〈ウォールストリートジャーナル式〉経済指標読み方のルール

  • かんき出版 (2012年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784761268145

感想・レビュー・書評

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  • 経済指標を勉強しようと思って買った本。のちに英語版を購入して読んだが、英語版のほうが本質的に掴みやすいと思う。日本語訳するとやや助長というか、だるい。

  • 株式投資を行う人は必須でしょうね。 この本に書かれている経済指標はとても参考になります。 そして投資を行う人は、同様に全て理解しておくのが良いです。 50の経済指標をどのようにネットで調べれば良いのか? これが全部理解できますから。

  • 50の経済指標を紹介してくれますが、類書と違うのは、「投資にどう使えばいいか?」が書いてある点。

    基本的に、アメリカの経済指標について書かれたものですが、日本にも同じ経済指標がたいていありますので、参考になります。

    紹介されている経済指標は、例えば、
    ・自動車販売台数
    ・BBレシオ
    ・ISM製造業景況指数
    ・バルチック海運指数
    ・日銀短観
    ・空売り残高
    ・イールドカーブ
    ・小口投資家
    ・ウェイトレス美人指数
    など。

  • 10年前の本ではあるが米国株をやる上で最近の情報量の薄い本とは一線を画した詳しさを提供してくれる。
    特にインデックス投資をやっている人には本場の米国人が書いた本はその辺の日本人アナリストでは見えていない情報まで分析してくれており、新たな視点を与えてくれる。
    とはいえ流行りの経済指標などは常に動くのであくまで10年前の情報であることに注意して読んでいる。

  • 経済指標に関して無知な状態からのスタートであったが、初学者でもわかりやすく噛み砕いて説明されてた。
    問題点としては、基本的な指標に関してはページ数があまりさかれていないことである。初学者の身としてはプロフェッショナルの方がよく読む指標や指標の重要度に関しても興味があったのでその点は残念である。
    総じて読みやすい本でした

  • 金融機関で営業の仕事してた時経済指標とかわからなくて、まぁよく怒られてたのですが、辞めた後になって興味がわいたあまのじゃく。ひとつひとつ書き方がコミカル(?)だし具体的な行動案とかも書いてくれてて非常に親切だし面白いー。ただところどころ、翻訳が不自然に感じてこれ原著で読みたかったわ。

  • 経済ニュースを読んでいると出てくるあんな指標こんな指標。ほとんど出てます。
    発表時期も書いてあります。
    指標が意味するところの説明も、とても分かりやすいです。
    これから経済ニュースを読もうと思ったらまず1冊あると心強いです。
    調べられることですが、英文も表記されてたらもっと良かった!

  • 基本、GDPを経済規模の測定基礎としている。
    各経済指標を、いわゆる
    「GDP=C+I+G+NX」
    に分解した上で、どこに位置付けられるモノなのかを解説してくれてる。
    そのために、それぞれがスッとアタマに入ってくる。
    文中には、「各専門家がこう言ってますカラ」的な書きぶりをしている箇所がいくらか見受けられるけども、それでも読んどいて損はない。と思う。

  • 様々な経済指標を平易に説明。オフィスの机に辞書として置いておくのがベスト!

  • マーケット初心者の非常に有益。わからないことがある度に読み返したい

  • まぁ、さらっと読んで、知らない指標をチェックするぐらいでいいかな。

  • どちらかいうと簡易辞書のような本。
    便利です。

  • 経済指標について書かれた本です。

    経済指標の例え方がうまいし、イメージしやすかったです。

    株をやっているので、まとめの「投資アクション」は非常に役立ちます。

    ただ、本は、横書きにした方がいいのかな?

    そっちの方が読みやすいと思います。

    また、データの入手先は、日銀短観以外は、アメリカやイギリスのサイトのものだったので、日本のサイトから得られるものを掲載した方がいいと思います。

    新聞を読む際に、この本は役立つと思いますが、

    日本株を買う時の情報としては価値は、そこまで高くはないと思います。

    この本の視点が、広いのかな?

    もっと株取引視点の本は、あるような気がします。

    それにしても、面白い本だったと思います。

    ゾンビ銀行率、美人ウエイトレス指数などの面白い指標は目からうろこで、なかなか・・・・

    おススメの本です。

    ただ、少しネットなんかで調べることはあるかと思います。

  • タイトルの通り経済指標の解説書です。

    読む前は辞書みたいな本だと思っていたのですが、単純に読み物としても楽しめる内容になっています。


    経済誌や新聞でたびたび登場する経済指標が載っているので、

    これまでよく耳にするものの実はよく分からなかった指標をチェックすることで、

    より経済の知識に深みが増してくると思います。




    印象的だった指標としては「ウェイトレス美人指数」


    この指標はその名の通りウェイトレスの美人度を表す指数です。

    ウェイトレスの美人度には、雇用市場の様子が如実に現れてくるといいます。

    一般にサービス業において雇用者は採用する際、

    見た目のいい人間に重点を置いている傾向が強く出ており、

    好況のとき、美人は給料のいい仕事に付くため低給のウェイトレスにはつかないですが、

    不況のときは、仕方なく近所の安い飲食店でも働かなければいけないというわけです。




    このように難しい指標だけでなく、おもしろい視点から見た指標もあり自分なりの指標を見つけることも楽しみの一つかもしれません。

  • 経済指標についての説明本。

    一般的に知られている指標以外に、
    ウェイトレス指数のように一見経済と関係なさそうな指標も
    説明しています。

    全部で50あるので、読みたいときに読みたいところを
    読むとよいのではないかと思います。

    ビッグマック指数とかは理系の私にとっては新鮮でした。

    色んな指標について学んだあとは実践あるのみ。
    指標に対する理解を深めるためにもチャレンジしたいと思います。

  • 丸善の平積み枠で気になったので購入。(丸善にはWSJの洋書原著がありましたよ)

    計50にわたる米国経済を占う経済指標について"どのような要因で動くか"、"なぜGDPへの影響があるか"を軸に丁寧に記述されている。

    そもそものスタートをGDPを個人消費・企業投資・政府支出・貿易収支に分解することから始めている。
    ”GDPが上がるか下がるかを、この分類項目のどこが変化するのか”から推察しようというのが投資判断の材料となるということです。
    そして、各指標がどれにカテゴライズされるかをクリアにしているのが素晴らしい。

    最後のこれらGDP構成4カテゴリーに所属しない複合系指標があるのですが、指標同士を足してみたり、引いてみたりすることでインフレや不安の度合いがわかったりするわけで、この章も非常に興味深いです。

    あと、最後の最後にウェイトレス指数のオチがあるというのが、いかにもアメリカらしくて好いですよね。

  • 辞書的な本かと思ったが読み物に近かった。
    自分の頭を使って景気を予測しなさい、というこの本のメッセージはよく伝わってきた。
    家計貯蓄率のように専門家でも見解が分かれる指標もあるし空売り残高の利用方法など疑問点も残る。この本だけでは全然足りない。

  • アメリカの指標だけだが簡潔にそれぞれの指標の意味がまとめられていてわかりやすい。投資というのは長期の投資だけではなく、起動的にリスクポジションを増減させて利益を確定させていかなければいけない。

  • 人と同じ指標を見ていても人と同じようなことしか言えない、というのはまさにおっしゃるとおり!と膝を打ちました。
    個人的にはWSJからの日銀短観に対する評価の高さがサプライズでした。

  • どのような指標を気にして投資を行なえばいいのかは学ばないとわからないものであるが、この本にある50の指標を用いることができれば経済の動きを機敏に察知できるかもしれない。投資を始めようと考えてたのでとても有用な情報になりました。

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