- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761272029
感想・レビュー・書評
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トヨタの現場で活躍し現在はWebマーケティングサービス会社CEOを務める著者による、トヨタ式時短術の本。
トヨタの考えは既に幅広く研究されたり広められたりしているからか、どこかで聞いたことのある方法も多かった。
覚えておきたい点:
・自分の担当以外の仕事をもこなせる「多能工」になるとメリットがある。(1)個々に身につくスキルが深く、広くなる、(2)個人レベルでアイデアが生まれやすくなる、(3)人間関係が広がり、いざというときに助けを得やすくなる、(4)仕事への情熱を維持できる。
・失敗分析よりも成功分析。
・25%ルール。設定された納期や期限を自ら25%縮めてしまう。
・問題は小さいうちに対処したほうが、結局は時間やコストを抑えられる。
・ピンチのときほど行動量を増やせ。
・いかに優れた部分最適も全体最適には勝てない。(ピーター・ドラッカー)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【自らを必死の場所に置け】
設定された納期や決められた期限を、自ら25%縮めてしまう。
そうすることで、あなたの頭の中では、仕事を終わらせるための試行錯誤が始まる。
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【「なぜ」を5回で問題の根本原因に迫れ】
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【仕事の指示を出す場合は、必ず「背景」を一緒に伝える】
「背景」と言うのは主に3つで、「その仕事の目的」「その仕事の重要性」「その人に頼む理由」です。
この考え方は、部下の側も意識すべき。仕事を受ける際、この3点を確認してから着手すべきだと言うこと。ここのギャップを埋めることができれば、最初の時間と労力で、最大の成果を生み出すことができる。指示を受けたときに、わからないことがあれば、自分の中で勝手に解釈してしまうのではなく、遠慮なく上司に質問しよう。
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【チームの力を最大化する「標準化」の徹底に取り組む】
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【チームの生産性を最大化する「使える」マニュアルの作り方】
なるべく多くの人が実際に使ってみて、「わかりやすいか」「追加した方が良いチェック項目はないか」「不要な項目はないか」などを振り返り、ブラッシュアップしていくことが重要。
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【「自分の分身」をどれだけ育てられるかも評価の1つ】
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【人間関係は、口より耳で作れ】
つまり「話をよく聞け」と言うこと。
デール・カーネギーは、「相手の話を80%聞く
ことができれば成功する」と言っている。
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【時間はお金より大事】
スティーブ・ジョブズ「私が勝ち得た富は、私が死ぬときに一緒に持っていけるものではない。私がのあの世に持っていけるものは、愛情に溢れた思い出だけだ。これこそが、本当の豊かさであり、あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ」 -
感想
しっかり会社で(派遣社員としてではなく)働くようになったらより生かせるだろう。トヨタの「人をしっかり生かす」仕組みが徹底しててすごいな
時間は動作の影である、動作を速く
「動く」だけではダメ、「働く」こと、頭を使う
どうしたらできるかマインドセット
成功分析
ベンチマーキング
探し物にかかる時間短縮、パソコン内のファイル保存、重要なものはメールで送って検索機能
今日の何時までに何をするのかtodoリストをグループに見える化
25%ルール→設定された期限を25%縮める
考える時間を短縮するには「現場」に行くこと
問題解決について
できない理由を考えないでできる前提で考えると問題解決しようとできる
なぜなぜ分析
横展開 -
とても参考になった。さすがトヨタ!
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効率化する為に行う事をたくさん書いてあった。
全てにおいて時短を意識しろというところから始まり、あらゆる時短術がありました。
失敗したところに無駄がある。
成功したことも振り返れ。そこにもヒントがある。
ミスは早く報告しろ。遅いほどやり直しに時間がかかる。
マニュアルを作れ、再現性のある行動をしろ。
作業中も考えろ。共有してから会議しろ。
どこ本にも書かれているが、トヨタは社員レベルで意識してやっている。その実施例が書かれた内容でした。 -
とにかく無駄な時間を省くため、カイゼンし続けるマインドについて。
しかし、具体的に自分の業務にどのように活かすかが想像できなかった。同様のジャンルの本を読んで、深めたい。 -
トヨタの取り組みの中で、時短に関することをまとめた本。取っ掛かりとして、イメージが掴みやすかったです。
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著者のトヨタでの経験談が多い
世界有数企業の考え方を知る上での参考になった
・巧遅より拙速
・三現主義
特にこの二つは実践を心掛けていきたい -
労働時間と成果の関係。仕事は汗を流せば流すほど成果が上がるものではない。
忙しい時ほど、やり方を見直す必要がある。
若いうちは、ガムシャラにやることが大切だと思うが、本当に自分の人生のため、大事なお客様のための時間を確保するために、生産性を高めたい。