いつも怒っている人もうまく怒れない人も図解アンガーマネジメント

  • かんき出版 (2016年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784761272081

感想・レビュー・書評

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  • おこりっぽい人は、子供っぽいと思われ、さらに面倒な人だと思われます。いつの間にか一人ぼっちになり、自分自身も疲れてしまうことが多いでしょう。うまく怒れない人は、良い人食って見え優柔不断に見えます。また本音で話せる相手がいないほか、感情ため込んで苦しくなります。怒りをうまく使える人は素直に見え潔く見え、人望が厚く愛されます。自分を好きになれることがもちろん毎日が幸せになります。これはそんな本です。

    アンガーマネジメントは、今では全米の教育機会に企業でも広く導入されている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育なんです。大前提として怒ってはいけないわけではありません、怒りで後悔しないことが大事なんです。怒りに振り回されない体質になりたいと思うのならば、まずはできることから試すこと、これはダイエットやトレーニングと同じです。

    そもそも怒りと言うものは、人間にとって自然な感情の1つです。無理になくそうとしたり感じないようにする方が不自然なことなんです。怒りや身を守るための感情とも言われています。人は心を守るために怒りを伝えます。

    怒り時代は自分の気持ちを伝えるための伝達手段です。おかしいと思うほど不公平だと思う気持ちを伝えるんです。怒りについての3つの誤解があります。怒れば何とかなると思い込んでしまうこと。状況がより悪くなることの方が多いです。そして怒りは吐き出せばいいや。怒りは制御できないなどこういった思い込みがいつまでも信頼関係を気づけないのです。

    問題となる4つの怒り、強度が高く持続性があり、頻度が高い、さらに攻撃性があると言うことです。いかにの感情が長引くと、恨みや憎しみに変わることもあります。相手にダメージを与え、復習してやろうと言う気持ちが湧き起こってきたなら、それはもともとの怒りが恨みに変わってしまったということです。いつまでも怒りを引きずっていると、まさにずっと怒りに振り回されているようなものです。

    ひろい意味で言えば、怒りは第二次感情です。もともとの第一次感情は悲しい、辛い。寂しいと言った。ネガティブな不安感情から始まります。人の心の中にはコップがあり、このコップが溢れ出た瞬間に怒りへとつながるのです。

    コップの大きさは大小個人差があります。小さなコップの場合はごりやすく、怒られ弱いと言う特徴、大きなコップの人が起こりにくく、怒られず良いと言う特徴です。

  • 【内容紹介】
    アンガーマネジメントを身につければ…余計なストレスがたまらない!人づき合いがラクになる!自分を好きになれる!「怒り」が湧いたときの対処法、具体例が満載!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    仕事に家庭に、いろいろイライラしがちな私にとってはすごくためになる本でした。カッと怒りが湧いたときの対処法など、テクニック的な内容も勉強になりましたが、何より心に響いたのは「怒るも怒らないも自分次第」という、怒りの本質です。アンガーマネジメントというのは、他人どうこうではなく、自分の感情をコントロールすること。確かに、他人は他人で自分と考えが100%合うはずがありませんし、「自分の常識は他人の非常識」という言葉のとおり、自分が100%正しいことも実はほとんどないのだと気付かされました。なので、イライラを他人のせいにするのではなく、イライラしないよう自分が変わってしまえば良い、というのは良い考え方だなと思いました。

  • わかりやすく読む事が出来ました。

  • 会社でトラブルを起こし、謹慎中に読んだ本。書いてあり通りに出来てれば謹慎になんてなっていなかったな笑

  • 図が多く、イメージしやすかったです。
    アンガーマネジメントの本質や実践について理解できて良かったです

  • ◉怒りは第二次感情
    →第一次感情
    不安、辛い、寂しい、苦しい、心配、困った、嫌だ、疲れた、悲しい、等
    →第二次感情
    怒り
    ※怒りをそのまま伝えるのではなく第一次感情に注目する

    ◉怒りには、身近な対象に対して強くなる性質もある。
    「長く一緒に居るんだから、私がしてほしい事はわかって当たり前」
    身近な相手には期待が高まり甘えも生じやすい。
    →長くいても相手と自分は違う人間
    →違う「べき」を持っている
    →身近な相手でも言わないとわからない

    ◉自分の感情の責任は自分でとろう
    →怒りを感じたことを、自分以外の周りのせいにしない
    →どんな感情がわいても、自分の感情に責任をもつ
    →出来るだけイライラしない選択をする

  • とてもわかりやすくさらっと読めた。
    内容も、簡単で、すぐ始められることが多いので、実践すべくノートを作った。続けられたらいいのだが。

  • これを読んでいる間意識して穏やかに暮らせた
    怒りは二次感情と思えば、じゃあなんで私は怒ってるんだろうと疑問に意識がいって、頭に血が昇らない。

  • 読みやすかった。

  • とても読みやすくすぐに読み終わりました。自分が以前怒りで大失敗したので、書かれている通りにあの時していれば良かったと思いました。
     今はお陰様で「怒りを溜めこまない心」になりました。

  • 読みやすい
    時間をおく、なぜ怒るのか分析する
    その場を離れる
    広い心をもつ
    どれも大切です

  • 平易な文と豊富なイラストで入門書として取っ掛かりやすい。
    怒りをコントロールできると自分にとって何が良いのか、怒りがわくメカニズム、怒りをコントロールする方法、と順序立てて説明してくれる。
    よく聞く「腹が立ったら6秒数える」にこれまで何の効果も感じられなかった私でも、すぐ始めてみたいと思える実践的な内容だった。
    今後アンガーマネジメントについてのより詳しい本も読んでみたい。

  • 図解を多用しシンプルで平易な内容は良い。裏を返すと内容は相当薄め。監修が安藤氏だが彼の著作の小難しいところを端折って二次著作にして再編した印象。とはいえ本書の①アンガーマネジメントを自己ではなく他者との関係から入る、②アンガーマネジメントの各テクニックが図解されていて分かり易い、以上2点は良かった。

  • 読みやすくわかりやすい。
    具体的な対処法も豊富に示されていて、参考になる。

  • なんか短気だなわたし。と思いつつも感情コントロールが下手だと毎度自己嫌悪になる日々。#家族募集します に木村佳乃さん?が「アンガーマネジメント、怒りが出たときに6秒待つ」と言っていて、何それ?私にもできそう!勉強してみよう!と思ったのがきっかけ。まんがでわかるシリーズを探してたけど見つからず、気分のままに買ってみることに。当たりでした。原因対処法まで載っていて、今日からさっそくメンタルトレーニング開始だ!と意気込みました。私が変われる日が来るかな

  • アンガーマネジメント入門書には最適な本です。

  • アンガー(怒り)を感じた時にどう対処すればよいのか?図を多用して、大変分かりやすく書かれた一冊。

    アンガーマネジメントというと、怒った時にどう対処するかがメインの本が総じて多い。
    ただ、本書ではその怒りに至る前の自己分析に重きが置かれており、より根本的なアンガーマネジメントと感じた。

    怒りによって(起こした行為)後悔をしないようにすることが目的。
    →怒りは二次的感情であり、それを引き起こす要因(一時的感情)がある。
    →その一時的感情を引きおこすのは個人が持つ「べき」。
    →「べき」はある程度調整が可能(どこまで許容するか)。

    怒りというとかなりの部分が相手によるものであるのは間違いないが、
    相手をコントロールはなかなかできるものではなく、自分をどうしていくのかが大事である点は多いに納得。

  • 人はそれぞれ譲れない「べき」を持っている。
    その「べき」を侵害されたと感じると怒りが生まれる。
    自分の中の許容範囲を広げることが大事。

    怒りは上から下に流れる。
    上司から部下へ、親から子へ

    私は部下の立場として、上司から理不尽な「べき」を押し付けられることが多く、悩んで本書に出会いました。
    これを上司に読んで欲しい。そして「べき」を押し付けるのではなく、上司の「べき」を私にも理解できるようまず開示して、その後、部下の私にどうして欲しいと思っているのか冷静に説明して欲しいと思いました。

  • まぁまぁ

  • アンガーマネジメントを勉強したくて
    読んでみました。色々な対処法がありましたが
    「自分の感情の責任は自分でとろう」という
    フレーズが私には一番身に沁みました。

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著者プロフィール

アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。
立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。研修講師歴30年。「アンガーマネジメント」や「アサーティブコミュニケーション」「アドラー心理学」をベースとした「言葉がけ」に特化するコミュニケーション指導に定評があり、これまでのべ指導数は22万人に及ぶ。
主な著書に『アンガーマネジメント』『怒りの扱い方大全』(日本経済新聞出版)『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(かんき出版)『働く女の品格』(毎日新聞出版)など多数。

「2023年 『怒らない100の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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