人を操る禁断の文章術

  • かんき出版
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本棚登録 : 1005
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761270568

感想・レビュー・書評

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  • ざっと流し読みした程度。
    コレを読むと、DaiGoさんの本のタイトルとか
    全部そういうことなのか〜って思ってしまう。。

  • 文章とは、読み手を行動へと導いてこそ、初めて存在価値がある。

    文章は(書き手による)イメージのコントロールが容易にできる。

    相手の興味を探り、心に刺さる言葉を投げかけることの大切さが重要。


    筆者はメンタリズムを「行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、思うままに誘導する技術。と紹介している。


    心を動かす文章には共通する3つの原則がある

    1.あれもこれも書きすぎないこと。
    2.きれいな文章を書こうとしないこと。
    3.自分が書きたいことを書かない。


    ありきたりな文章を、サクッと名分に帰る方法

    ✖成功者は夢をあきらめない
    〇成功者は、飢え死にしそうな時でも夢をあきらめない。

    〇「成功したいなら1日に18時間、ひとつのことに集中しろ」「失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ。
    ✖成功のために努力を惜しむな 失敗してもあきらめるな

    ✖アイデアを出すのに必要なのは忍耐力だ
    〇アイデアとはゆっくり育んでいくもので、1日では生まれない。本当に必要なのは発想力ではなく、忍耐力だ


    書き方のポイントは「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をしてほしいか」で考えること。

    そして、どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考える。


    ■「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く

    文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することが出来る。


    ■ワンメッセージ・ワンアウトカムの原則。

    文章の中に込めるのは1つのメッセージ。

    そのメッセージが相手に伝わり、心を動かすことで、1つの結果を得る。これがワンメッセージ・ワンアウトカムの考え方。短いセンテンスで、説明しすぎない文章を書くコツでもある。


    メンタリズム文章術 原則2「きれいに書かない」


    ■人を動かすのは「論理」ではなく「感情」

    人は論理で納得しても行動には移らない。
    感情によって行動したあと、その行動を正当化している。理屈をつけて、「正しい行動をした」と自分で自分を納得させている。


    どのような文章なら、感情を動かすことが出来るか?

    「話しかけるように書くこと」

    ✖先日、おススメしてくださったお店でハンバーグを食べてきました。噂に違わず、おいしかったです。

    〇この間、教えていただいたお店、行ってきました。ナイフを入れた瞬間、肉汁がジュワッとあふれるハンバーグ、びっくりするおいしさでした


    ダイレクトマーケティングの世界では、マインドリーディングと呼ばれ、メッセージを送るターゲットを分析し、そこに向けた言葉を選び、文章を作成していくとは当たり前のように行われる。



    「書かない」3原則

    原則1 「あれこれ書かない」

    あれこれと内容を詰め込み過ぎた長文はすぐに飽きられる。ねらう結果を1つに絞り込み、あえて短文にすることで読み手の想像力を利用する。


    原則2 「きれいに書かない」

    美しいだけの文章、理路整然とした表面的な文章では心を動かせない。感情を込めた文章で、読み手の想像力を刺激し、感情を引き出す。


    原則3 「自分で書かない」

    自分の頭の中に答えはない。書く前の準備で、相手の読みたい内容、求めている言葉を探ること。それを提示できれば自ずと動いてくれる。


    ■感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金

    トリガー1 興味

    人は、退屈を嫌い、夢中になれることには時間を忘れる。興味に触れれば、勝手に行動してくれる。

    トリガー2 ホンネとタテマエ

    人は、本音と建て前を行き来しながら生きている。その狭間に、突き動かされるエネルギーが詰まっている。

    トリガー3 悩み

    人は、悩みやコンプレックスを解消したいと思っている。悩みが解決できると分かれば、必ず行動する。

    トリガー4 ソン・トク

    人は、「得したい」思いより「損したくない」という思うの方が強い。「損しませんよ」と安心させれば、行動させやすくなる。

    トリガー5 みんな一緒

    人は、自分の所属しているカテゴリーから外れることを回避したがる。また、自分と共通点を持つ人に、強く影響される。

    トリガー6 認められたい

    人は、認めてもらわなければ生きていけない。プライドをくすぐれば、前のめりで読んでくれる。

    トリガー7 あなただけの

    人は、持っているものがなくなりそうになると激しく渇望する。また、自分だけ特別扱いされたがっている。


    事前に相手を観察し、調べることをホットリーディングと呼ぶ。


    悩みの9わりは「HARM」(ハーム)の四文字に集約され、分類できる

    Health  健康、美容
    Ambition 夢、将来、キャリア
    Relation 人間関係、結婚、恋人、会社
    Money  お金


    「人間関係」の悩みは、こう変わる

    10代 恋に恋する
        ↓
    20代 恋人
        ↓
    30代 結婚、子ども
        ↓
    40代 子どもの進路 
        ↓
    50代 夫婦関係
        ↓
    60代 定年後の暮らし


    「お金」の悩みは、こう変わる

    10代 小遣い、バイト
        ↓
    20代 自己投資、貯金
        ↓
    30代 マイホーム
        ↓
    40代 教育費
        ↓
    50代 老後
        ↓
    60代 年金


    行動経済学でノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマン氏らが行った実験でも、人が「損失を受けることで感じる心の痛み」は「利益の喜び」よりも大きいとされている。
    だから、損失が避けられるとわかると、得した気持ちになる。その心の動きを利用しているのが、各種の無料キャンペーン。例:5年返品無料サービス


    4つ目のトリガーである「ソン・トク」は、心理学用語で両面提示と片面提示と呼ばれる、説得の手法を応用したもの。

    両面提示は、デメリットとメリットを両方とも伝える方法
    片面提示は、メリットだけを伝える方法


    ■人は数量限定よりも情報の限定に弱い

    例:限定販売、在庫僅少、本日限り



    無意識から「いい言葉」を掘り起こすキッチンタイマーの使い方

    とにかく関連する言葉、言い回し、言い換え方などを思いつくままに書き記していく→ブレインダンプと呼ばれる手法。言葉の発掘法。


    5つのテクニックで思うままに誘導できる

    テクニック1 書き出しはポジティブに

    テクニック2 なんども繰り返す

    テクニック3 話しかけるように書く

    テクニック4 上げて、下げてまた上げる

    テクニック5 追伸をつける


    ■書き出しを少し変えるだけで、第一印象は操作できる

    「初頭効果」 初対面の印象は7秒で決まり、半年間継続すると言われている。書き出しは、文章の初対面。


    勉強=経験と交換するための修練


    あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分。

    「ツァイガルニク効果」:人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをとをよく覚えている。
    ツァイガルニク(旧ソ連の心理学者、人間の記憶してのある実験を行い、実証した。


    ■メールの「本文」は、書き出し3行がポイント

  • こつ、と言えばたしかにそうだが、今までよく言われていたことで、独創的なことはほとんど無いように思えた。
    「読者に行動を起こさせる」ことを目標にすべし、という主張は納得した。
    後半は販促手段としてよく言われることの羅列で、興味がわかず、1分3頁のペースで斜め読み。
    こういう工夫をされた文書は読みたくない、と思った。

  • ぱっとしない。

  •  先日、メンタリストDaiGo 氏 による「人を操る禁断の文章術」を読み終えました。
     普段ならまず手にしないような扇動的タイトルの本ですが、レビュープラスというブックレビューサイトから献本されたので読んでみました。
     本書で著者が紹介しているのは、「自分にとって望ましい行動を人にとらせる『文章』の書き方」です。意思伝達のための簡単な作文の“Tips集”という視点でみると、それなりに具体的で納得感のあるコツやヒントが記されていると思います。とはいえ、そこで実例として示されている個々の文章を、仮に私が受け取って読んだとすると、正直あまり良い印象は抱きませんね。ちょっと馴れ馴れしくて相手に阿り過ぎているように感じます。

著者プロフィール

メンタリストDaiGo(めんたりすと だいご)
1986年生まれ、静岡県出身。新潟リハビリテーション大学特任教授。科学とロジックで超常現象を再現する「メンタリスト」を名乗る。Youtubeチャンネルで定期的に動画を配信、そこで紹介した本の全国的に売上が上がっており、本のインフルエンサーともなっている。代表作として『自分を操る超集中力』。その他にも著作は数多く、おもにメンタリズムと心理術をテーマにしたものが多いが、実践的な目的のための実用・ビジネス書もある。2019年5月28日、『 無理なく限界を突破するための心理学 突破力』を刊行。

人を操る禁断の文章術のその他の作品

人を操る禁断の文章術 Audible版 人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo
人を操る禁断の文章術 Kindle版 人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo

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