ブライアン・トレーシーが教える 最強の時間

  • かんき出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761271664

感想・レビュー・書評

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  • ・時間を効率よく使える人になる

    ・仕事場を整理整頓する

    ・毎日の「やることリスト」を作る

    ・冷静に対処する習慣を持ち、早急に問題解決する


    A 絶対にやらないといけないこと
    B  やるべきこと
    C やってもいいこと
    D ほかのだれかに任せることができること
    E リストから削除すべきこと

  • 【備忘録】


    タイムマネジメントは仕事上のスキルのひとつなので誰でも習得が可能。
    理論、戦略、テクニックで構成される。


    心と時間の関係を理解する

    自分を肯定する感情が一定量に達すると、人生をコントロールできていると感じる。
    自分は時間を管理するのが得意だと思っている人は、自分のことを几帳面で生産性が高いとも思っている。
    こういう人は、生活や仕事のほとんどを自分の手でコントロールしている。


    自分の価値観を知る

    仕事に関する最大の目標、家庭に関する最大の目標を明確にすると人生が素晴らしくなるとナポレオン・ヒルが述べている。


    人生の目的と目標を見いだす

    カーネマンは二種類の思考を使う必要があると述べている。
    ファスト思考は短期的なタスク、責任、活動、問題、状況の対処に使う。素早く直感的に行動する。
    スロー思考は時間をかけて慎重かつ丁寧に状況を検討してから何をするか決める。
    スロー思考が求められる場面でそれを使わないことが、さまざまな間違いの元凶だとカーネマンは主張している。
    スロー思考により人生の目標や仕事上の目標を実現するスピードが大幅にあがる。


    効率を上げる為に明確なプランを立てる

    自分にある素晴らしい能力は、考える力だ。
    前もってじっくりとものごとを考え抜く力が重要だ。
    事前に考えてプランを立てることに時間をかけるほど、より良い結果をより早く手に出来る。


    毎日のやる事リストをつくる

    1日にやることをリストアップするのに12分かかるという。
    とはいえ、リストを作れば、時間の使い方の効率が10倍高まる。


    一つの事に集中する

    マルチタスキングをするとIQの数値が10下がる事もあるという。
    所詮、人は1度に1つのことしかできない。
    今取り組んでいるタスクの手を止めて別の事を始めようとすれば、意識とエネルギーは全て新しいタスクへと向く。
    中断していたタスクに戻るというのは単純に、意識を向ける対象を前のタスクへとピンポイントに切り替えているに過ぎない。


    先延ばしグセはいますぐ克服する

    「今すぐやれ」おそらく、この言葉以上に生産性を高めてくれる言葉はないだろう。
    大事なタスクを先延ばししている自分に気づいたら、「今すぐやれ!今すぐやれ」と強く自分に言い聞かせよう。
    もっとも重要なタスクに速やかにとりかかり、きちんとこなすという評判がたてば、目の前に思いがけない素晴らしいチャンスが開ける。


    まとまった時間を確保する

    早起きして、まだ誰もいない始業開始1時間前に出社する。
    その時間でその日の仕事の段取りを決め、誰にも邪魔されないうちから仕事を始める。
    同僚が帰ったあと1時間残る。
    この時間でその日の仕事を総括し、いちばん重要なタスクの仕上げをする。


    同じようなタスクはまとめて処理する

    メールに返信する、電話をかけるなどの用事は一度にまとめて行える。
    例えば複数の人に電話で尋ねたいことがあるときは、一人ずつ順に電話をかければいい。


    電話の時間はできる限り短縮する

    大事な電話の場合は、事前に話す内容を書き出し、それを見ながら話す。
    用件を書き出さなかったばかりに話し忘れたことがあると気付くのは避けたい。

  •  限られた時間で成果を最大化する。超単純な帯で驚く。その本質はどうかと購入。ただ、内容はなぜ今更?という気さえする基本中の基本であり、社会人一年目がしっているような内容だった。
     本書で述べられているのは、時間を管理するのは人生を管理するのと同義。1分1秒を大切にするということは、人生を大切に過ごすということ。そして、まずは心と時間の関係についてから。単純に自分はできる、人生を主体的にコントロールするという意識を持つこと、そして自身の価値観を知るということ。フランクリンコビー的な発想から入る。瞬発力であるファスト思考と、じっくり人生の価値観や目標を考えた上で考えを巡らすスロー思考がある。1日のうち、できれば朝一30分はスロー思考で目標、計画、取組んでいることの進捗について振返る時間をつくる。一方で、やることリストを前日夜につくっておくのを勧めている。やることリストは、絶対やるべき、やるべき、やってもいい、他に任せる、リストから削除すべき、という5つに分類する。
     次はパレート最適を利用した、2割の仕事をしっかり見つけやり切る方法。自分に、もし今日1つしかタスクをやることができないなら会社にとって価値のあるタスクはどれかを問う方法で、大事な2割を見つけると。そんなことを考える人っているかな。価値のある仕事かどうか、それが分かっていれば最初からそれをやっていると思う。悩んでいる人は、むしろその価値のある仕事かどうか判別がつかない人なんではないだろうか。
     そして、いつもの4象限。急ぎ且つ重要なタスクはすぐやって、重要だけど急がないことに取りかかる。しかし、これも間違ったやり方だ。重要だけど急がないことであると分かるけれど、実際にはそこに手がつけられないのだから。さらに、タスクの委任。つまり、ぶん投げる。この力も必要と。ブライアントレーシーがもたらした営業革命。仕事のノウハウとしては、少し残念だった。当たり前のことを大げさに述べる。でも、この当たり前のことをどうやったらチーム全員ができるのか、モチベーションを維持できるのか、という最も難しいところへは全くといっていいほど触れていない。別途、リーダーシップ論でやりましょうということかもしれないけど。

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著者プロフィール

ブライアン・トレーシー
プロのスピーカー、トレーナー、コンサルタントであり、カリフォルニア州に本拠を置くブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。20代半ばでセールスマンになり、ビジネス界でその才能を発揮。自分なりのアイデア、方法、テクニックを生かし大開発会社のCOO(最高執行責任者)にまで昇りつめる。30代でアルバータ大学で商業の学士を得、その後アンドリュー・ジャクソン大学で経営管理学の修士を取得した。22の会社と業界で働いた経験をもとに、1981年、全米各地で、講演やセミナーを通して成功の原則を教えるようになった。プロのスピーカーとなって以来、45カ国の400万を超える人々に自らのアイデアを提供してきた。コンサルタントやトレーナーを務めた組織は1000以上になる。
ベストセラー作家として、著書に『カエルを食べてしまえ! 新版』(三笠書房>)、『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』(ダイヤモンド社)、『フォーカル・ポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『カエルにキスをしろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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