アドラー流一瞬で心をひらく聴き方

著者 :
  • かんき出版
3.23
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本棚登録 : 248
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761271459

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく図解されており、テキストも少なく読みやすいです。

    聴き方の本としては、基礎的なことが書かれており、はじめて聴き方について学ぶ人や基礎を再確認するのに最適です。
    相手中心に話を展開すること、相手の目で見て相手の耳で聴き、相手の心で感じること。相手に関心を持って聴く姿勢。
    大事な事を再確認できました。

  • 2021.09.0読了。

    中を見てみると、すごく簡単に書かれていて読みやすそうだったので読んでみた。

    「勇気づける」という概念を知られたのが収穫だった。
    「ほめる」と「勇気づける」は全く別のもの。
    「ほめる」とずっとほめてもらえるように甘えてくる。
    「勇気づける」と自発的に行動できるようになる。

    これは後輩・部下の指導に活かしたい。

  • 傾聴の姿勢が学べました。
    褒めると勇気付けの違いが分かりやすく、すぐに実践できそうだなと感じました。

  • 図やイラストが多くて、とっても読みやすいです。

    その分内容は薄めかなと思いました。

    普段のコミュニケーションがうまくいかないという方にはいいんじゃないでしょうか。

    わたしはカウンセリングに近い聴き方を学びたいので、もうちょっとしっかりしたやつがよかったです。

  • 尊敬、信頼、共感をベースにした勇気づけ。
    →信頼関係が築きやすくなる。相手が自分から動くようになる。

    感謝を表明すること。
    良いだしをすること。(クセつける)
    聞き上手に徹する。
    相手の進歩、成長を認めること。
    失敗を許容すること。

    原因論ではなく目的論で問いかける。
    →どうしたら〜できるか?の発想。
    意識が未来へ向いている。
    共感してもらえているという気持ちになりやすい。

    ベイジックミステイク:
    決めつけ、誇張、過度の一般化、見落とし(一側面しか見ていない)、誤った価値観。

    相手の意見と事実を分けて聞く。
    相手のものの見方に根拠があるか聞く。
    自分自身が思い込みをしていないか注意する。

    横関係を築くためのポイント:
    上に立とうとしない。卑下しない。

    話題の分離を心がけて聞くためのポイント:
    相手の課題を一緒に抱え込まない。
    その人が自分で課題を解決できると信じる。
    頼まれていないのに助言やサポートをしない。

    ⭐️なぜは傷つけることも。
    どうすれば(How)に置き換える。

    プラス言葉に言い換える。

    相手の話の背後を聞き取る。
    相手のうちなる声を聞く。

  • あくまで相手が主人公

    ニーズなきところにサプライなし


    ついつい自分のことを言いがちだけど、
    冷静に相手の根底にある思いを考えながら、
    関わっていこうと改めて感じた。

  • 自分が普段スムーズな会話ができているかどうかを確認するために読んでみた。
    とても会話がしやすい人と、話しているうちにだんだん苦痛になってくる人がいるのは確か。
    気分よく会話できる人というのは、やはり聞き上手。
    適度に質問を交えてくれて、話しやすい状況を作ってくれることが多い。
    この本に書いてあることを自然に実践している感じ。
    「相手の愚痴を切り上げたい」の項目で「○○さんは愛情深いんですね」と対応するとあるけど、そのくらいで相手が愚痴をやめてくれたらいいなぁと思ってしまった。
    そういえば愚痴や自慢話を聞いても余り苦痛ではない人もいる。そういう人は「ちょっと自慢話していい?」とか、しゃべった後で、「愚痴を聞いてもらってありがとう」とか付け加えるのを忘れない。客観的に自覚があるんだろうなと思う。
    対話するときは、視線を相手の口元にあわせると丁度いい感じになるというのは初耳。つい目を見てしまう癖があるので気を付けようと思った。

  • 【読んだ目的・理由】仕事
    【入手経路】借りた
    【詳細評価】☆2.6
    【一番好きな表現】
    カウンセラーを志す人に指導をするとき、私は「ニーズ(必要性)なきところにサプライ(供給)なし」と伝えています。そもそも相談する気がない人に助言するものではありませんし、まだ相手のニーズが把握できていない段階でいろいろと押しつけてはいけないからです。(本文から引用)

  • 特別アドラーを使ったからという内容ではない。一般的

  • パワーフレーズ
    「ほめることが「人そのもの」(人格)を評価するのに対して、勇気付けることは、「人の行動」を具体的に認めることにあります」

    アドラー心理学に基づいた内容ということで、傾聴力というよりはコミュニケーションにおけるマインド、そしてそのときに添えるべき具体的な一言を紹介してくれています。会社内で全員で回し読みすれば何か変わるんじゃないかと思える一冊。

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒業。1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者、上級教育カウンセラー。2つの大学のほか独立行政法人系の看護学校の非常勤講師を歴任。
著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)、『男と女のアドラー心理学』(青春出版社)など多数。

「2017年 『看護師のためのアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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