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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784761271954
感想・レビュー・書評
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守るべきは心の平和。穏やかさ。
読み進めるにつれて、心が穏やかになり、安心感を取り戻すことができました。
人との関係の持ち方の具体的な説明にとても納得がいき、ほっとしました。
居場所のなさを感じたときの処方箋に。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◯居場所がないと感じたらまずは自分から居場所を与える。
◯居場所の与え方は相手の話を評価せずにただ聴くだけ。アドバイスは上下関係生まれるしいらない。そうすると相手も居場所与えてくれる。
◯併せて今の自分を認めてあげる。本当の自分を探しても、今の人生の延長線上にしかない。
◯自分の心が安らかであれば居場所気にならなくなる。自分の心が安らかどうかを気にする。
◯自分が「なじみにくい」と感じているように、 相手も「どんな人なのだろうか」と様子を見ているのかもしれない。
◯責任の所在を明確にして、自分のできることをやる。
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職場で居場所がないと感じることの多い私にとって、ピッタリの本でした。
読むと納得できるエピソードが多かったです。 -
人間にはオートノミック(自律的)な人と、ソシオトロピック(社交的)な人がいる。多分自分は前者だな。
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人を変えようとしない。アドバイスには現状否定をしないことが大切。余計なアドバイスや評価を下さず、話を尊重して聴く。あの人はこう、という主観的な評価(ジャッジメント)を手放す。
人には自律的な人と社交的な人がいる。前者は自分でコツコツ積み上げるのが好きなタイプ、後者は人との関わりのなかで幸せを見出すタイプ。
怒っている人は、困っている人。
「居場所」は、自分でつくるもの。居場所を感じる=自己受容すること(ありのままの自分を受け入れること) -
自分の心の平穏を基準に生きようという話。そのことで相手も居心地良くなる場所を提供できるという。なるほどーと思いつつ、実践となると難しそうだなあと思いながら読んだ。
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居場所がないと感じたときに誰かに与えられる受け身の姿勢ではなく、心の安らぎを得ることを目的とすること。そして、自分自身が居場所を他者に与えられる存在になる。という視点は最近の自分の考えに近く、参考になった。
クラスや職員室に居場所がないと感じたり、今の学校は〜でダメという意見をよくSNSで見かけたりする。
そんな人たちは自分自身も批判している組織の一員であることを自覚した方がいい。
自分もその組織の一員であるという当事者意識をもち、
「じゃあどうすれば居心地がよいと感じるのか?」
という問いをもって行動につなげる。
自戒もこめて、自らが居心地の良い環境をつくることができる実践者でありたい。 -
聴くことに集中して今を生きる。相手の話をジャッジしない、話を尊重して聴く。人の信念や行動を変えようと考えない。自分の感情をさらけだすこと。一人一人をかけがえのない存在として尊重する。大切なのは一人一人のプロセス。今の自分を認めること。人が変わる時、その人の状況が整ったとき。人間は多様である。
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自分の状況にぴったりで、非常にプラクティカルな本だった。
・居場所が感じられないのは自己受容の問題だから、自分の心の安らかさや幸せに集中すればよい。そうすれば、他の人も不安であったり苦しんでいたりするのだと感じる余裕が出てくる。そうすれば、苦しんでいても、まだ自分の安定が揺らがない感覚を持てる。
・自分の果たすべき役割に集中するのも一つ有効な手段。
・時間がかかるプロセスがある、と割り切ることも大事。特に、入ったばかりの組織に馴染む場合などはそう。相手も出方を伺い、自分も出方を伺うことになるのは、しょうがない。 -
いっきに読みました。
「自分の心の平和を唯一の目的に過ごす」
明日からやってみます。
著者プロフィール
水島広子の作品
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