「これからの広告」の教科書 成功事例に学ぶ8つの「効く」メソッド
- かんき出版 (2015年6月8日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784761270957
感想・レビュー・書評
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従来通りのTVCMだけでは成り立たない。よくわからない、バズりやすい、ライブ感のある広告をHPや動画サイトやSNSと上手く連動させて有効に使わなければいけない。
各章ごとに新旧スタイルのどう変わったのかや違いが1ページづつまとめられていて、最後にまとめが書かれているのでとりあえずそこだけ読めば良いかな。そのあと、興味があれば事例を読めばいい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近の事例を取り上げながら、「これからの広告」の傾向と対策についてよくまとめられている。若い広告人のみならず、古い考えの広告に携わる人も読むべき。
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2016年出版のためのトレンドが古いが、広告の成功事例と失敗事例がわかってよかった。起因となる考え方が学べた。
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2016/09/11
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2016.08.15 著者なりの視点で新しい広告のあり方を上手くまとめてある。様々な異論もあるだろうがとりあえずこれからの広告コミュニケーションの方向性をエイヤーと括ったことは素晴らしいと思う。
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本の所感)
2015年で日清のCMがとても奇妙で気になっていた。西内まりやが何かを演じているあれである。しかし、この本を読むと、CMの意図が理解できる。新しい広告の形なのだ。著者はデザインにも力を入れていて、インフォグラフィックでまとめられている。読みやすい。SNSやコンテンツに絡めたマーケティングの最新事例も豊富。広告の話に囚われていないため、マーケティングに関心がある人にはおすすめできる。
学びのポイント)
大切なのは、ブランドウィルとインサイト。
広告は見てる人に突っ込ませろ!
消費者の参加性を高めるためにわざとわかりにくくする
仕掛全体の仕掛けで効果の最大化 -
実例を基にしたフィクションで臨場感がある。
旧常識と新常識の対比が面白い。
実際にやれるかどうかとは別かも知れないが。 -
◾︎差別化よりもどうなってもらいたいか?
差別化ポイントを理性的に伝えるのではなく、お客さんにどうなってもらいたいかを伝える
◾︎一本の広告ではなく、全体の仕掛けを重視せよ
まずコアアイデアを考える。例えば求人をイベント化するみたいな
→全体のシナリオを考える
→そこからどのメディアを使うかに落とし込む
◾︎ワンルック・ワンボイスに統一する必要はない。メディアによって使い分ける。統一より連動。東京ガスはCMでは興味を引くストーリー、Webに誘導して商品説明。フィッツはCMからWebコンテストに誘導するダンス。
◾︎わかりやすさからの解放
わかりにくい→ツッコミ→欠けたピースを埋めさせる
◾︎ラブレターではなく、良い時間を過ごす
子供と一緒に食べられるキャンディ。
商品を紹介する動画ではなく、96パーセントの赤ちゃんが泣き止む動画。
著者プロフィール
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