人を操る禁断の文章術

  • かんき出版
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感想 : 228
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761270568

作品紹介・あらすじ

たった1行で、人は踊らされる。メール、企画書、LINEで使えるメンタリズムシリーズ最終兵器。

感想・レビュー・書評

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  • 「書かない」3原則
    原則1:あれこれ書かない
    原則2:きれいに書かない
    原則3:自分で書かない

    折に触れ手紙をいただく事がある。どの手紙もとても嬉しい。常套句を並べた美しい文章も嬉しい。しかし、文が乱れていようとも、シンプルに私に寄り添ってくれている手紙は、読んでいて本当に涙が溢れてきた。まさにこの3原則だなと実感した。

    人を操るというと人聞きが悪いが(笑)、相手の事を第一に考えるという点も、意外と盲点かも。ビジネスメールにせよ、プライベートメールにせよ、結構自分自分になっている所があるのは確か。改める個所だらけだけど、早速明日からのメールで気をつけて書いてみよう!

  • あれこれ書かない:ワンメッセージ・ワンカムアウト
    (今しか見れない姿、残しませんか?)

    きれいに書かない:感情を込めて読み手の想像力を刺激する

    デメリットは正直に書く

  • □要約
    ◯文章の優位性
     1度書けば半永久的に働いてくれる。
     同じ内容を大量に送ることができる。
     イメージの操作が容易
     書き直せる
     読者の反応を見て微調整できる
    ◯文章は読ませるのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書くのです。
    「あなたの思う世界最高の美女とは?」
    ◯メンタリズム文章術の3原則(土台)
    ①あれこれ書かない
    あえて短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く。
    人は受け取った情報が足りないときは、想像や予測で判断する習性があります。
    誰が読むのかを想像する。
    前提となる知識のない人に制度や歴史をくどくど説明しても意味がない。
    結局、人の心を動かすエンジンは相手の中にしかなく、文章はそのスイッチを押すための道具に過ぎません。
    ②きれいに書かない
    小綺麗でお利口な文章では人を動かせない
    ③自分で書かない
    読み手の心を読んで書く
    書く前にどれだけ調べられるかで勝負は決まります。 
    魅力的なキーワードを散りばめる→読み手がキーワードに気づく→読もうと思う

    ◯人の心を動かす7つのトリガー
    ・トリガー1 興味
    ・トリガー2 ホンネとタテマエ
    ・トリガー3 悩み
    悩みの9割は「HARM」の4文字に集約される
    health 健康、美容
    ambition  夢、将来、キャリア
    relation 人間関係、恋人、会社、結婚
    money お金
    このHARMに世代をかけ合わせる
    ・トリガー4 損得
    自分が得することより損することに、より大きな影響を受ける
    ネガティブな情報を先に伝えたあとで、ポジティブな情報を伝えるという順序
    正直にデメリットを伝えることで、信頼を得られる。
    ・トリガー5 みんな一緒
    「◯◯%の人が◯◯しています」
    「自分だけ乗り遅れるかも」という恐怖が人を駆り立てる
    ・トリガー6 認められたい
    ・トリガー7あなただけの

    ◯5つのテクニック
    ・テクニック1 書き出しはポジティブ
    ・テクニック2 なんども繰り返す
    同じ意味と感情を、言葉を変えてなんども繰り返す。
    やってはいけない致命的な失敗は、同じ言葉を3回以上繰り返すことです。
    大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと
    ・テクニック3 話しかけるように書く
    ☆会話を文章化するだけで、説得力があがる
    自分がこう言ったら相手がどう思うか想像すること。
    読み手の疑問や反応を折り込んで書く
    文章は会話をするように一人二役で書くこと。それをまとめれば、カンタンに心を動かす文章を書ける。
    ・テクニック4 上げて、下げて、また上げる
    ・テクニック5 追伸をつける
    あらゆる文章の中で、人が最も読み心に残るのは追伸部分
    追伸のポイント
    ①追伸の前の部分で一度、話をきちんと終了させておく。
    ②追伸の短文の中にクライマックスをつくること。 
    追伸にあなたが伝えたい「願望」や相手に「行動させたいこと」を書こう。
    文章は下から(本題、行動させたいこと)書こう
    「まだ◯◯を知らないのですか?」「最後のチャンスです」「30代の5人に一人は始めています」

    □感想
    文章を綺麗に正確に書くことに意識が向いていたが、相手を行動させるために書くという視点に気付かされた。
    文章の3原則「あれこれ書かない」「綺麗に書かない」「自分で書かない」は実践していきたい。人の心に残り、行動させられる文章を書きたい。
    7つのトリガー、5つのテクニックは何を書くかによって使い分けが必要と感じた。自分の場合は、「トリガー4ソントク」「トリガー5みんな一緒」「テクニック2なんども繰り返す」「☆ テクニック3話しかけるように書く」「テクニック5追伸をつける」は意識したい。
    また、文章は本題から書くということも実践していきたい。

  • 文書の見方が変わる一冊。

    心に残る名キャッチコピーからもわかる通り、言葉や文書には人を動かす力があります。
    3つの原則と7つのトリガー、5つのテクニックがわかりやすく説明されています。
    5つのテクニックはすぐに使えるテンプレが用意されていますので、原則とトリガーさえ頭にあればすぐに実践できるような内容でした。

  • 仕事でスカウトメールを送るときに参考にしたく読みました。実践的でわかりやすく、早速試してみたところ、リアクションをもらえるようになりました。

    なるほどとついつい唸ってしまう内容ばかりで、しかも読みやすい。
    メンタリストDaiGoさんの本の中でも特におすすめしたい一冊です✨

    気に入りすぎて、honto書店でフィルムカバー付きで買い直しました。

  • テクニックはわかりやすかった。
    あとは、実践

    ビジネスでなにか売るとか商品の良さを伝える以外にも、信頼関係を強くするのにも役立つと思った。
    コミュニケーションでは、当たり前だけど定型文のメールよりその人に向けたメッセージがあったり埋もれない工夫がある方が関係を築く上で有利だ。
    密度の問題かな。
    相手をよく観察して、何を求めているか考えるのは基本。その方向性を教えてくれる本。

  • 「文章を書くのが苦手。読み手にうまく伝わらない。」と悩みを抱えている方におすすめの一冊。
    人を動かす文章を書くためのノウハウを、心理学的観点をふまえて教えてくれます。
    この本に書かれているテクニックを実践すれば、読み手を動かす文章を必ず書くことができるはず。
    文章の苦手意識を克服したいあなたは、是非読みでみてください。

  • 人の心を動かす言葉。おむつ売り場に、「今しかできない姿、残しませんか?」のフレーズと共にカメラを置くなど。
    相手が動く7つのトリガー。①興味、②本音と建前、③悩み、④損得、⑤みんな一緒、⑥認められたい、⑦あなただけの。
    メンタリストDAIGOが心理面を統計データを用いながら活用していることがよく分かった。

  • 思ってたよりもきちんとした内容でタメになる部分もあった。

  • ダイレクトマーケティングを始めたので読んでみました!
    本を読んでいて、いつも送ってるカチカチの営業文だと、相手も頭に入らないよなーと実感…
    書き出しはポジティブに、話しかけるように、をまずは意識していきたい!

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著者プロフィール

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動。著書は累計400万部。ビジネスや健康法、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにし、YouTubeや独自配信アプリ【Dラボ】にて動画配信を精力的に行っている。趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。

「2024年 『ダークメンター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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