自分の考えに自信が持てる本

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  • かんき出版 (2015年9月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784761271176

作品紹介・あらすじ

もう、まわりに流されない!数々の世界的ビッグイベントを成功させてきた著者が教える、ビジネスに役立つ自分の頭で考える力の磨き方。

感想・レビュー・書評

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  • 今問題としていることは本当に問題か、とか、
    正しい目標を設定する、とか、
    言われると当たり前だけどできていないことがうまくまとまっている。
    大企業病で凝り固まった組織の改善をしたいというような人は、
    意識改革のために最初の1冊として読んでもいいと思う。
    ただ、知識として知っているけど実行できないというような人も多いと思うが、
    そこへのフォローが少ないと感じた。

  • 物事の本質を見抜くリフレーム思考について書かれた本。
    常識を疑う、見えてきた課題に優先度をつける、ゴールの定義を決める、解決策を構築するといった手順で行う。
    書かれている内容は興味深く、ためになるが、世界基準の会議の進め方やリーダーが持つべき課題設定能力等、タイトルの「自分の考えに自信が持てる」と言った内容とは直接関係なさそうな内容も多く書かれていたと思った。課題解決力を鍛えることで自分の考えに自信が持てるということにつながるのかもしれない。
    印象的なフレーズは以下
    ・リーダーに求められるのは課題の設定能力。課題解決のためのフレームを周囲に示す力。汎用性が高い。
    ・いい人間関係はどれだけの信頼を勝ち得ているかということ。長年の蓄積によってしか生まれない。若いうちから困難から逃げない姿勢が大事。
    ・自分を客観的に見る習慣をつける。もっといいやり方はないか?自分を甘やかしていないか?

  • 自分の考えに自信を持つというのはつまり、本質を見定める力をつけるということ。

    本質を見抜くには、まず既存のフレームを疑う必要がある。この能力を筆者はリ・フレーム能力と言っている。リ・フレーム能力がないと、自分が間違いの中にあることさえ気付けず、「茹でガエル」のようになってしまうかもしれない。

    著者がスポーツ総合研究所の所長ということで、スポーツの例が多く、スポーツに疎い私には少し読みづらく感じたが、内容は筋が通っていると思った。

  • 我が師匠広瀬さんの最新作。案の定購入したまま積読になっていたを広瀬さんと一緒に登壇するというイベントがあることもあり、一気に読了(師匠、ギリギリですいません)。敏腕編集者の方が着いたと聞いていたとおり、大切なことを本当に分かりやすくまとまっている良書です。

    本当は社会人出たてとか大学生をターゲットにしているのだと思いますが、個人的には中学生とか高校生とか、やっと大人の本を読み始めた年代の子が読むとすごくいいのではないかなーと思いました。まずは大人が読んでみて、よしと思ったらそんな子供たちにぜひ
    (2016.01.18ごろ読了)

  • 本書に書かれている内容をマスターすれば、自分の考えに自信が持てるかと言われると、そこは疑問が残る。しかし、物事の捉え方「リ・フレーム思考」自体は非常に有用と考えられ、その効果がどれほどのものかはこれから実践してみたいと思う。

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著者プロフィール

1955年、静岡県三島市生まれ。東京大学法学部卒。1980年、株式会社電通入社。1984年よりスポーツ担当となり、サッカーのトヨタカップ、キリンカップ、
ワールドカップ(メキシコ大会、イタリア大会)、ゴルフの世界マッチプレー選手権など、数多くのスポーツイベントを手掛ける。
96~98年にはワールドカップ招致委員会事務局に出向し、ワールドカップの日本開催に尽力。99年からは2期4年にわたり、Jリーグ経営諮問委員会委員を務める。
2002年、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上席研究員就任。2004年にスポーツ総合研究所を設立し、所長に就任。
2005年、江戸川大学社会学部教授。2008年多摩大学大学院教授、立命館大学大学院教授。2010年、多摩大学経営情報学部教授。現在に至る。
著書に、『「Jリーグ」のマネジメント』(東洋経済新報社)、『スポーツ・マネジメント入門』(同)、『スポーツマンシップ立国論』(小学館)、『極私的サッカー見聞録』(東邦出版)、
『10年後、仕事で差がつく戦略思考』(東洋経済新報社)、『サッカービジネスの基礎知識』(東邦出版)などがある。

「2013年 『ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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