新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?
- かんき出版 (2012年7月2日発売)
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感想 : 27件
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Amazon.co.jp ・本 (247ページ) / ISBN・EAN: 9784761268473
感想・レビュー・書評
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最近タイトルに凝ったビジネス本をよく見かける。数ある作品の中から手にとってもらうための戦略なのだろうが、残念ながら中身が伴っていない本も多いのが現実である。しかし、そんな心配をよそに本書は決してタイトルに負けていないのだ。
ビジネス本の多くは、コンサルや評論家の視点から書かれているが、本書は商品開発に携わった女子中学生、企業の若手社員、解説のCMプランナー澤本氏、の3つの視点で構成されている。主役である女子中学生と若手社員の熱意、ツッコミをいれる冷静な第3者の澤本氏、と非常にテンポとバランスが良く読みやすい。
本書では商品開発に熱中する女子中学生と、彼女たちをサポートしながら、自らも成長する若手社員に焦点が当てられている。しかし注目すべきは冒頭部に登場する、岩塚製菓の社長が品川女子学院の校長先生に宛てた手紙ではないかと思う。
他人の影響を受け感動したり共感する人は多いが、相手に熱意を伝えるために手紙を書いたり、当人を実際に訪ねるなど、直接的な行動に移せる人は少ない。現状を好転させるために考えるより動く、この行動力こそが社長から社員への強く寡黙なメッセージに見えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆「とんでもないこと!?」の解決方法を探る、新しいタイプのビジネス書☆
「味しらべ」「ふわっと」などのヒット商品でおなじみ新潟は長岡市の岩塚製菓。
かたや知る人ぞ知る「28プロジェクト」で受験者を激増させた都内の中高一貫女子校・品川女子学院が、商品開発コラボに取り組んだ!
上場お菓子メーカーの理想と現実の葛藤を乗り越えた、14歳と28歳の「会社を変える物語」がここに……。
ソフトバンクの「犬のCM」などを手掛けた気鋭のCMプランナー・澤本嘉光氏のツッコミ解説も光るセミ・ドキュメンタリー。
すべて実話です(^_^;)
装丁はトヨタ「ReBORN」、サントリー「BOSS」、エステー「エアカウンター」などのデザインを手掛ける佐野研二郎氏。
『ストーリーとしての競争戦略』著者の楠木建氏が推薦&あとがきにインタビューも収録という豪華メンバ-! -
面白かった。そして羨ましかった。
私もこんな体験を学生のころにできていたら楽しかっただろうな。
ROCKGIRLSにしてもそう。会社のあり方、社員の心構えを変えるのは簡単なことではない。長く仕事をしていれば自然とやり方を覚えていって、対立を避けたり、無理をしなくなったり、小さくまとまってしまう人も多いだろう。中学生とのコラボレーションという一見ボランティア的で面倒なプロジェクトを通してそんな自分に気づかされ、自ら変わっていったのは素晴らしいと思う。
タイトルにある「とんでもないこと」というのがなんなのか読み終わってすぐはわからなかったけれど、人の意識や行動を変えてしまうというのは、確かに「とんでもないこと」かもしれない。
でもこれ、普通の書き方じゃだめだったんだろうか。別の方も言っていたけれど女子中学生のパートが絶対中学生書いてないだろって文章で、正直萎えた。 -
とても馴染みのある おせんべい屋さんが東京の中学生とコラボをしてお菓子を作ったとテレビ番組で紹介されていたので読んでみました。意外ときちんと取り組まれていてとても興味深かったです。もっと早く知っていたら 是非買いたかったな~(^O^) わたしの母校でもこんな企画があったらと羨ましく思いました。
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ふわっとっていうお菓子は食べたことがある
大きめな袋で軽い口当たりの揚げせんべい
美味しいけれど、大き過ぎて食べにくい
それが女子中学校とのコラボ商品を作ったらしい
授業としての取り組みはユニーク
かなりの時間をかけての
こういう経験を子どもにさせてあげたいけれど、できる学校は少ないだろうな
でも、教育って関わっている教師次第で大きく変えられるんだね
そして、会社も人が動かしている
子どもたちと関わったことが大きな刺激となって、会社に雰囲気も変わったみたい -
岩塚製菓 1947 三島郡越路町創業
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品女中学生の頑張り、ROCKGIRSの気づきの甘く切ないコメントとツッコミ役の澤本氏の辛口コメントが微妙にマッチしたビジネス書です。
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アイディアを生み出す時に壁となるのは、自分が属している組織(会社や学校や、自分の仲良しグループなど)の中での常識であるように感じた。いったんは内部事情をゼロにして考えることが大切だと感じた。
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品川女子学院の28歳のときになりたい自分になるための教育という『28project』は非常に興味深く、岩塚製菓とコラボして作った『ふわっと』というお煎餅を最近探し歩いている。
このコラボレーションは学生にとって勉強になるだけでなく、むしろ企業側にとってもできないという思い込みが単なる思い込みに過ぎなかった事に気づくいいきっかけになったようだ。やっぱり年を重ねるにつれ、頭が固くなるんだろうな。私自身にもいい気づきを与えてくれたイチオシの一冊。 -
おせんべい屋と女子中学生がコラボして商品開発!?企業コラボレーション総合学習で有名な品川女子学院と岩塚製菓株式会社との商品ができるまでの詳細な記録、そしてそのユニークな取り組みから何が生まれたのかの、その感動の物語。
自分は本書で始めて品川女学院を知ったが、そのユニークな授業に驚いた。企業とコラボし実際に商品開発、それを本当に売り出すという。
ある雑誌でそれを知った新潟のおせんべい屋が、学校に手紙を出すところから話は始まる。
会社の論理や視点などお構いなく女子中学生達は斬新なアイデアをぶつけてくる。その異質な考えに社員達は戸惑いながらも、その情熱に突き動かされて商品開発は進む。
そして実際にコラボした商品がヒットしていく様子は、読んでいる側も思わず微笑んでしまう。
こんな授業だったら自分も受けてみたかった、と思うのは自分だけなのだろうか?
他の学校でもこの制度は見習ったら面白い何かが生まれるのでは?と思わせられてしまう。
商品自体は継続してのヒットとならず課題も残ったが、双方に様々な貴重な経験や知識などの成果をもたらしたようだ。
過去の成功を握りしめ現状維持を選択した企業は、遠からず市場から退場を迫られる時代。
異質な視点やアイデアが企業を活性化させることを、この本は物語っている。 -
楠木健氏推薦ってオビに書いてあったので買った。コラボに参加した学生の日記風記録を娘に読ませたら何か思うことあるかな、と。
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【新刊情報】新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!? 675.3/イ http://tinyurl.com/8r8gpt8 新潟のおせんべい屋さんと東京の女子中学生の商品開発コラボはうまくいったのか!? #安城
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品川女子学院の生徒さんと岩塚製菓の若手社員さんたち(PJ名:岩塚女子学院 略称:岩女 通称:ロックガールズw)が、乙女をターゲットにした商品開発を通じてコラボレーション。
品女の皆さんの、ひたむきに製品を語る努力はプレゼンテーション能力の向上につながり、一方でむしろコラボに軽い畏れを滲ませていた節のあるロックガールズは、製品に固定観念を与えていたのが実は顧客ではなく自分たちであったことに気づく。
品女さんと岩塚製菓さんの沿革が見開きになっているページがあるのですが、対象項目の差に萌えた。ギャップ萌え。「岩塚製菓:年間売り上げ額401億2723万円、品川女学院:蔵書数3万7000冊」
スペシャライズドという自転車メーカーは競技者にパーツ売りを展開し、組み立ててもらった設計を収集し製品化する中で今のマウンテンバイクの原型を得たという話を思い出しました。 議論の過程、設計の過程そのものをデザインすることの重要さを、改めて教えてくれた一冊。 -
万座ビーチホテルのロビースペースで
読み終わり。
今日は午前中雨だったので、読書
タイム。半日で読み終えたので、
読みやすい本だと思います。
ただ内容的には、あんまりかなと思いました。マーケティングの本のように
売り出しているようですが、どちらかというと、CSRとしての捉え方の方が正しいと思います。やっぱり学生的な素人さが出ていて。本自体のプロモーションには疑問が -
痛快だった。ほんとうに大事なことを再発見できる一冊。働きはじめてプロかぶれだった自分にカツイレしてくれた。
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知り合いがお薦めしていたので読んだ本。食品メーカーで製品開発というまさに同じ業務をやっている者としてわかってはいたけれど改めて指摘されると痛いお話が多かった。特に商品開発が意外に職人技ってのは同意。
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最近よくみかける「岩塚製菓」(おせんべいやさん)と品川女子学院によるコラボ企画(「ふわっと」の商品販売)のドキュメンタリーちっくな回想録。会社側の担当者/学校側の生徒による感想がメインで間にCMプランナーが入り解説をしています。
コラボによる商品開発っていうとゴールをCSRと置くのか?企業認知度UPなのか、売上増を期待するのか、利益をあげるのか?ってところでも違うけど、意外にあいまいだったww(社長の鶴の一声で始まったよう。)
ただ従業員の話が面白い(今回このPJのため部を横断してメンバーがアサインされた)のがやはり「自分たちで制約を決めていた」のを認識するところ。
また制作部は「マーケやマスによる告知」企画部は「商品の質」が改めて重要だと感じています。
あげくに学校側の先生らに「SNS」の啓蒙のなさを指摘されるところは両者それぞれでほほえましい・・・
ありきたりな話ではあるのだけれども「初めて仕事をしたとき」を思い起こさせてくれる本です。 -
初心を思い出します。仕事をするって、どういうことなのかを考えていた新入社員時代、答えが出ないまま今に至っているのではないかと、自分を恥じる気持ちです。うーん、明日も頑張ります。
