変われる人 8000人のキーパーソンと会食してわかったこと

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761268077

感想・レビュー・書評

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  • 変われる人は、
    「この人になりたい!」というような明確な理想像(イメージ)を持っている。


    この本の中では、そういった変われる人になるための具体的な方法論が述べられている。


    ①理想像を作り上げるためには、どうすればいいのか。
    ②理想像に近づくためには、どうすればいいのか。



    ①理想像を作り上げるためには、どうすればいいのか。

    ・人の生き方に触れる(直接会って話をする>セミナーなどの講演を聞く>伝記などを読む)
    ・↑から自分の生き方について考えてみる。


    ②理想像に近づくためには、どうすればいいのか。

    ・成功するための型(ルール)を発見し、身につける。
     →成功の確率を上げる。時間を短縮できる。
     
     ☆発見した「型」は、必ず言語化しておくこと。
      言語化された成功方程式は持ち運び出来る無形の財産。


    ・長期的投資をする時間を作る。
     (例)小説や興味のない分野への読書、海外旅行など。
     →自らの存在価値を高め、次のステップへと押し上げてくれる。


    <私的○(マル)>

    ・若い人が提供できるもの:「体力」「気配り」「時間」「フットワークの軽さ」そして、若い感性。 etc…
     でも、本質的には「想像力」の問題。貢献する心をもって先輩方に接することが大事ということ。

    →大人の方と会う時には、いつも萎縮してしまいがちでもっと気軽に話せたらと感じているため。そういった考え方の裏には「自分には何も提供するものがない」という自身のなさがあるのかもしれないと感じた。
      だからこそ、このことを知り、ほんのちょびっとは価値があるかもーと前向きに考えるきっかけになった。

  • 8000人のキーパーソンと会食して得た気づきをまとめたらしい。
    その割に内容がない。よくあるビジネス啓発本。8000人に会わなくても書けそうな内容でガッカリ感大。

  • 個人的には、よくある自己啓発本であると感じた。

    多くの人と接したり、伝記を読んだりして
    良い所を、吸収させてもらおうという趣旨であったと思う。

    しかし、題名にとらわれ過ぎず一般的な自己啓発本として読めば遜色ないです。

  • 多くの気付きがあり、ずっと大切にしたい一冊になった
    著者のメールマガジンも受け取っているが、メルマガよりも詳しい説明で分かりやすかった
    自分自身変われると強く思った

  •  この1、2年メルマガがにぎやかになってきている。そう思う理由は、各界著名人がメルマガを発行するようになって、おなじみの有名人や専門家が有料サイトを次々と発行しているからだ。メルマガを運営しているまぐまぐも、ブログやmixiのようなソーシャルネットワーキング(SNS) の台頭に 危機感を覚えて攻勢に打って出た結果だな。

     無料で読めるメルマガの中で日本最大級約20万人の読者を持つ「カリスマメルマー」の鮒谷氏が日々学んだことをつづったのが「平成進化論」だ。延べ8000人にも及ぶいろいろな方との会食で気づいたことを惜しげもなく無料公開されている。本当なら有料にしてもそれなりに読者が確保できて収益が挙げることを考えると、ずいぶん太っ腹な人だ。

     今では会社経営、投資家、企業の顧問、大学の講師と活躍されている著者。しかし、一度、勤めていた会社が破綻してしまいそれを期に上京して人生をリセットして現在があるという、メルマガのタイトルの通り進化を遂げている方。しかも現在進行形というおまけつき。

    特徴をつまんで見ると次のようになる

    l 好奇心をおおいに持つ

    l 人との出会いが人生を変える

    l 人生の設計図は一つではない

    l ロールモデルに直接あるいは間接的な形で触れる

    l 情報発信をする

    l 継続することの重要性

    l 効率ばかりを求めないようにオタクになるなど

     いろいろな体験からメルマガを次々と紡ぎだしている。よく毎日出すことができるなあと思うと同時によくコンテンツが尽きないなあとも思う。ゲゲゲの鬼太郎のように感度の鋭いアンテナを持って日ごろから問題意識を持っているからこそできるレベルと言える。書き続けることで、自分の考えが明確になり、更なる疑問がわき、疑問に対する答が出て、それをメルマガに書くというサイクルが確立されている。

     内容の濃いメルマガを書かれているので約20万人という読者が存在するというのもさもありなんと思う。まさに進化が進化を呼ぶメルマガ。これからどんな風に進化されていくのか楽しみだ。チェンジは何もオバマ大統領の専売特許ではなく、一人一人が意識して行動していけばやって来ることが分かり、学びということに真摯に向き合っている姿勢がうかがわれるのも読者から支持されている理由のひとつと言える。

    平成進化論の紹介サイト

    http://www.2nd-stage.jp/

  • ●内容
    ・年間500回の会食をこなし、「私の履歴書」数百人分を読み込んだ著者による成功法則の研究。
    ・前半がやや精神論くさいけど、中盤以降は具体論も混じえて現実志向で話が進む。
    ・知識に対する姿勢や、世界観が一種の哲学にまで昇華されている。


    ●感想
    ・知識に対する姿勢が素晴らしい!
     “好奇心と知識欲の無限循環が、新しい世界を拓く。好奇心が持てれば、知識を得る力にもなるし、そうして得た知的財産の総量が、また新たな好奇心を生む”

    ・「強みを活かす」という視点が繰り返し強調される。
     いろんなビジネス書著者が言っていることだけど、著者の豊富なパターン研究に裏打ちされているので説得力がある。

     “「陸に上がった河童」ではなく、「水を得た魚」に。無能な領域を人並みの水準にするには、平均レベルのスキルを一流クラスにするよりもはりかに多くのエネルギーを必要とする。”

    ・具体的な方法論としては、「他者の経験に学ぶこと」を薦めている。
     まさしく、巨人の肩に乗る「Good to Great」の思想。
     “「誰の、どのような人生が自分にとってしっくりくるか」「最短でこの道を進もうとしたならば、その人のどの部分を取り入れればよいか」を徹底的に考える”

     “たくさんの人と出会い、たくさんの本を読んで理想の人生をイメージし、
     複数の人生を参照し、組み合わせながら自分の未来を想像し、
     方向性を決めて行動し、
     行動した結果を見て、向かうべき方向を微調整し、
     さらに行動する”


    ●これやってみよう
    ・「私の履歴書」ほかで役人・大企業での成功パターンの事例を集める。
    ・上で集めたものの抽象化、一般法則への昇華。

  • 変わりたい。

  • 今年は、○○を達成しよう。
    と思って、1年が過ぎて振り返ってみると
    何もできていなかった。
    という経験がある人は多いのではないでしょうか。

    なかなか今までの自分を変えるのは
    難しいものです。


    本日ご紹介する本は、

    読者数20万人のビジネスメルマガ「平成進化論」
    発行人の著者が、約8000人のキーパーソンと会食し、
    そこでの学びや気づきから導き出された
    「自分の殻の破り方」をまとめた1冊。


    ポイントは
    「出会い」

    人を変えるのは2つ。
    人との出会い
    本との出会い
    です。

    誰とも会おうとせず、ずっと同じ会社にいて、
    朝から晩まで同じ価値観の中に浸かっていたら、
    世界はそれ以上広がりません。


    「経験」

    どんな世界を見てきたか、
    そして、どんなイメージができるかが、
    自分の生き方を決定する上でとても大切です。

    イメージの幅を広げるのは、
    どれだけたくさんのものを見て、
    経験してきたかです。

    あまり好き嫌いにこだわらず
    いろんな経験をしてみることが重要だと思いました。


    「情報発信」

    人と出会うためには情報発信することがとても大切。
    たくさんの人に出会う最初のステップです。

    地道に情報発信を続ければ、
    毎日少しずつ自分の資産が蓄積されていきます。

    それによって、人から声をかけられたり
    人に会うためのネタになったりします。


    「風呂敷」

    自分の能力を伸ばすなら、
    自分が広げられる風呂敷よりも
    20%大きい風呂敷を広げる習慣を付けること。

    無難にこじんまりしたことしかやらないよりは

    できるかどうか分からないことでも
    大風呂敷を広げて、まずやってみることが
    大切だと思いました。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ゴールイメージがないまま成功した人はいない
    誰とも会おうとせず、ずっと同じ会社にいて、朝から晩までその価値観の中に浸かっていたら、世界はそれ以上広がらない
    自分に結果をもたらしてくれるのは、自分の行動だけ。
    人と出会うためには情報発信することがとても大切、たくさんの人に出会う最初のステップ
    強みに特化する=自然にやっているのに常人には及ばないパフォーマンスを発揮できること
    先人達の成功パターン=人とのつながりで人生が切り拓かれていく
    美点凝視=日常的に学びを得るには、「他者の良いところ、長所しかみないようにすること」
    自分の能力を伸ばすなら、自分が広げられる風呂敷よりも20%大きい風呂敷を広げる習慣を付けること
    目先の業務に100%時間を取られそうなところを、歯を食いしばって5%でも長期視点の時間を使う
    自分の差別化要因を持つことなく、周囲と同じノウハウやテクニックしかなければ、個人の存在価値はまったく高まらない
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1部 出会いが人生を変える
    第2部 人との出会いでわかった成長する人の考え方
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/d2802796be3168ad.png
     

  • 2012/8/4

  • 本をジャケ買いしてはいけないことを痛感した本.

    2,3ページの1chapterで,どうすべきかということが書いてるのだけど,特に新鮮さはない.2,3ページで話が移っていくので論理性がなくなっとくできない.

    たぶん著者を知っていたり,すごい人だと認識できていれば,ヒントをつかもうと響いてくるものがあると思うのだけど,残念ながら,存知あげていなかった.

    後,著者の略歴の「複数の高収益企業を経営」っていうのがきな臭さプンプンで,これからもっと用心深く生きようと思った.

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