評

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  • 対話形式で進められているため、非常に理解しやすかった。

  • マーケティングの神様、マイケル・ポーター「競争戦略」の解説本。研修で「5つの競争要因」やったのが懐かしい。マーケティングを担当している人でなくても、この手のフレームワークは考え方の基礎として、当然知っておくべき基礎ではあります。

  • 各章の冒頭にあるツリーをコピー

  •  確かにわかりやすいけれども、その分オムニバス的になってしまう。正直無理に網羅しなくてもよかったのではないのだろうか。しかし、競争戦略の概要をつかむにはいい本だと思う。微妙なストーリー形式なのはどうかと思うが。特に、主人公(?)が最後に持ってくるプランが、ストーリーが薄いせいで、それで、という感じになってしまっている。

  • ユーザー会の講師だったので、事前にリサーチ。経営者には普通の話なんだろうけど、自分に当てはめるとなかなか実践は難しい。

  • もはや原著は諦めた。

    悩める電機メーカーマーケ職の鈴木君を仰木先生が啓蒙するという設定。
    「世界一わかりやすい」を自称するだけあり、本当にわかりやすかった。
    初心者にはぴったりだと思う。
    まず競争戦略アレルギーにはならない。
    こういう知的好奇心を刺激する本は大事、特に必要に迫れれて読む場合。

    でもね、できれば一週間前に発見したかった。。。

  • ポーターの競争戦略について
    先生と生徒というスタイルで
    解説している本。

    図や要点のまとめ方が上手く、
    分かりやすかった。


    序 章 ポーターが語る「競争戦略」とは何だろう?
    第1章 競争を支配する「5つの競争要因」とは何だろう?
    第2章 競争を勝ち抜くための「3つの基本戦略」とは何だろう?
    第3章 競争戦略のための「分析技法」とは何だろう?
    第4章 業界環境に対応した「競争戦略」とは何だろう?
    第5章 どのような「戦略決定」をすればいいのだろう?
    第6章 競争から競争優位へ、「競争優位」の原理

  • 面白かった。ただ、1回読んだだけでは残らないので、自分の身近な事例に置き換えながら、再読してみたい。

  • どこかで聞いた話を例示つきで、まとめて読むことができて、すっきりしました。確かにとてもわかりやすく書いているので、とっつきやすいです。
    でも、私は読んでいるだけだと結局残らないので、自社の例とかでちゃんと考えないとダメですね。

    memo
    ・基本戦略を3つから選んで徹底して実施すること
    ・成熟期には成長期の戦略が通用しなくなる
    ・3つの戦略決定がある
    ・バリューチェーンで運用コストをみる

  • 【特記事項】
    □総論
    ●ドラッカーがマネジメントなら、ポーターはストラテジーである。
    ●①あらゆる企業は競争から逃れられない。②ゆえに競争優位の戦略と③競争回避の戦略が必要。
    ●競争要因分析=5フォース

    ●選択と集中。とくに選択。コスト優位か差別化優位か。

    □各論
    ●戦略:競争の中で企業がとるポジションを選択すること。
    →ポジションとは:①競争要因から自分を守る②自社に有利になるように競争要因を支配できるポジション。②が差別化。
    ●選択:トレードオフ。高い価格で売るか、低コストを実現するかを選択する。


    ●競争要因:五つの競争要因
    ①新規参入の脅威:参入障壁と報復
    7つの参入障壁:規模の経済、製品差別化、巨額の投資、仕入先変更コスト、流通チャネルの確保、規模とは無関係なコスト面の不利、政府の政策
    報復としては、マイクロソフトは脅威となる会社を買収していく。
    ②既存の競争業者間の敵対関係
    ・同業者が多い
    ・業界成長が遅い
    ・固定コストが高い
    ・生産能力を小刻みに増やせない
    ・撤退障壁が高い(資産が特化されてしまっている、撤退コストが高い、感情的に難しい)
    ③代替製品からの圧力
    たたきのめすか、共存共栄を目指すか。
    ④買い手の交渉力
    ⑤売り手の交渉力
    ここから、自社にとって重要な要因を見極める。

    ●戦略
    ①コストリーダーシップ
    ②差別化:ブランド戦略。とくに強力なマーケティングが必要。
    ③集中:自社の競争力をいかせる部分を選択し、そこに経営資源を集中する。特定の顧客層に集中し、ある場合はコストリーダー、ある場合は差別化を目指してよい。

    ●五つの競争要因の詳細分析
    ①競争業者の分析方法
    1競争業者の分析
    ・現在の戦略
    ・現在の長所、短所
    ・将来の目標
    ・将来へ向けた仮説・動向
    →これらにより、競争業者が現在の地位に満足しているのか、今度どんな動きをするのか、その競争業者が報復するのはどんなときかについて答えを出す。
    2業界動向の予測
    =マーケットシグナルの分析
    ・事前、事後の発表、コメント、新しい戦略の採用、前例のない行動とか

    ②競争行動の分析手法
    1協調的:食品業界など
    2攻撃的:ハイテク業界など
    3防御的:どっちにもなる。一般的な業界。

    ③買い手、供給業者の選定分析
    1買い手について
    ・買い手のニーズ、成長力、購買能力、交渉能力、取引コストなど。
    ・トップ企業を買い手としたい。
    2供給業者について
    ・分散化、標準化の促進、体質向上の援助、内製化の圧力、品質・費用・納期で交渉できること。

    ④業界の構造分析
    ・切り口として、
    専門度、ブランド指向度、流通チャネルの広狭、品質、技術、垂直統合、コスト、サービス、価格、財政力、親会社との連携度、政府との関係度を軸に二次元グラフで整理する。

    ⑤業界の進展・変化分析手法
    ライフサイクル=導入、成長、成熟、衰退、そのどこにいるのか。
    ・成長の長期的変化(買い手人口の増減、ニーズ動向、代替製品の影響)
    ・購買層の変化
    ・経験の累積
    ・市場規模の拡大・縮小
    ・イノベーション
    ・関連業界の構造変化
    ・政策変化

    ●自社環境の分析
    ・五つの業界環境パターン
    ①多数乱戦業界:リーダーがいないこと。どのサイクル時にもあるが、とくに導入期に多い。
    理由:参入障壁が低い、規模の経済が利かない、高い輸送コスト、在庫コストが大きい、買い手や競争業者が強すぎ、かなりの創造性が売り物
    対処:①制圧(規模の経済や経験曲線を作れる状況を作る、標準化、買収、業界動向を素早く察知して対策を作る)②妥協(専門化、特化する)
    ②先端業界:いわゆる「キャズム」の前の段階。導入期
    ③成熟期移行業界
    コストリーダーか差別化か集中か、そのどれかを選択し徹底的にやる。製品設計見なおし、製品の合理化などを進める。高品質をうたってはならない。この時期には消費者は低価格のものを選ぶから。
    ④衰退業界
    原因:①代替製品の登場②人口変化③ニーズ変化
    撤退障壁:応用できない資産(飛行機など)がある、感情的に難しいなど
    戦略:①リーダーシップをとって他業者が撤退しやすいようにする。買収とか。②ニッチ確保③利益を出しながら縮小していく④即時撤退
    ⑤グローバル業界
    条件:比較優位性があること、規模の経済性があること、製品差別化の利点があること、市場情報や技術の共通性があること
    戦略:①業界の全品種で競争②特定セグメントに集中③特定の国に集中④安全地帯をねらう。

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