私が官僚1年目で知っておきたかったこと

著者 :
  • かんき出版
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761268282

感想・レビュー・書評

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  • CHAPTER1 上司・先輩とどう付き合うか
    01 チームで働いていることを常に意識する
    02 上役は役職名で呼ぶ
    03 何かしてもらったら、必ず「ありがとうございます」と返す
    04 上司をよく観察しよう
    05 難しい上司こそ、学ぶところがある
    06 面倒を見てくれない上司に対する3つの仕組み作り
    07 相手をよく観察し、一番伝わる言い方を心がける
    08 時間泥棒に気を付ける
    09 文章の細かい部分は、上司の好みに合わせる
    10 「基本的な振る舞い」ができる人間が評価される
    11 感謝の気持ちとともに、一言のほめ言葉を添える
    12 上司の話を聞くときは必ずメモを取る
    13 上司も間違うことがあると肝に銘じる

    CHAPTER2 仕事をどう進めていけば良いのか
    14 仕事の効率を追求せよ
    15 チームのアウトプットに結びつかない仕事はやってはいけない
    16 仕事はすべて段取りである
    17 責任を取れない案件はすべてホウレンソウする
    18 議員からの資料要求はまず上司に相談する
    19 周囲の会話は、耳をダンボにして聞く
    20 職員の年次を覚えておく
    21 「お前は立派な戦力だ」と言われる日が来る
    22 外部の方の序列には細心の注意を払う
    23 歓送迎会は、段取りと気配りの力が問われる
    24 ヒットの繰り返しがホームランにつながる

    CHAPTER3 自らの能力をどのように高めていくか
    25 「公務員は一生安泰」と考えない
    26 英語、会計、ITは必須のスキル
    27 文章を書く際は、5つのポイントを押さえる
    28 英語が上達する3つの勉強法
    29 困難な時代こそ海外に学ぶ理由がある
    30 難しい言葉をわかりやすく伝える努力を続ける
    31 「自らの心の中にあるブレーキ」を取っ払え
    32 本は大人買いして、とにかく沢山読む
    33 「人を動かす」とは、「人の立場に立つ」こと
    34 フロー情報とストック情報の両方を取り入れる
    35 守・破・離の中でも、「守」が一番大事

    CHAPTER4 人脈をどうやって広げるか
    36 「省益の論理」から飛び出して、外に人脈を作ろう
    37 外部からの視点を持ち、自分の仕事を客観的に見る
    38 人脈を広げる3つのコツ
    39 本業で成果を出してこそ、課外活動も評価される
    40 「会いたい人に会える」特権を生かせ
    41 フェイスブックで人との距離を縮める
    42 外部の公務員人脈を増やす方法

    CHAPTER5 オフの日はどのように過ごすか
    43 オフを大事にしてこそ、仕事もうまくいく
    44 お気に入りのカフェをマイ勉強部屋・マイ図書館にする
    45 朝時間を作って勉強や交流会に充てる
    46 お金は貯めるよりも自己投資に使う
    47 仕事から離れてリラックスできるものを持つ
    48 今からリーダーになる訓練をしておく

    CHAPTER6 気持ちや志を高め、維持していくために
    49 どんな仕事もムダではない
    50 「自分の経験が少しでもお役に立てるなら」とお引き受けした
    51 市民の暮らしと安全を守る、やり甲斐のある仕事
    52 坂本龍馬は30代で花を咲かせた
    53 「何が必要なのか」「何が役立つのか」を考えよう
    54 尊敬できる人の良いところを積極的に見習おう
    55 没落の先輩、英国の政治から学べること
    56 「逃げ切れない世代」であることを自覚する
    57 内側からの改革者を目指そう

  • 若手官僚が書いた若手公務員に対するメッセージ本

    自分も準公務員なので、非常に参考になるところが多かった。
    むしろ、非常によく考えて行動している点が非常に憧れた。

    下記は、心に残ったフレーズ

    ・自分が当面実現したいことと、取り組みたいことを大まかに1~2年のスパンで決めておく程度。
    最優先で取り組むことを一つ決めて、他の活動はほどほどに抑えていく。『好きなこと活動をじっくり続けていく』という気楽な姿勢の方が、長続きする。

    ・1つの政策の裏側には、どんな大変な雑務が存在しているかということも、自分で経験しなければ分からなかった。たとえ自分の好みの仕事ではなくても、そしてスポットライトが当たらなくても、20代のうちはコツコツと経験を積んで自分を磨くことにより、30代以降に自ずと成果が出せるようになる。このため、自分の中の『志』を大切にし、尊敬できる先輩から学び、ポジティブな点を見出して自分にできることを挑戦することが、遠回りに見えても、大切ではないでしょうか。

    →たとえ雑用でも、コツコツやっていく姿勢の重要さ。焦らない大切さ。

    竜馬にとって、20代は『種まきの期間』だったのだと思います。人から評価されなくても、自分が信じることに邁進し、能力を磨いて力を蓄えていたのではないでしょうか。そして、時流を見極めて、30代前半で歴史の表舞台に颯爽と登場すると、一気にその鼻を咲かせました。

    20代のうちは知識を習得したり経験を積んで自分を磨く期間だと考えると良いかもしれません。20代に経験をコツコツと積み重ねることで、30代以降自ずと結果が出せるようになるのではないでしょうか。

    結果を出すことに注視しすぎず、焦らないでやっていこうと思いました。

    個人的には、非常にgood。

  • ●内容
    ・元官僚で、陸前高田副市長になった著者の仕事論。先輩が後輩に易しく仕事のイロハを教えている雰囲気。
    ・テクニカルな仕事論にとどまらず、後半では「オフの日」「社外人脈」「自己投資」の切り口で、仕事の土台について力強く語る。

    ●感想
    若者の仕事と人生について幅広く道を示してくれており、何かしら得るところがある。テクニカルな仕事術は明日からスグに採用できるし、もっと大きなスパンで将来を考えるとき、著者の「自己投資」の考え方は大いに参考になる。

    ○引用

    (仕事論)
    ・仕事の本質とは、一定のアウトプットを出すこと。どんな仕事でも、いかに早く、効率的に進めるかについて考えなければならない。秘訣は、無駄なプロセスをできるだけ省き、必要最小限のプロセスのみを実行し、アウトプットを生み出すこと。

    ・課内の仕事に対して耳をダンボにして気を配ることで、仕事のやり方を覚えるスピードが早くなる。「上司はどのように会話しているのだろうか」

    (仕事のテクニック)
    ・仕事は全て段取り。マニュアル化されてない仕事はつぎの段取りでやるとスムーズ
    1、必要な業務をすべてリストアップ
     順番は気にせずにどんどん書き出す
    2、各業務の順番を決める
    3、企画書を作成して上司や職場内の了解を得る。
    4、各業務をいつまでにやるか決める

    (読書)
    ・官僚の仕事の基礎はまず「文章を読むこと」。1本の法律を作るごとに、100冊単位の書籍や資料を読み込み、多くの情報ソースの中から必要な情報をピックアップすることを繰り返している。つまり官僚は「知識」が勝負の職業。そして、知識を得るためには「読書」が一番の近道。

    ・読書は最も費用対効果が高い自己投資。多くの本には、著者が人生をかけて獲得した経験や知識、ノウハウがまとめられている。そんな凝縮された経験や知識、ノウハウがわずか1500円程度で入手できる。そこで私は、ある知識を身に付けたいと思ったら、すぐアマゾンで検索し、関連書籍を10冊くらい大人買い。若いうちはチマチマと貯めるより本やセミナーなどに「自己投資」するのがよい。

    (仕事と人生)
    ・人生のスケジュールを考える。当面実現したいこと、取り組みたいことを大まかに1~2年のスパンで。著者の場合は次のとおり。
    1~2年目 仕事を覚えることを優先
    3~4年目 課外活動(異業種勉強会)
    5~7年目 海外留学(英国ケンブリッジ大)
    8年目移行 スキル習得(フォトリーディング受講、読書など)

    ●これやってみよう
    ・人生スケジュールの作成

  • 元陸前高田市副市長の久保田崇氏が20代前半の若手官僚に向けて書いた仕事術の書。
    具体的かつ実践的なアドバイスが並んでおり、実用的だった。(ビジネスマン一般に向けていいかはわからないが)

    重要だと思ったことは
    ・かならず挨拶すること
    ・上司は役職名で呼ぶこと
    ・周囲の会話に耳をすませること
    ・年次を必ず覚えること
    ・外部の方の序列を覚えること
    ・外部人脈を作ること(翌日にはお礼!)
    ・必要な業務をリストアップ、順番を決めて企画書を上げるなど、必要な業務をきちんと把握して周囲とコミュニケーションを密にとりながら仕事を行うこと
    ・気に入られるよう心がけること

  • 決して悪い本ではないと思いますが…「官僚に学ぶ仕事術」を読んでいると、それほど新しい情報は無かったように思います。
    どちらかと言うと公務員向けの本だと感じました。

  • 官僚向けと書いておきながらいっぱんむきでしょ?と思いながら手にとったけど、ホントに官僚向けの本でした。しかしながら参考になる考え方は随所にありました。
    シュハリはそうですね。

  • 自分の五感で、必要なこと・役立つこと・自分にできること、を考えることが大切。

  • 素晴らしすぎる。

  • 内閣府の官僚から、311後のボランティア活動を契機に陸前高田市の副市長を務める久保田崇。

    「内からの改革者」を貫く姿勢に共感を覚えて、手にした「私が官僚一年目で知っておきたかったこと」。

    基本的に、若手官僚に向けたメッセージになっているが、仕事を円滑に進めて行く上での「当たり前」や「動機付け」をわかりやすく伝えていて、ノウハウは一般会社員にも通じる。

    TPPならぬTTP「TETTEI TEKINI PAKURU」。
    良いと思ったことはTTP。

    このフレーズ、TTP。

  • 基本がおさえてあって、官僚・公務員向けっぽく語られているけど、普通のビジネスマン(特に若手)にも参考になると思う。
    特殊(極端)な状況というのは、ある事柄を際立たせると思う。
    官僚の世界の「人」(権力?)への対し方、法律などのともかく量がとてつもなく多く地道な作業への対し方、参考になるものはあると思う。
    さすがというか、文章が読みやすかった。

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