ハイパフォーマーは知っている 恐怖に負けない技術

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761271053

作品紹介・あらすじ

心の痛みと向き合えば、常に一流の結果が出せる!「仕事」「人間関係」「収入」「人生」…最高の能力を発揮する、タフな心をつくる33の秘策。恐怖を力に変えれば「集中力」も「行動の質」も高まる!

感想・レビュー・書評

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  • 2015年10月に行われた「ビブリオバトル全国大会予選会-学内予選会-」にて、バトラーにより紹介された本です。
    詳細は図書館HP (http://libopac.josai.ac.jp/) より『ビブリオバトル』で検索!

  • 短くすぐ読める。
    恐怖の理由に気付き、今ここに集中する。
    やや、話に矛盾があったが、所々金言があった。例えば
    自分が幸せと決める。
    成功とは自己満足。
    ネガティブでもポジティブでもなく、ニュートラルをめざふ。
    捨てることは喪失でなく、自由を手に入れること。

  •  この本は父から渡されて読むことにした。基本的に自己啓発本はあたりが少ないような気がして読まなにのだが、渡されたからには読んで返さなければと思った。行間が広く簡単に読めることができるけれど、あまり面白いと思えなかった。私の中で一番役立った自己啓発本はやはりD・カーネギー『人を動かす』で、下手な自己啓発本を読むのならカーネギーが書いた本を読むとはずれがないと思う。
     この本では人が恐怖に負けないための技術を書かれていて、フローと呼ばれる様々な種類の不安から解き放たれた人間が強いと書いてあった。
     

  • また読む

  • 著者はスポーツドクター。スポーツでも舞台芸術でもビジネスでも、恐れをなくして心をフローな状態にすると、最高の状態でパフォーマンスできるそうだ。恐怖は、未来の不確実さ、喪失や裏切りへの不安など、13の思考から引き起こされる。自分が恐れを抱いていることに気づき、恐怖心をマネジメントするテクニックを身につければよいという。もっと早く知りたかった。ぜひ試みたい。

  • 今、ここ、自分、の3つで考える。

    帰属思考が行き過ぎると、他社に依存することでしか喜びを感じられなくなる→自分の幸せは自分で決める覚悟をもつ。
    自分で幸せだ、と決める。何かが起こったからではない。自分が決めれば幸せになる。
    一流の人とは、他社との違いに面白さを感じられる人。
    他社からの評価をバネにする人は、常にエネルギーー不足。
    ポジティブ思考もネガティブ思考も意味づけに過ぎない。無理にポジティブ思考をしようとしない。
    成功とは、自分がベストを尽くしたときに感じられる満足感のこと。ベストを尽くした、と感じられるためにはどうするか。

  • 3

  • チクセントミハイのフロー状態がよく出てくるが、ノンフローからフロー状態まで連続的な説明。そこが引っかかって、あたまにはいらなかった?
    フロー状態はいわゆるゾーンと同じで、何をやってもうまく特別な感じの精神状態なんじやないかた、、
    フローぎみ、とかノンフローぎみと言われるとちょっと感覚に合わない。




    ハイパフォーマーは知っている
    恐怖に負けない技術
    もくじ

    はじめに

    第1章
    自分自身がつくり出す恐怖が、
    あなたの能力を下げる!
    一流の人はいかにして恐怖と向き合うのか?

    人間には"恐怖を引き起こすメカニズム"が備わっている
    一流の人も、あなたと同じように恐怖を感じる
    恐怖は"能力を下げるノンフロー状態"を生み出す
    あなたはすでに"恐怖を克服する技〃を持っている!
    恐怖に"負けること"と"勝つこと"は紙鞠重
    フロー状態をつくれば.ハイパフォーマンスは発揮できる
    "感情の質"によって"行動の質"が決まる!
    すべての感情は"フローぎみ"かウノンフローぎみ"に分けられる
    「恐怖を生み出す思考」をしている自分に気づくことが第一歩
    "いつでも""どこでも"自分の心は自分で整えられる
    自分の勝手な"意味付け"が恐怖を生む
    暴走する進化した脳
    2つの脳のバランスをとる
    "気づく"だけで「坐禅」や「ヨガ」「瞑想」と同じ効果がある

    第2章
    常に突出した結果を出す"バイブレイナー"には誰でもなれる!
    恐怖をマネジメントするための極意

    恐怖をわき起こす慰考パターンほすでに解明されている
    "13の思考パターン"を知れば恐怖は克服できる!
    シリコンバレーでも重要視されている思考"ライフスキル"の威カ
    ライフスキルが常に"フラットな心の状態"を保つ
    「何を」「どうやって」ということは明確でなくてもいい!
    恐怖とは妄想である。
    恐怖をマネジメントすることで、突出した結果を出すことは可能
    バイブレイナーこそが一流
    行動への準備を整えることがカギ

    第3章
    「未来を予測する力」が
    生み出す恐怖を克服する!
    プレない軸をつくり"自分本来の能力"を発揮する方法

    ゆ未来を予測する力◆が能力を発揮する妨げになる
    無我夢中で行動するには"先を読まない"ことも大切.
    「自分への期待」も「他人への期待」もパフォーマンスの質を下げる
    ハイパフォーマーは3つの事実を重視する
    "勝ち"にこだわるほど敗北への恐怖が強まる
    141312
    "一生懸命"遊んでいた子供時代を思い出してみよう!
    人間は太古の昔から"裏切られる恐怖"によつて心を乱してきた
    理屈抜きで、ただ距だ人を信じてみる

    第4章
    「過去の記憶」が
    わき起こす恐怖に打ち勝つ!
    心を整え"行動"の質を高める技術

    新しいことに恐怖を感じるのが人間の性
    可能性を自由に考えられる人は強い
    安定思考がある人に限って心は不安定
    人間には"チャレンジすること"に快感を得る習性がある
    "もっともっと欲しい"という獲得思考は現代人特有の病
    何かを捨てることは、失うことではなく、自由を得るということ

    第5章
    「人間関係」に対する恐怖に負けない
    "不安"や"憂欝"で心を消耗させない秘策

    帰属を求めれば求めるほど「孤狛への恐怖」は強まる
    自分の幸せは.自分で決められる
    人は他者より劣っていても優れていても恐柿を感じる
    他者との違いに"面自さを感じながら行動"し、自信をつくる
    他者からの評価をバネにする人は常にエネルギー不足
    時には"自分を愛する"こともひとつの手


    第6章
    「ポジティブ至上主義」からくる恐怖を解放する

    ハイパフォーマンスを実現する"折れない心"のつくり方
    「気合い」や「根性」でポジテイブになれれば誰も苦労しない
    戦いには"あるがままの自分"で立ち向かうのがベスト
    成功を強く望むほど.失敗への恐怖から逃れられない
    結局、一流の人とは.「根拠のない自信」を持つ人
    「成功とは、自分がベストを尽くしたときに得られる満足感のことだ」
    結果をイメージする人は.かえってハイパフォーマンスを発揮できない

    終章
    恐怖を力に変える

    限界を超えていくために浬
    もう、何も恐れる必要はない!

    おわりに

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著者プロフィール

辻 秀一:1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業、慶應義塾大学で内科研修を積む。その後、「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、すなわちクオリティーオブライフ(QOL)のサポートを志す。スポーツにそのヒントがあると閃き、慶大スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。99年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを、最適・最大化する心の状態「Flow」を生みだすための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。37万部突破の『スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル)』をはじめ、『リーダー1年目からの教科書(ぱる出版)』『自分を「ごきげん」にする方法(サンマーク出版)』『禅脳思考(フォレスト出版)』 『さよなら、ストレス(文春新書)』など著書他多数。最新刊は『Play Life, Play Sports~ スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方~(内外出版)』

「2018年 『メンタルトレーナー直伝 先生の“ごきげん思考”で、授業はうまくいく!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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