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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784761267872
感想・レビュー・書評
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原子力発電後の"ゴミ"、高レベル放射性廃棄物。この毒性がなくなるには10万年がかかる。廃棄場「オンカロ」で、10万年このゴミを守れるのか。いまだかつて10万年持ち堪えた建造物はない。
ここは21世紀に処分された放射性廃棄物の埋蔵場所です。地上に戻って我々よりよりよい世界をつくってほしい。幸運を。(院生アルバイトスタッフ)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
福島第一原発の事故後に急遽上映された同名映画から台詞と画面を一部抜粋し書籍化したもの。
世界で初めて高レベル放射性廃棄物の最終処分場として建設されているフィンランドの「オンカロ」を取材するドキュメンタリーの部分と併せて、「高レベル放射性廃棄物」とか「核燃料サイクル」なども分かりやすく解説し、さらに日本における原子力政策の現状もかかれています。
タイトルの由来は、高レベル放射性廃棄物には最低でも10万年は保存しないと無害化しないものがあることから。
10万年前はクロマニョン人の時代で、人間による建造物で1万年もったものは存在しない。いや100年後すら予測不可能。
それでも行なおうとしている最終処分方法とはどういうものなのか・・・。
5年とか10年のうちに核廃棄物の問題を一気に解決できるような技術が開発されることを切に願います。 -
1年ほど前に映画をみた。そこで語られていることがとても印象的というか私には想像をこえる次元を想定したもので、活字になったものをもう一度読んでおきたいと思ったのです。100,000年後がどうなっているかなんて誰もわからない。言語すらまったく違ったものになっている可能性だって十分にある。地球環境も大きく変わっているのだろう。そんな中で、どう危険性を伝えるのか。ある女性の科学者が最後に言った「Good luck!」というセリフがいちばん誠実な気がしてしまう。
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12月1日に座・高円寺でこの映画の上映会がある。観る前に読んだ方が理解しやすいかな。
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10万年後どうなっているんだろう。想像がつかない。
北欧、フィンランド、オルキルオト島、オンカロ。
北緯61度14分6.54秒。
東経21度28分55.39秒。 -
NHKBSでも観たドキュメンタリー、上映された映画の本。
活字にするとコメントした人々の気持ちを考えながら読むことが出来る。
宣伝するわけでは無いが、映像をみて、本を読むことでじっくり考えることが出来るだろう。
しかし、なぜだろう、原子力関係の施設は一種の神々しさを感じるのは。
宇宙のエネルギー、神の力などと言われるからだろうか。
読み進むと、原発の賛成/反対という議論はサイコロでも振って早々に決めればよく、実は膨大な放射性廃棄物を後世にどう渡すのか。説明するのか。と思う。
自分たちの都合だけで原子力を手に入れ、扱いきれず、手に負えないまま後世にただパスするだけなのである。
安全確実に封じ込められるかどうか否か、生みだし、使い、手に負えなかった世代はとっくに居なくなってからの話である。
無責任なことだ。
今からでも真剣に考えなくてはならない。
後世の人が生きられていたとして、愚かな祖先が少しは考えて行動したことを示したいものだ。 -
2011年4月に緊急上映され、単館ロードショウながら全国74館に広まった話題の映画がついに書籍化!
フィンランドで建設中の核廃棄物の最終処分場の抱える様々な矛盾を浮き彫りにし、原子力エネルギーに依存する社会に問題を突きつける。
後半部分には日本で起こっている核燃料サイクル問題についての解説を収録。
★小出裕章氏 推薦!(京都大学原子炉実験所 助教)★
「10万年、人間の想像を超える未来。
私たちはいま、その未来にいたるまで
決して消えない毒物を生み出し続ける」
映画はマイケル・マドセン監督作品。
2010年パリ国際環境映画祭グランプリ
2010年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀グリーン・ドキュメンタリー賞受賞
2010年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 有望監督賞受賞
西尾漠の作品
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