スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

  • かんき出版 (2013年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784761268947

感想・レビュー・書評

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  • 7~8年前に買ったけど本棚に眠らせていた本書、意を決して読んでみたらわかりやすい。

    王道の経済学の本だけど、数式もほとんど出てこなくて読みやすかった。
    さすがにちょっと例えが古い(エンロン事件とか今の子知ってる?)ので、当時読んでればもっと臨場感持てたのにと後悔。

    経済学をまた勉強しようと思ったのは、選挙でSNSの影響が大きくなっているのに影響されたからっていうのが大きい。

    消費税とか最低賃金の問題とか、やっぱり感情論で考えては危ないと思うんですよ。だからどの政策でどんな影響があるのか、ちゃんと芯となる考え方を学ばないと。

    やっぱり経済学は物事を論理的に考える練習には最適で、この本はそのことをわかりやすく伝えてくれる良書。

    まぁ、今なら似たような内容でより新しい「イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章」という選択肢もあるかといったところ。

  • 現代の経済について様々な問題提起についてかかれた一冊。

    ミクロ経済について政府の政策や企業の戦略、雇用などの社会のシステムについて経済学の観点から著者の考えに基づいて書かれていました。

    自分の身の回りのことや社会で起きていることについて経済学の観点からの考え方が本書で身に付きました。
    ニュースなどで議論されていることも経済学の観点から考えると納得できる部分も多く、非常に勉強になりました。

    スタンフォードの学生に向けたものなので、話題がアメリカのものが中心となっていますが、絶対的な答えはなく、最適解となるべきものを追求しているのが経済の本質ではないかと感じました。
    そして、今具体的に起きている事象について自分なりの最適解を見つけるための知識を得れる一冊だと感じました。

  • スタンフォードとミネソタ大学で「学生が選ぶ講義が上手な教師」で1位を獲得した著者の、ティモシー.テイラーと、日本では有名な池上彰が監訳ということで、経済学の入門を勉強したいということでこの本を選んだ。

    経済学の考え方、経済学の基礎となる問いは
    ・社会は何を生み出すべきか
    ・どうやってそれを生み出すのか
    ・生み出されたものを誰が消費するのか

    ミクロとは、個々のプレイヤーに注目し(個人や企業、政府)商品やサービス、労働、資本

    物事にはトレードオフがある
    何かを重視すると、別の何かが疎かになってしまうような、両立し難い関係のこと
    経済学では常にこのことを頭に入れ、この対策をすれば、ここは改善されるが、こっちが不安定になるぞ。という考え方が大事

    中でもさらに複利についてさらに勉強したいと思った

  • 経済についての基本的な考え方が身に付く本。
    ニュースや新聞を読む時に、視点が増えて自分なりに意見を持てるようになると思う。そのために必要な経済学の知識(価格の決まり方、市場と政府の関係など)がまとめられている。
    この本についてではないが、個人的に投資についての部分は、両学長のYouTubeで勉強していたから、内容の理解が容易だった。何かを理解したり考えたりするためには、ある程度の基本知識が必要で、それを身につけることが教養を深めることなのだろうと思った。

  • 図書館で借りた。分かりやすいんだけどなあ

  • 紹介されていた話題の中から3つご紹介します。

    1.価格と需要の弾力性という考え方について・・・

    例えばタバコについてです。タバコはジリジリ値段が上がって来ています。私が大学3年生くらいの時は確か・・・マイルドセブンライトというタバコが220円だったと思います。ところが、今は420円くらいだったと思います。実に倍くらいになりました。

    全体的な物価のバランスから見ても値上がりの幅は極端です。

    さて、一般的に何かの商品の値段が上がったら、買い控えが起きます。値段の上がり幅がもともとの価格の倍などといったならば、できれば他の商品を買って代替したいところでしょう。

    価格が上がるとその商品への需要が大きく減る場合。そのケースを弾力性が大きいと言います。

    では、タバコの場合は弾力性はどうでしょうか。弾力性は小さいのです。弾力性が小さいとは、価格が上がることが需要にさほど影響しないということです。

    今タバコは420円ですが、これが、500円になったら、あるいは700円になったらそれにともなって需要は激減するでしょうか。しません。その理由は他に代替できるものがないからです。

    ここで、本来のメインテーマの経済の話からは若干脱線しますが、以前何かで読んだタバコにまつわる話をご紹介したいと思います。

    タバコは煙を吸うことによってニコチンを脳に運びますが、煙を吸うことほどニコチンを効率良く脳に運べるものはないそうです。

    ニコチンが脳に運ばれると、瞬間的にドッとドーパミンが放出されます。ドーパミンは快感物質なので、リラックス出来たような、あるいはほっと出来たような感覚になるんだそうです。

    ニコチンを脳に効率的に運べるタバコの代替となるようなものがないため非弾力的なのです。

    価格を10%値上げしても、需要量はたった3%しか下がらなかったそうです。

    ここで話を労働市場に置き換えるても同じような話が出来ます。

    今は亡きウラディーミル・ホロヴィッツのピアノリサイタルのチケットは非常に高価でした。それでもチケット入手が困難な程人気が高かったのは代替がきかないからです。ホロヴィッツのピアノはホロヴィッツでなければならなかったからです。

    2.宝くじの当選金について(アメリカであったケース)・・・

    日本の宝くじと違いアメリカの宝くじの当選金は桁違い。そんな話を聞いたことがありますが、その当選金の示し方が一時アメリカで問題になったそうです。

    当選金額の大きさをアピールするために全額の表示がされていますが、実はそれはすぐに受け取れる金額ではなく、30年に渡って受け取った額の総額だったんだそうです。

    ところで・・・現在の100万円の価値と、1年後に受け取る100万円の価値は違います。

    何故でしょうか?例えば、今100万円もらえるのと、1年後に100万円もらえるのであれば、誰だって今100万円もらえる方を選びます。

    その理由は、1年後なんてどうなっているかわからないと直感的に考えるからでしょうし、また、もし今100万円もらってすぐに定期預金すれば、わずかかもしれませんが利子が生まれると考えるかもしれません。

    従って現在の100万円と1年後の100万円の価値は違うのです。

    であるならが、30年に渡って受け取った賞金の総額と現在示された賞金の総額は全然意味が違うことになります。

    3.規制緩和と技術革新について・・・

    何かのサービスを提供する企業は1社独占でない方が消費者にとってはありがたいケースが多いです。

    例えば、夜になって疲れたしお腹も空いたし喉も乾いたので居酒屋さんに行こうと思ったとします。たまたまターミナル近くに職場があるのでターミナル付近の多くの居酒屋さんの中から値段も手頃なお店に入ることにしました・・・

    これが、その街に1軒しか居酒屋さんがなければ、お店同士で競争がなされないので、品質にも価格面でもサービス面でも消費者にとってうれしいサービスを期待することは難しいかもしれません。ライバルがいませんから、適当なところでまあいいだろうと企業努力をしないことが考えられるからです。

    ところで、ここ20年ほどでインターネット、通信、スマホの技術や製品は飛躍的な進化を遂げました。

    それは独占状態にあった通信業界が規制緩和され競争可能となったからだそうです。

    ここまで発達した通信環境はまた別の問題を生んでしまったかもわかりませんが、それでも生活に大きな便利さがもたらされたことは事実です。

    適切な規制緩和は大きな技術革新をブーストさせるのです。

    ・・・

    今まで私が読んだ経済学の入門書の中では最も読みやすかったです。

    身近な例も多く取り上げられていてイメージがし易く、理解もし易いのでお勧めです。

  • #読書開始
    ・2015/6/25
    #読了日
    ・2015//
    #経緯
    ・職業柄、経済学を理解しておくべきなので勉強するため購入。
    #達成、満足

    #感想

    #オススメ
    ・対象者(年齢、性別、業界)

  • 経済学はいつかは勉強しなければと思いながらなかなかできていなかった。来期の授業でマクロとミクロを履修するための予習として読んだ。数式もほとんどでてこずいたってシンプルに説明されている良書。しかしこれはあくまでも入門であるから実際は数学モデルを使えてやっと一人前であろう。

  • ミクロ経済ってやつの基本が学べます。
    需要と供給、市場、価格統制、投資、競争、規制などなど。

  • マクロより後に読んだが、まあ、わかりやすい。
    ただ、本当に初歩の初歩なので、勉強したことのある人にとっては物足りないかも。

  • 2014.3.13 am1:15 読了。やっと読み終わった…。私は経済学を全く知らなかったが、平易に著されていたため理解しやすかった。脚注にある用語解説が嬉しい。アメリカを具体例に経済学を説明する。そのため、日本経済に触れることが殆どない。経済学ってどんな学問か知りたい人には良い本だと思うが、日本経済を具体例に色々知りたいという人には不向きかも。でも経済学の概要はおさえられているのではないかと感じた。読んだだけで経済学の概要を理解し、覚え切れたとは思えないので、これから度々再読するとともに、類似書籍を読んで知識を定着させていきたいと思う。次はミクロ編を読む!

  • 《第2章 分業―1人では鉛筆1本つくれない》p32

    経済学の教育者であったレオナルド・リード『僕は鉛筆(I, Pencil)』というエッセイ。

    「コア・コンピタンス」:その企業の核となる独自の強み。他者にまねできない技術やノウハウなど。p35

    アダム・スミス「水とダイヤモンドのパラドックス」:交換価値と使用価値の区別。p46

    リスク度合いを測る目安として、株式投資の古典的名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者バートン・マルキールは「安眠度」という指標を用いた。p125

    ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI):市場の競争状態を表す指標。数字が小さいほど競争が激しく、大きいほど独占状態に近い。p151

    「総括原価方式」:料金規制の一種で、サービスの提供にかかる費用をもとに価格を決定するしくみ。コスト増大などのデメリットも指摘されている。↔「料金上限方式」p164

    モリー・オーシャンスキーが編み出した貧困基準(ライン):貧困かどうかの基準は食費を3倍にした生活費があるかどうか。p201

    「負の所得税」:累進課税システムの1つで、所得が一定ライン以下の人びとは政府に税金を納めずに、逆に政府からお金をもらう制度のこと。p210

    ミシガン大学の「PSID- Panel Study of Income Dynamics(収入動向に関するパネル調査)」:ミシガン大学が行ってる大規模な収入動向調査。人びとの収入の変化を長期的に追っている。p220

    【企業と政治のガバナンスにおける情報の非対称性の問題】p240
    「プリンシパル・エージェント理論」:誰かが誰かに仕事を任せるとき、きちんと仕事をさせるにはどうすればいいかを考える理論。

    【3つの重要なポイント】p254
    ①市場は、かぎられた資源を分配するための非常によくできたしくみである。生産性アップや技術革新、資源の節約、消費者のニーズの充足といった目的が効果的に実現され、生活水準の向上につながっていく。
    ②市場のしくみは、うまくいかないときもある。独占や不完全競争、公害に代表される負の外部生、技術の停滞や公共財の不足、貧困、格差、情報の非対称性による弊害、監視とコントロールの難しさなど。
    ③政府は市場の問題を解決するうえで大事な役割を負っている。しかし、政府も不完全な存在であり、問題をかえって大きくしてしまうことがある。

    Conclusion:
    経済を考える上でもっとも大事なのは、プラグマティックになること。

  • 経済学入門ミクロ編。スタンフォード大学で一番人気の経済学の和訳版。わかりやすい事例が随所に織り込まれており、非常に読みやすい。経済学ってなんとなくわかったつもりだけど・・・、という方におすすめの一冊。

    ①自然と均衡点を求めていく需要と供給の考え方の理解。
    ②「①」が上手く機能しきれない市場における規制と緩和の存在。
    ③どんな事象を選択するにせよ、トレードオフが発生すること、
    の3つがポイントだと思いました。

    自分の業界に置き換えると、商品代替性により需要減→が、供給量は無理に維持しようとする→供給過多→価格下げ圧力→経費増→利益減の流れ。経費を下げるためには、入口の需要減退をまず退治しないとならないのだが、これがまた難しい。。。

  • 学部レベルで数式を使わない経済の教科書を探していたのだけれどもこの本が最も分かりやすいかも。もともとマクロ経済の本を探していたのだけれども、上下巻で上巻はミクロでした。

  • 大学でも経済学に特に触れていない私でも理解不十分なところはあまりなく、とても読みやすかったです。

    あくまで入門なので、ある程度知識がある人は物足りないかもしれませんが、ひとつひとつ経済用語の説明と具体例まですごく丁寧に説明してくれて1章1章がとてもスッキリ読めます。
    マクロ編も読んでみようという気になりました。

  • 経済学の本だが非常に読みやすく、分かり易い本だと感じた。
    特に5章の価格弾力性や、8章の個人投資はわかりやすく勉強になった。

    経済学を考えるときの3つの問
    ・何を社会は生み出すべきか?
    ・どうやってそれを生み出すのか?
    ・生み出されたものを誰が消費するのか?
    は、経済システムの基礎となる考え方を簡潔に表したものだと思う。

    また、個人的に響いたことは、下記のセリフ。
    個人投資で成功するためのアドバイスは結局の所ただ1つ。
    「お金を貯めること。」「それもなるべく早くはじめること」

  • 非常にわかりやすかった。買ってもいい。
    価格弾力性についてのタバコの話は覚えておきたい。

  • 工学系を専攻し、そちらの分野で就職して数年。経済のことなど全く分からずよく分からないシステムに金を持っていかれる生活。
    世の中で何が起こっているのかくらい知らないとと思い、最近経済の勉強を始めようと考えた。
    そこで経済の本で、読みやすそうで出版が最近なものと考えてこれを選択。

    当たり前だよね、というような論理で経済活動・政策が打たれているということが理解できた。
    つまり、非常に平易に書かれているということ。
    恐らく経済をかじったことのある人にとってはとても退屈なんじゃないかなと思う。

    引き続きマクロ編も読んでみたいと思う。

  • 目次
    第1章 経済学とは何か
    第2章 分業
    第3章 需要と供給
    第4章 価格統制
    第5章 価格弾力性
    第6章 労働市場
    第7章 資本市場
    第8章 個人投資
    第9章 完全競争と独占
    第10章 独占禁止法
    第11章 規制と規制緩和
    第12章 負の外部性
    第13章 正の外部性
    第14章 公共財
    第15章 貧困と福祉
    第16章 格差問題
    第17章 情報の非対称性
    第18章 企業と政治のガバナンス
    「The Instant Economist」 Timothy Taylor

  • トランポリンのようなセーフティネット
    経済を知らなければ、まともに議論ができない
    交換価値と使用価値は必ずしも一致しない(ダイヤモンドVS水)
    価格弾力性(価格の変動によって、需要や供給が変化する度合)

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