10年先まで生き抜くリーダーの条件

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761268558

作品紹介・あらすじ

人口減少社会とグローバル化が一気に押し寄せる経営環境のもと、売上ダウンによる赤字圧力はかつてないほど高まっている。
こうした環境下でも力強く利益を出し続けるビジネスリーダーはどうあるべきか、累計22万部「社長のノート」シリーズの著者が、縦横無尽に語りつくす。
ベースとなるのは、グローバル企業で語り継がれてきたマネジメント手法をアレンジしながら、著者が独自に確立した経営論。深層心理学を駆使したチームマネジメントなど、類書にはないディープなノウハウも満載!

感想・レビュー・書評

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  • 10年先まで生き抜くリーダーの条件
    2012/8/1 著:長谷川和廣

    企業とリーダーを取り巻く状況は劇的に変わった。戦後の高度成長期やバブル期とは全く異なる経営環境のもと、私たちは生きるか死ぬかの戦いに打って出なければならない。

    10年先まで生き抜くリーダーは、異常値をいち早く察知し、問題を解決しなければならない。異常値の原因は多様であり、一筋縄ではいかない。そんな解決策を根本としてリーダーのあるべき姿を以下の6章から成る。

    ①リーダーとは「利益を生み出すシナリオ」を描ける人である②「利益を出すシナリオ」の描き方
    ③ヒット商品を生み出すのがリーダーの責任だ
    ④「社員の意識改革のシナリオ」はこうすれば描ける
    ⑤一人一人を戦力化する「部下指導のシナリオ」
    ⑥「利益を出すシナリオ」を実現した先にある企業の使命

    怖ぇ。著者のいうリーダーもそうであるがおそらく著者はものすごく怖ぇ人である。しかし、著者が冒頭でも述べていたように厳しいこの時代は生きるか死ぬかの戦いの最中にいる。そこではやはり著者のような怖ぇというか厳しく本気の本気で本質と向き合う気持ちを持ち立ち向かっていく人が必要なのである。

    2012年から時は経っているもより厳しい外部環境となっている昨今においてはさらに厳しいリーダーが求めれる側面もある。著者の考えを知るにつれ自分の甘さを痛感してしまう。

  • リーダーの条件とは?

    →目標設定力、企画力、実行力が必要
    環境が常に変化している中で、理想的な商品、サービス、ビジネスモデルが何なのかを探し続け、利益を出すシナリオを描く
    つまり、競争条件の分析が前提
    部下の考える力を取り戻すには、適切な目標設定が重要

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著者プロフィール

1939年千葉県生まれ。中央大学経済学部を卒業後、グローバル企業である十條キンバリー、ゼネラルフーズ、ジョンソンなどで、マーケティング、プロダクトマネジメントを担当。その後、ケロッグジャパン、バイエルジャパンなどで要職を歴任。ケロッグ時代には「玄米フレーク」、ジョンソン時代には消臭剤「シャット」などのヒット商品を送り出す。

27歳のときから、経営環境や社会の動向、有益な仕事術、組織運営、生き残り術、部下やクライアントからの相談事とそれに対するアドバイスなどのエッセンスを「おやっとノート」として書き留め始める。この習慣は81歳の現在も続いており、その数は300冊に達する。これをもとにして出版された『社長のノート』シリーズ (小社刊)は累計35万部を超えるベストセラーとなった。

「2020年 『【決定版】2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート final』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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