- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761268589
作品紹介・あらすじ
企業が現在の激しい競争社会を生き抜くためには、
戦いに勝つための、「戦略」が必要となります。
ドラッカーは多くの著書において、
経営戦略上、重要なことについてしっかり述べています。
ただしそれは、他の多くの経営戦略論の本が示すような、
マニュアルに沿った、画一的な戦略や計画のつくり方を
指南するものではありません。
「事業とは何か」「顧客はどこにいるのか」といった、
「戦略思考」(戦略的に考えること)をするうえで絶対に外せない、
本質的なことを説いています。
私たちは本質を理解すれば、確固とした土台を築くことができ、
具体的に考え、行動していけるのです。
私は経営コンサルタントとして、
16年にわたって、200社以上の企業経営に携わった経験から、
「ドラッカーの戦略思考」が成果に結びつくことを確信しています。
本書は、ドラッカーの多数の著作にまたがって展開されている、
「ドラッカーの戦略思考」の知識を一冊に凝縮し、
「最小の努力で、最大の成果を生み出す」ための
ドラッカー理論のノウハウの真髄をお伝えします。
感想・レビュー・書評
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読み返しが必要な本。1回目はさらっと。2回目はじっくりと読んでみた。自分なりの戦略思考を組み立てて、PDCAしないと意味がない。時間をとって戦略を練りたい。年末の課題だな。
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①顧客の利益
②自社の利益
③将来の利益
④現在の利益 高次限でバランスが重要 それぞれトレードオフ
7つの習慣
①ビジョンを持つ②仕事に誇りを持ち完璧を求める③日常に継続学習④定期的に検証と反省⑤期待を記録して結果と比較⑥新しい仕事が要求するものを徹底的に考える⑦「どのような人として記憶されたいのか?」
顧客の創造(関係するすべての人)→会社は最低限度の利益で十分
会社の利益は将来の費用
顧客や市場の分析→フォード「自動車がない時代に消費者に聞く→もっと早く走る馬が欲しい」
Management by objects and self-control
環境分析 任天堂→携帯ゲームは関係ない。敵はプレステ,Xbox→赤字へ→
仕事が正しいかどうかは,自分ではなく経営環境が決める。
理念(ミッション)がぶれないもの→具体的,精神論ではない。
行動規範→想像の余地を入れない。
戦略目標(ビジョン)→いつまでに・ここまで達成する。
不易流行→時代を超越し変わらないものと時流に応じて変化するものは両立
「どう売るか」ではなく「売れるものは何か」→顧客が満足,購入したい。
マック原田社長「飽和状態では?」→「マックのシェアは2%。98%はまだ他社。」
ジャック・ウェルチ→「市場シェアはまだ少ない」→社員のシェア拡大の意欲を意図的に作り出した。
ビジネスにおける知識=情報を成果に変える能力
強みを顧客に分かる言葉で表現する→うまい× 甘さ25%アップ○
強み(コアコンピタンス)を定義する。
創造的模倣戦略「イミテーションを戦略的に考える」
~を変える①サイズ②形③順番④置き方⑤組み合わせ⑥新しく付け加える⑦外す⑧スピード⑨上下⑩高さ⑪温度⑫用途⑬味⑭色…
差別化のチャンスとリスク
①負うべきリスク→そのビジネスで避けられない
②負えるリスク→大した影響はないか?
③負えないリスク→取り組まないべき
④負わないリスク→機会損失,縮小産業への無駄な傾注
リーダーの役割 優秀な人がこの職場はおもしろいと感じ,夢中になる環境 -
分かりやすいと言えばそうなのだが、すこしお手軽すぎるかも。
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1ビジョンをもつ 2仕事に誇りをもち、完璧を求める 3日常生活の中に継続学習を組み込む 4定期的に検証と反省を行う 5期待を記録して結果と比較する 6新しい仕事が要求するものを徹底的に考える 7どのようなひととして記憶されたいかをきめる
経営理念ミッション 戦略目標ビジョン 経営方針 経営戦略 経営計画
戦略目標で向かうべきゴールを明確にする
着眼大局、着手小局 荀子
正しいチャンスを選び、正しいリスクを受け入れる -
元本と一緒に読むと、より理解が深まりそうです。