これがアフリカの全貌だ

著者 :
  • かんき出版
2.80
  • (0)
  • (0)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267896

作品紹介・あらすじ

アフリカは1人当たり所得でインドを抜き、経済成長率で10ヵ国が中国より高い!世界が競って進出しているアフリカの本当の姿を現地に精通している第一人者がわかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アフリカのことは何も知らないなぁ、と思い手にとりました。ナイジェリアって1億5千万も人口を抱えているんですね。知らなかった。

  • 貧しい国が一転,豊かな国へ!~1-1アフリカにグローバル化の潮流が渦巻く1-2アフリカ大陸は世界の行方を左右する1-3プ世界のトップの経済成長大陸になる1-4アフリカには成長と貧困が併存している2-1アフリカは世界ビジネスの最前線にある2-2企業進出が活発になり「チーター世代」が台頭2-3日系企業はアフリカにどれほど進出しているのか2-4中国はアフリカに総力を挙げて猛進している2-5英仏は中国の進出に焦りを感じて動いた2-6アメリカは中国の新植民地主義を非難する2-7ブラジルの参入と連携を深める日系企業2-8インドは「南南協力」でアフリカ参入2-9ロシアは電力を武器にアフリカ参入2-10韓国,アジア諸国もアフリカ参入2-11日本のアフリカ戦略はどうなっているか3-1日本にとってのアフリカは長い間南アだった3-2資源外交のあり方で圧力がかかった3-3アフリカの将来を見つめるTICAD3-4TICADはどのように展開してきたのか3-5TCCADはアフリカに希望を与えられるか4-1人類誕生の地の起源は15世紀だった!?4-2アフリカの伝統社会と自然との付き合い方4-3シルクロード開設にアフリカは巻き込まれた4-4アフリカの歴史は15世紀に始まる!?4-5アフリカ受難①交易の時代4-6アフリカ受難②奴隷貿易の時代4-7アフリカ受難③伝道・探検家の時代4-8アフリカ受難④植民地時代への足音4-9ベルリン会議がアフリカを切り刻んでいく4-10信じられない残酷な植民地支配が始まる4-11国内を分裂させ間接統治で押さえ込む4-12宗主国に同化させ直接統治で押さえ込む5-1宗主国の弱体化と独立への鼓動5-2アフリカ・ナショナリズムとしてのパン・アフリカニズム5-3血を流さずに多数の国が独立した「アフリカの年」5-4アフリカ合衆国抗争からアフリカ統一機構へ5-5民主主義の高い期待と現実とのギャップ5-6開発主義というアフリカン・イデオロギーの正体5-7輸入代替工業化という開発主義の失敗5-8アフリカは資源をめぐる新しい冷戦の場となった5-9石油危機以降,アフリカの貧困度が高まる6-1欧米が構造的改革を強要した結果は・・・6-2独裁が姿を消し民主化が定着し始める6-3ジンバブエ,ナミビアで白人支配が終わった6-4南アフリカで白人支配が終わった6-5冷戦終了後に紛争が多発した6-6独立期の紛争①ビアフラ戦争'67-70ナイジェリア)6-7独立期の紛争②スーダン内戦(55-05)6-8独立期の紛争③コンゴ動乱(60-65)6-9冷戦期の紛争①アンゴラ内戦(75-02)6-10冷戦期の紛争②オガデン紛争(77-78)6-11冷戦期の紛争③リベリア内戦(89-97)6-12冷戦後期の紛争①ルワンダ内戦(90-94)6-13ポスト冷戦期の紛争②アフリカ大戦(98-02コンゴ民主共和国)6-14ポスト冷戦期の紛争③ダルフール紛争(03-スーダン)6-15ポスト冷戦期の紛争④アフリカ統一機構と紛争対応メカニズム7-1アフリカ自主牽引役はOAUからAUへ7-2地域協力への期待が現実化しつつある7-3経済と政治を同時にまとめる西アフリカ諸国経済共同体7-4人種問題の完全解決に挑む南部アフリカ開発共同体7-5連邦政府体制に挑む1.3億人の東アフリカ共同体7-6国際社会に支援を求めるアフリカの重大決意表明~ これからの活路を求めるとしたら成長著しいアフリカだが,日本との関係で言うと南アしかなかった。アフリカの受難の歴史と今の様子を知ってアフリカに出掛けよう・・・詳しく聴きたかったら私に電話を・・・って感じの日大文理学部の教授が書いたものだが,タイトルを見て表記の揺れに気が付くだろうか。少なくともタイプミスは伝導の文字。一文字で信用をなく
    すんだけどなあ。組織のアルファベットが苛々させる。全貌といわれも・・・心に食い込むことを本にするとしたらやっぱり小説家の力を借りるしかないかも知れない

  • 中国は積極的すぎるくらいに進出している。
    中国にとって経済成長の維持は共産党一党体制を護持するためには不可欠な条件。
    中国はアフリカを植民地のようにしようとしているのに対してアメリカ、英仏が警戒している。
    ブラジルも参入してきている。
    インドは南南揚力でアフリカに進出している。中国と争っている。
    ロシアは電力を武器にアフリカ進出。
    韓国も猛スピードでアフリカに進出。

    世銀とIMFの構造調整の失敗。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程満期退学・博士(国際関係)
グローバル社会研究所代表,元日本大学文理学部教授,日本大学名誉教授
著書
『これがアフリカの全貌だ』かんき出版,2011年
『グローバリゼーションの危機管理論』(編著)芦書房,2006年
『アンゴラ内戦と国際政治の力学』芦書房,2001年,他多数

「2017年 『グローバル化のなかの日本再考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青木一能の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×