自然食の裏側

著者 : 三好基晴

• かんき出版 (2014年6月4日発売)

感想・レビュー・書評

[はれさんの感想 · 2022年7月11日]

我々に見えない現実を教えてくれているのはありがたい！でも、結論として何も安心して食べられるものはないということになってしまう。何を信じていいかわからなくなった。日々危険に晒されていることを自覚しながら、少しでも気をつけて食べるしかない。
最後の、こだわりの調味料やパンなどを細々と作っている所を紹介してくれたのはありがたかった。

[anteru2011さんの感想 · 2014年10月12日]

自然食や有機食材の中に、これほど危険な事実があるとは、薄々、想像したことはありますが、ここまで語られると、何を食べればいいのか、わからなくなるというのが本音です。
つまり、私たちの身の回りの食べ物は、危険な状況であるということを忘れないで過ごすしかないのだと思います。
最後に、具体的な良い食品・食材が述べられていましたが、もし、大量生産がかなわないのであれば、きっと、誰もが利用すれば、良さは失われてしまうのでしょう。

中国の食品会社だから危険！という発想を単純にしている方には、一度、読んでもらいたい一冊です。国産だって、リスクはあると気づいてもらえるでしょうから。（恐れていては何もたべられなくなりますが）