「上司に話が通じない」と思ったときに読む本 理解され、認められるための聴き方・話し方のルール

濱田秀彦

• かんき出版 (2014年5月19日発売)

感想・レビュー・書評

[morinokazedayoriさんの感想 · 2016年11月1日]

やりにくい上司と上手く意思疎通するためには、話しかけるタイミングや上司の求めている情報が何かをよく「察する」こと。「話し方」や上司の話の「聴き方」にはコツがあるので、セオリーを習得すること。加えて、上司の性格を見極め、その性格に合うような話し方にチューニングすることが重要だという。上司に限らず、配偶者や取引先など、やりにくくても関係を断ち切るのが難しいどんな相手にも使えるコミュニケーション法だと感じた。相手の不愉快な言動に惑わされることない、大人の対応を身につけたいと思った。

著者プロフィール

株式会社ヒューマンテック代表取締役。1960年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。住宅リフォーム会社に就職し、最年少支店長を経て大手人材開発会社に転職。トップ営業マンとして活躍する一方で社員教育のノウハウを習得する。1997年に独立。現在はマネジメント、コミュニケーション研修講師として、階層別教育、プレゼンテーション、話し方などの分野で年間150回以上の講演を行っている。これまで指導してきたビジネスパーソンは4万人超。おもな著書に『上司のタテマエと本音』（SBクリエイティブ）、『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』（実務教育出版）、『社会人1年目からの仕事の基本』（ディスカヴァー・トゥエンティワン）など多数。


「2021年 『「ニューノーマル」最強仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」