起業1年目の教科書

著者 :
  • かんき出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761270889

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  • 教員推薦図書2022

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     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/475421

  • 心構えが書いてある

  • 【第1章】起業を思いついたら
    ・大きな目標に到達するための細かな階段を作る
    ・考えることは多くの人が嫌がる仕事
     それを続けられるのであれば起業家として成功で  
     きる
    ・多くの場合ありきたりのアイディアでビジネス 
     は成功する
    ・スタートしなければ試行錯誤できない
    ・失敗してもギリギリ受け入れられる範囲での
     最大の挑戦、でいい
    ・いろんなことに目移りしていい
     その中で確固たる判断基準を見つけていく
     やりたいこと、好きなこと、やりたくないこと、
     嫌いなことをひたすらメモすると自分の判断基準
     が見えてくる
    ・起業家の成功要因の1番は市場ではなく自分の熱意
    ・小さなビジネスを始める時最も大事なのは
     ビジネスモデルではなく価値があるかどうか
     収益源は後、価値を磨くことが先
     役に立ちたい人に役に立てることを徹底的に

    【第2章】起業までの準備
    ・明確にやる時間を確保する
     おすすめは毎朝の30分を起業準備に充てる
     →毎日企業のことを考える時間を作る
    ・仕事をしている人は始業前に終業目標時刻を決め
     てからスタートする
     →夢に生きる時間を作るその時点で成功
     →終える時間を意識するだけで効率が上がる
    ・生活固定費を見直す
     見栄のための出費は削る(高い服、付き合い飲み会)
     ビジネスにつながることは戦略投資(本、セミナー)
    ・テスト用の予算を用意して別口座にうつす
    ・起業→テスト→事業化
    ・早く小さく失敗して大きく成功する
    ・会社は練習の場
    ・失敗したら再就職できるようにしておく

    【第3章】ビジネスプランを立てるには
    ・今の目標を5分で立てる 
     →仮の目標を立てて変えていくことが大切
    ・良い目標(わがままでいい)をたてる
     何かを捨てたりしない
    ・売上目標は直感的に
     いけそうな数字、やる気が出そうな数字でいい
    ・ざっくり計算して細かいことは後から詰める
    ・安心はお金以外で手に入れる
     家族、恋人
    ・失敗の回数を決めておく
     100回失敗するまでやる
    ・できるだけ多く試行錯誤する
     最低限のコストで最大の試行を

    【第4章】商品を作るには
    ・絞り込むことを探すことに絞り込む
     ビジネスを進めながら絞り込んでいく
     とりあえず並行してやってみる
    ・人を巻き込む
    ・起業当初は営業ではなく応援者を募る
     という気持ちで発信する
    ・スキル不足は回数で補う

    【第5章】価格を設定するには
    ・商品価値を伝え続ける
     広告にプロセスやこだわりを掲示して伝える
     伝説の黒カレーは言われなきゃわからない
    ・感謝の声を集めて記載
    ・効果を数値化
    ・提供する際のこだわりを明文化
    ・提供するために日々努力していることを明文化
    ・小さな改善を詰め重ねて自信に繋げて
     価格を上げていく
    ・理由のない値引きは絶対にしない
    ・高い価格から始めて値引きする理由を決めておく
    ・安い値段でも最高の仕事を

    【第6章】マーケティングとセールスを行うには
    ・最初の1件を大事にする
    ・起業当初は利益ではなく
     価値を生み出す基盤を作る
    ・世界観を発信する
    ・反応率を正しく理解する
    ・部分点を稼ぐ
     採算レベルまでは力技で持っていく
    ・なんとかすることを楽しんでいるうちに
     大成功に遭う
    ・正しさよりわかりやすさを大事にする
     本物思考は初心者には難しい

    【第7章】成功する起業家の時間術
    ・あえて限界まで忙しくする
     効率化の練習
    ・1日を記録する
    ・自分の精神力に頼らないスケジュールを立てる
     1日2時間でもいい
     自分が凡人であることを認める
    ・どんなに大きな仕事でも時間をかければできる
     今日できることをやる
     長期的に考える
    ・孤独な時間に生み出した価値が
     たくさんの人を幸せにする
    ・準備の目的は自分の不安解消ではなく
     お客様の満足
    ・物事を見る観点を持ち情報処理をする
     一時に同じテーマを集中して勉強する
     情報を経理する箱を作る
    ・体に気を使う
     食事、運動、睡眠

    【第8章】チャンスを最大限に活かす
    ・早いタイミングでチャンスに乗れば
     何度でもやり直せる
    ・お金を使う基準を持つ
     見込まれるリターンで判断する
    ・たくさんチャレンジする
     分散投資する
    ・元を取ると決めれば必ず元が取れる
     元の取り方は自分で決める
     ex)経験、知識、人間関係、お金

    【第9章】起業家のチームづくり
    ・助けてくれる人リストを作る
     人は自分を信頼して助けを求めてきた人を
     裏切らない
    ・有力者にかわいがってもらう、本物に触れる
     ビジネスや人生に対するマインドを学ぶ
    ・他人に仕事を任せることで自分が成長できる
     売る仕事だけは自分でやる
    ・お互いの足りないリソースを
     補完し合うメンバーとチームを組む
    ・1人でもやり切る覚悟も持つ
    ・自分の価値観を知る
     MBTIを受けるのもおすすめ
    ・素直に人に頭を下げる
    ・誰かに認められるより自分が自分を認めるのが先
    ・自分みたいな人間は1人くらいいた方がいいよな、
     と思えるよう自分を好きになる

  • 具体的なスモールステップが書かれており「階段思考」という言葉がなるほどなと思いました。
    ビジネスには地道な積み重ねが必要であること。さらには「自分を大好きになること」がビジネスの成功に必要、という言葉が無理なく目標を達成するために背中を押してくれた。

  • この本は、起業する人が陥りやすい失敗を理解した上で、成功する人が実践している「階段思考」を得ることができます。
    「小さな目標を着実に達成できる人が、遠くのゴールにも到達できる」
    とても勉強になりました。

    ① 成功する人は、大きな目標に到達するための細かな階段を作っている。
    ② なんでもいいから「最初の一歩」を踏み出す。必ず成功しなきゃとか、絶対失敗したくないと思っていれば、いつまでたっても踏み出せない。
    ③ テスト用の予算を用意する。予算内なら失敗は何度でもオッケー。「びた一文損したくない」という人に、起業は無理。
    ④ 失敗してもいい回数を決める。そうすれば「まだ5回しか失敗していない」と客観的に自分を見ることができる。
    ⑤ スキル不足は回数でカバーする。「完璧な商品を提供する」と考えなくていい。「満足してもらいたい」という姿勢を見せる。
    ⑥ 1日の計画は「やる気のない前提」で計画する。大抵の場合、スケジュールは少し興奮気味で立ててしまう。
    ⑦ 今日一日に集中する。例えるなら、何巻もある大作の本なら、一冊残して後はしまっておく。
    ⑧ 本物に触れているだけで、自分も本物になれる。
    ⑨ 売れてない時から、人に任せる。人に任せる決断力は、経営者に大切なスキル。だけど、「売る仕事」は他人に任せない。これは自分にしかできない仕事。
    ⑩ 自分を好きでいる。「自分みたいな人間は、一人くらいいた方が面白い」と思う。

  • 仕事とは自分ではなく傍の人を助けること。

  • 読んでいてモチベーションが上がる

  • 持病が悪化して出来ないことが増えたので、体制を変えようと5年振りに再読してみた。
    改めていろいろアイデアが浮かんだ。

  • 起業の成功要因は熱意。営業より応援者を募る。

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著者プロフィール

株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング 代表取締役

大阪大学大学院卒業後、大手IT企業でいくつもの新規事業開発を手がけ、初年度年商が数億円を超える事業で社内アワードを受賞。その実績をもとに独立したものの、いきなり挫折。しかし、その後見事に復活し、10年連続300人以上が参加するセミナーを主催し、トータルでは6,000人以上に。だが、そこで毎回結果を出すことに囚われるようになり、「やらなければ……」という苦しさを味わう。その結果、数多くの経営者から学びを得て“過程を楽しむ”という本質に到達。これまで3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、誰にでもわかりやすく行動しやすいノウハウと伝え方で多くの起業家に支持されている。

「2019年 『必ず成功する起業の心得』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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