マンガでよくわかるエッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

  • かんき出版 (2017年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784761272463

感想・レビュー・書評

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  • 捨てる勇気、手放す勇気、そこから始まる。目の前にあること全てをやるのではなくて、何を選択するか、何に集中するかということ。人生は限られた時間の中であり、全部やろうとしてもチカラは分散されてしまう。

    悪くないこと、ある程度良いこと、って溢れているけど、最良のこと以外(ベター)を選択せず、ベストを選択するという、90点以上ルールは人生に取り入れていきたい。

    それとクロノスとカイロス。時間の経過を主体的に捉えられるか?過去や未来ではなく、今に全集中できるか、しているか、ということ。マインドフルネス、瞑想的なコトになるけど、今を生きて、今やることに全力注ぐように時間を使っていきたい!

  •  大変勉強になりました。
     特に「絶対やりたい90点以上、90点未満は0点=やらない」「過去の損失を切り捨てる」「逆プロトタイプ(試験的に止めてみる)→本当に止める」の記述は特に響いた部分です。
     コンマリさんのトキメキ魔法の片づけ術には点数までの記載は無かったので、ハッキリと90点以上のもののみ取り入れろ、という指摘にはビビッと来るものがありました。それを聞いたら色々なものが処分出来そうな気がしてきます。最近、やりたいことは全部やろう、何を止めるか、と考えていたので、その取捨選択をするのに大変役立つ情報です。あ、そうそう。ここで意識改革しなければならなかった。何を止めるか、ではなく、絶対にやりたい!だけをやる、というマインドセットだそうです。何となくやりたいことは90点以下。やらない事で自由が増える。…開眼しました。
     
     しかしながら90点思考が出来ないものも、世の中にはあると思います。会社で言えば、誰が取ってもよい電話取り、郵便物投函など。誰もやりたくないから、やらない人は本当にやらない。本当は会社側が当番制を取り入れるなど対応しなくてはならないと思いますが、自分事ではないから放置される。これは従業員側が根気強く会社側に態勢作りをお願いしなくてはならない話なのだろうと思います。

     「仕組み化」の話も大変参考になりました。例に挙げられていたクローゼットの話。その整理も仕組み化して散らかりを未然に防ぐ。不要品を入れる大きな袋と必要な物を入れる小さなスペースを早速作ります。なんだかやる気が出てきました。

     この本も何度も読み返しそうです。
    まんがが挟み込まれているので大変分かり易い。田辺さんと前沢さんが結ばれそうで結ばれないところもなんだか良かった。
     

  • 仕事のできる人たちの情報発信を見ていると、みんなが1度はすすめる本。
    そんなイメージがあり、いつかは読んでみたいと思っていました。
    書店でマンガじゃない方も見てみたけれど、難しそうで内容が入ってこない感じがしたためマンガ版をチョイス。
    全てがマンガページではないし、マンガじゃないページも噛み砕いて書いてあるため内容が入りやすく、私には合っていました。

    ついついイエスマンで、意味不明な残業をする。
    私も陥ったことがありますが、多くの人がこうした悩みを持っているんだということを知れたのも、なんだか安心しました。

    付箋だらけで大変なことになったけれど、以下の2文がぐさり。

    ⚫︎「『全部手に入れよう、全部やろう』とするうちに、私たちは何かを失っていきます。」
    ⚫︎「自分で『これを捨てる』と決めなければ、誰かがあなたの大切なものを捨ててしまうでしょう。」

    いつも図書館で済ませる派だけど、今回は購入して付箋とマーカーを引きました。
    定期的に読み返したいし、子どもが高校卒業するくらいになったら読ませたいなとも思ったくらい、大切なことが詰まっている本だと思います。

  • 1日で読めるところが良い。ある程度仕事できる人が陥る罠はあるあるだが、そこで絞り込むのか、やり切る方法を考えるのかは職種状況により異なるかなーと思った。

  • まんがの主人公は、多忙な小学校教諭。
    ビジネスマンだけでなく、いろいろな働く
    大人に有効ということだと思う。

  • 読みやすかった。
    こういう風にできれば楽かもしれないけど、実際は難しいだろうと思う。
    ただ、何をやって何をやらないかの基準をしっかり決めておくのは必要かもと思った。
    そしてそれを決めるのはなんとなくじゃなくて、理由も考えておく必要がある。

  • エッセンシャル思考を漫画を通して解説してくれているため、難しそうなテーマだが読むハードルがとても低いです。
    エッセンシャル思考とは、ということについては本書から理解できますし、これをきっかけに行動を変えようというモチベーションになりました。
    星を2つと評価した点は2つの理由からです。
    ---
    1. 内容が薄く感じてしまう
    2. 例えやシチュエーションが自分と重ねにくい
    ---
    1つ目については、当たり前ですが、要点だけを漫画でわかりやすく解説してくれているので仕方ないかなという感想です。
    2つ目については、私にとって洋書あるあるなのですが、例えば回りくどかったり、共感しづらい場合があります。本書でも、物事の本質を掴むというテーマである文章を要約するという例があるのですが、それは本質と言えるのかな。。。と疑問に思ってしまいました。

  • 2025/09/29
    90点ルール
    遊びで選択肢を広がるーべき論を避けて柔軟に

  • 選択と集中。分かりやすく要点がまとめられていた。

  • ぜひ実践したい


    90点以上のもの
    ------------------
    それ以外は捨てる
    ------------------
    判断基準:自分の価値観


    ◆ エッセンシャル思考

    「より少なく、でも、より良く」を大切に、本当に大事なことにだけ心と時間を使う生き方
    あれもこれも手を出さず、自分にとっての“本質”を見つけて、そこに集中していくための考え方



    ◆ 3つの基本

    ① 見極める(本当に大事なことを選ぶ)
    • すべてが大切なわけじゃない
    • 自分の目標や価値観をじっくり見つめて、「これは絶対やりたい!」と思えることだけを選ぶ
    • 基準は、“90点以上”と思えるかどうか。

    ② 捨てる(丁寧に、でもしっかり断る)
    • 「まあまあ大事かも…」ということに時間を取られないように
    • 誘いやお願いには、優しく、でもはっきりとNOを伝える勇気も大切。
    • 他人の期待より、自分の選択を大事に。

    ③ 実行する(続けられる環境づくり)
    • 決めたことは、迷わず実行。
    • 習慣や仕組みを整えて、自然と集中できるように
    • 考える時間や、ひと息つくゆとりも、忘れずに



    ◆ 心に留めたい考え方
    • すべてをやろうとしなくて大丈夫。
     選ばないと、他の誰かに決められてしまうから。
    • 本当に大切なことに集中すると、思っている以上に成果が出せる
    • 頑張ることより、「やめる勇気」のほうが、実はすごくパワフル。



    ◆ 胸に響いた言葉

    「やらなくていいことをやめること。
    それが、本当にやるべきことへの第一歩だ。」

  • 部屋の片付け方の本を読んだ時に、生き方そのものにも通じるなと感じたが、エッセンシャル思考はまさに思考の片付け方だなと思う。
    自分にとって本当に必要なものを見極めて、不要なものは思い切って捨てていきたい。


    [覚えておきたいこと]

    ☆エッセンシャル思考の3つの基礎
    ①選択
    「やらなくては」→「やると決める」
    ②ノイズ
    「どれも大事」→「大事なものはめったにない」
    ③トレードオフ(何かを選ぶために何かを捨てる)
    「全部できる」→「なんでもできるが、全部はやらない」
    「何をあきらめるか?」でなく、「何に全力を注ごうか?」と考える!

    ☆正しく「減らす」技術
      =「見極める」→「捨てる」→「仕組み化する」

    ☆「見極める」ために集中して物事を考える時間をつくる。一つの問題を考え続けるのでなく、視野を広げて多数を検討する。

    ☆遊びはストレス軽減だけでなく、脳の柔軟性と順応性を高め、創造的にしてくれる。

    ☆他人や偶然によって決められたり、仕方なく消去法で選ぶのではなく、自分自身で選びたいから選ぶ。90点以下だと思うものはノー。

    ☆本質目標(シンプルで具体的、刺激的、測定可能な目標)を定める。

    ☆人は自分が所有しているものを実際より高く評価しがち(授かり効果)。
    →「もしまだこれ(このチャンス)を持っていなかったら、手に入れるためにどれだけのコストを払うか?」と考えてみる!

    ☆いつもやっているからという理由でやめられない(現状維持バイアス)ことをゼロベースで見直し、試験的にやめてみてから本当にやめる。

    ☆少しずつでも進歩しているという手応えが、意欲的に前進するために最重要。

    ☆過去や未来のことにとらわれず、「今、この瞬間」に集中する。
    「今、何が重要か」を考え「今すぐやるべきことリスト」の優先順に一つずつ集中してする。



  • 90点未満のものは捨てる、という考え方など、新鮮に感じた。

    備忘
    シンプルで、具体的で、刺激的で、測定可能な目標を選ぶ
    「 2012年までに、イギリスのあらゆる人がインターネットを使えるようにする」

  • あれもこれも抱え込んでいた自分がいました。この本を読んで自身の負担になっている事柄を整理していこうと思います。

  • 理解はできるけど、実践するとなると難しい。それは、自分のことがきちんとできてないからなのかもしれない。 ひとまず、優先順位と断ること、集中すること。 マンガにはあまり共感できなかったけど、こういうのは極端にするものだから、わかりやすくはあった。マンガ部分が多過ぎないのがよかった。

  • 要素を簡単に知れるのはいいけど、やはり本質を理解するには元の本を読んだほうがいい。

  • サクッとおもしろく読めました。

    「大事なものはめったにない」
    「やらなくては」ではなく、「やると決める」

    意識し続けたいと思うフレーズが、
    たくさんありました。

    漫画で分かりやすいので、
    忙しくてお疲れ気味の人にお薦めです。

  • “90点以下は0点“

    とてもいい言葉だなと思う。参考にしていく!

  • エッセンシャル思考とは、
    99%の無駄を捨て1%に集中すること。
    「より少なく、しかしより良く」


    以下、メモ

    ■見極める技術
    90点ルール:90点未満は0点と同じと考え、捨てる

    もしくは、

    3 つのプロセスを踏む
    1.チャンスについて記述
    2考慮に値するチャンスの最低限の基準を3つ書き出す
    3考慮に値するチャンスの理想の基準を3つ書き出す
    →すべて満たしているものだけが選択に値するチャンス

    ■捨てる技術
    目標が刺戟的でなければ人を動かすことはできない

    平凡
    かつ、一般的・・価値観
    かつ、具体的・・四半期目標
    刺激的
    かつ、一般的・・ビジョン、ミッション
    かつ、具体的・・本質目標=エッセンシャル目標

    シンプルで、具体的で、刺激的な目標を立てるべし
    →達成の判断が明確

    思わぬチャンスが来た場合、このチャンスを逃したらどう感じるか?ではなく、もしまだこのチャンスが手に入っていなかったら、手に入れるためにどれだけのコストを払うか?を考える

    ■仕組み化する技術
    集中するために、
    1.今何が重要かを考える
    2.未来を頭の中に抱えない
    3.優先順位をつける

    バッバファを持つため、見積もりは1.5倍で考える

    シナリオプランニングでリスクを軽減する
    1.このプロジェクトにはどんなリスクがある?
    2.最悪の場合、どんなことになりうる?
    3.周囲の人への影響は何がある?
    4.そのリスクは自分にとってどの程度の経済的負担になる?
    5.リスクを減らすためにどのような投資を行うべき?

    日々のささやかな進歩が飛躍的な達成へとつながる

    今何が重要かを考えてリストアップする
    →今この瞬間に集中する=マインドフルネス

    ■その他
    成功のパラドックスに陥らないようにする
    ・・成功のパラドックス
    1.目標を見定め、成功に一直線に進む
    2.成功した結果頼られ、多様な仕事を振られるようになる
    3.やることが増えすぎて、時間とエネルギーが拡散されていく。すべてが中途半端になる
    4.本当にやるべきことができなくなり、成功に導いてくれた方向性を見失う

  • わたしはどうしても何でも正面突破したいタイプなのですが、漫画でも簡易版でも、難しい本の翻訳をそのまま読む必要はないってのを他の本から学んだので、
    有名な「エッセンシャル思考」について、入門編に漫画から読んでみることにしました。
    ――――――――――
    漫画にエッセンスを散りばめながら、文章でもきちんと説明されています。
    実際、おそらく「エッセンシャル思考」の中身はこれではまだまだ理解には及びませんが、
    導入部分としては、分かりやすい本だと思います。

    自分にとって本当に必要なものを見極める、それ以外は捨てる。

    ネットやSNSが普及している情報化社会において、様々な本で言われていることですが、
    ここでは具体的に「自分で点数を付けて90点以下は捨てる」と書かれています。
    要は、条件等がいいなどの理由で、ベストではないけど悩むな…と思うレベルのものは妥協せず捨てよ、ということがよく分かりました。
    よく見られたい、あれもこれもと欲張った結果抱えすぎてしまう。走りながらやる事が当たり前になってある自分にも思い当たる節がありすぎて胸が痛かったです。
    時間にも余裕を持って準備をしっかりして考えて取捨選択できるシステムを自分の中で構築しないといけないなと思いました。

    今は時期ではないように思うので、いつか原本も読んでみたいと思います。


  • 人はあれもこれもできない。
    すべてに手をつけようとすると、
    本当にしたいことができずあっという間に時間が経つ。

    重要なことを見分ける為の判断基準を作る(90点ルール)
    瑣末なことは切り捨てる、断る
    具体的、刺激的、測定可能な目標を作る
    常に今重要なことは何かを意識し、積み重ねる

    内容はわかりましたが、
    ストーリーがありきたりでつまらなかった。
    これなら原本読んだほうが良かったなと思いました。

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著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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