病気は才能

  • かんき出版
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267797

感想・レビュー・書評

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  • ・病気はマイナスではなく、いまだ発見されていない才能とみることができる
    ・自分では気づかない日常の生活が自身の潜在的な才能を抑制してしまったときに体の症状として病気として表現されてしまう
    ・病気になったら、自らの生活習慣を見直し病気と向き合い困難にどう対処するか、自分を塗り替え新しい適応力を作りだすことで、たとえ病気は治せなくても対応力や克服はできる
    ・病気は潜在的よ欲求である。これに気付くことが大切
    ・欲求を抑えられなくなったときに病気となる
    ・だから欲求に反抗せず、潜在意識に従えばいい
    ・本文の中でのある患者さんの事例。経営者のワンマン社長、家族や子供にも高圧的だったある方ががんに。毎回のカウンセリングで家族や子供、孫とも円満になり、最後はおなくなりになったお話。本当は家族とのつながりが欲しかった、本当は一人で寂しかった孤独、そんな潜在意識ががんという病気に。でもそれに向き合えたことで最後は円満になれた。
    ・病気になったらその潜在意識、体が訴えるメッセージに耳を澄ましてみることが大事。それが逆に幸せに導いてくれる
    ・この本では数ある体の症状を、過去の患者さんの体験からその心をたとえてくれている。
    ・自分を表現する言葉を豊かにすると、自分の存在も豊かになる
    ・自分以外のだれかをほめる
    ・ほめたりほめられたりすることで、感動が起こり、病気の枠組みが外れることがある
    ・病気は過去の歴史の中でなくなったことはない。病気が体に新たな経験環境への適応力をもたらしてきた。病気は失敗ではない、人類の進化の過程を受けてたっていると思えれば病気は才能であり、進化の過程で後世への貢献となる
    ・病気に対する偏った概念、ネガティブな思い込みをすて、人間が持っている偉大が力に気づける
    ・体のサインに気付き、無理せず順応してくべきである

  • 東洋医学の五行五克説の現代リメイク版といった感じか。心の奥底に貯めている心的エネルギーに応じて身体に症状がでるという話。この症状ならこれこれという分析が細かい。

  • 『病気そのものが私達の身体に新たな経験、そして新しい環境への適応力をもらたしてきた。それはまさしく才能を獲得してきたプロセスである。』
    『病気を「人類の進化の過程を受けて立っているんだ」と考えてみると、病気は才能であり、進化の過程である。』

  • ■書名

    書名:病気は才能
    著者:おのころ心平

    ■概要

    病気とは、本当に ネガティブなものなのか?
    2万件のカウンセリング実績から導き出された ココロとカラダの偉
    大な力。

    この本の目的は、 ココロの力で、あなたの病気を病気でなくしてし
    まうことにあります。 そのSTEPは3つ。

    STEP1 
    まず「カラダに表れる症状を否定しない」ことから始めましょう。
    症状を悪いものと決めつけてしまうと、
    そこから広がるイメージにブロックがかかってしまいます。
    症状の裏にあるココロを見つめ、 カラダの不調に対するあなたの
    「思い込み」を外していきます。

    STEP2 
    病の階層を5段階で見ていきます。
    病気は、段階的に抑圧されたエネルギーの「現象化」なのです。
    よくある症状や各段階での代表的な病気を個別に考察し、その成り立ち・
    特徴からそれぞれにおける「才能化へのアクション」を見出していきます。
    症状や病気の中に、あなたの「自分らしさ」を発見していきましょう。

    STEP3
    「病の階層」を逆にたどって、カラダの自由度を上げていきます。
    個々の疾患にとらわれない共通のつよいカラダづくりの指針を示します。
    それは同時に、あなたのカラダを才能化させるプロセスとなります。
    (From amazon)

    ■感想

    かなり興味があって読みました。
    うーん、なるほど~と思う部分もあり、うん?と思う部分もありと
    いった所ですかね?

    体の異常はココロの異常という前提のもと、色々な病気になる時の
    ココロの状態について解説しています。

    なかなか面白い観点での本だと思います。
    勿論、個人差はあるにしろ、かなり当たっている部分もあるのでは
    ないかな?と思います。

    病気になりがちな人は読んでみると、思しろいかもしれません。

    諺にある「病は気から」というのを、病ごとにどいういう気持ちかを
    整理した非常にまれで貴重な本だと思います。

    ■気になった点

    ・まずは、病気を肯定してみること。
     今の自分を否定すると、自分を変える事は出来ません。

    ・炎症というのは、比較的元気な臓器や器官で起こるのです。

    ・肝臓が蘇生するのは、夜中の1時から3時です。

    ・五臓六腑の時間割。

     3:00-5:00   肺
     5:00-7:00   大腸
     7:00-9:00   胃
     9:00-11:00   脾臓
     11:00-13:00  心臓
     13:00-15:00  小腸
     15:00-17:00  膀胱
     17:00-19:00  賢蔵
     19:00-21:00  心包茎(血液循環調整)
     21:00-23:00  三焦経(リンパの調整)
     23:00-1:00   胆嚢 
     1:00-3:00   肝臓

    ・鼻炎や花粉症の方には、出来るだけ水を飲むことを勧めています。

    ・口内炎には"自分の価値観を大事にしたい"というココロが隠れて
     います。

    ・内臓や血液のキャパを広げようと思う時に、風邪をひくのです。
     「風邪をひいたら、あなたの能力が一つあがるんです。」

    ・指を組んだ時、右親指が上になる人は即決タイプ。
     指を組んだ時、左親指が上になる人は迷うタイプ。
     (決断の仕方)

    ・奇跡的な回復を遂げた方々は、いつも価値観の変容が伴っていた
     ように思います。

    ・人は言葉で思考するもの。思考は人を作り、人の体に抜き差しな
     らぬ影響を与える。

    ・言葉によってあなたの周囲の場が変わります。

    ・身近で当たり前のものに感謝しましょう。

    ・食事は姿勢を正して食べる事です。
     
    ・食事の際、最初の一口だけでいので、30回噛みましょう。

    ・感動は、とても大事なプロセスです。

  • 病気とは潜在意識からのメッセージ。
    病気とは、押し込めていた欲求の裏返し。

    ココロ有り様、変容という観点から書かれている。

    「病気であるという強い記憶が病気のままにしている」、
    「病気は本来のあなたの姿ではなく、
    その場の役柄(俳優に例えて)にすぎない」など、
    初めて聞くとらえ方。

  • 病気とは、無意識が病気を通して、何かを訴えているという。それを、才能という言葉で表そうとしたのが、本書。自分の不調箇所をこの本で照らし合わせ、こころの状態を整えることにより、癌でさえも克服できる。生活習慣だけでなく、心の状態も含めて変えることができれば、治らない病気はないのではと思った。

  • 人は一般的に病気になると病院に行く。
    いわゆる西洋医学に頼るわけだ。
    年々進化を重ねてきた現代医療=西洋医学を否定するつもりはないが、西洋医学には限界があると思っている。それだけ人の身体は不思議なものだからだ。
    「余命1ヶ月を宣告された末期癌患者から癌細胞が消えた」などの類の話はよく聴く話である。

    私は「すべての病は人の心が創り出している」と思っている。

    陰陽五行思想にも通ずるところがあるが、人の感情は臓器とつながっている。だから、その人の想い癖や心のあり方により、臓器は病という現象を通じて教えてくれる。

    こういう視点を持つと、病気は自分でも治せる。
    この本を読むと、そう感じることができるようになると思います。





  • 臓器時間
    腎臓は17:00-19:00
    確かに、この時間ゆっくりしてないなぁ。
    自分の不調の原因が分かった気がする。
    もっとしっかり、自分の身体と
    向き合わなきゃなと思う。

  • わかりやすく、わかりやすい。

    (amazonのレビュー)
    https://www.amazon.co.jp/review/R2B9U889HSZIJO/ref=pe_1162082_175797672_cm_rv_eml_rv0_rv

著者プロフィール

1971年に生まれる。一般社団法人自然治癒力学校理事長。ココロとカラダをつなぐカウンセラー。これまで2万3千件、約5万時間の臨床経験をもつ。ガン、自己免疫疾患、生活習慣病など各病気の奥に潜む心理的欲求を読み解き、それを自然治癒力解放へと導くカウンセリングは高く評価され、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントを抱える。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナーと講演は年150回を越える。
著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがある。

「2017年 『ココロとカラダ 元気のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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