- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761272883
感想・レビュー・書評
-
読み終わって感じたことは、今まで読んできた自己啓発本と結びつく点が多かったため、自分的には新しい発見というものは少なかった。
・人と比べることをやめる
・とにかく与え続ける人生にする
・孤独は人を強くする
という点についてはアドラー心理学でも出てきたことだ。
ただ、一つ発見があったのは
「目的のない出会いの数を増やしすぎないこと」ということだ。若い頃は人脈を広げたり新しいものに目が行きがちでどうしても「数」を考えてしまうが、「今、身近にいる人(メンターなら尚更のこと)を大切にすること」でそこから広がる人間関係の「質」に注目していたことだ。
自己啓発本の初心者でも読みやすいように一つ一つのエッセンスが短く書かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一流は自分軸で生きて自己肯定感が高く、本当の愛を知っている
マルクス・アウレリウスの自省録を読んで、具体的な解説がほしいなと思ってこの本を読んでみた。
気付き
・最強の生き方=「自己肯定感高くして自分の軸を持って生きる」
自己肯定感を高くして自分の軸を持って生きれば、あらゆる外部環境に影響されない。(外部環境=人の評価、世間の目、自分や相手の立場、貧困、人生の逆境や災難等)
特に立場に影響されないことは重要で、自分より身分が上の人にへりくだったり、立場が低い人を見下したりはせずに相手の立場関係なく常に謙虚でいることができる。
・自分の世界、相手の世界を理解する→相手は天気と同じように絶対に変えることはできないから、変えようとして労力をかけても無駄。自分を変えて、自分の手の届く範囲のみに全力を注ぐ。
・リーダーの行動の根源は「愛」である
見返りを求めず常に与える側になる
飢えた状態でパンを1つ二人で分けるとすれば、パンを大きくちぎって相手に「はんぶんこ」と言って渡す。ポイントは相手にさとられないこと。
与えることは一見損しているようにみえるが、普段は得ることができない「徳」を得ることができる。
「受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流す」
この考え方が重要だと思った。
これからは自己肯定感を高く持ち、ブレない自分の軸を持って生きて、愛に基づいた行動をして一流を目指していきたい。
-
構成がすごくシンプルで、読み進めるのが楽だった。
-
心の磨き方をコンセプトに、考え方、アクション等を、短編にまとめられていて何度も読み返す事が出来そうな書。
一流から三流という表現である一定のビジネスマンに対してはモチベーションが上がると思うが、
一流という表現は別としても、人として日々の成長に参考になる、心にとめる言葉が書かれている。 -
「一流」という言葉を使うことについては疑問が残るけど、「心の磨き方」については同感。
心のあり方は常日頃気にかけているはいるけれど、すごく嫌なことがあると、うっかりいやな自分になってしまうことがまだある。
大きく物事を考えること。地面這い回るありの様にではなく、空を高く飛ぶ鳥の様に。そうだったな〜と気づかせてくれた良書。 -
一流とは人によって捉え方変わるかもしれないけど、人として一流というニュアンスなのかなと読んでて思った。自分らしくいつつ、人の為に行動する。なかなか簡単にできないけど、それができたらほんとに一流だなと思った。
-
●読後の感想
・茂兄こと、師匠である永松さんの本。
すべての世代の人に送る、これからの時代を生きる人としての指南書である。一流から、超一流へ。
私は日々学び、昇華し続けるだろう。
★一流の人とは、一握りの特別な人のことではない
→自分の心を磨き続け、自分を信じることができた普通の人のことである
<はじめに>
★あなたは今本書を手にしていると言う事は、自分を高めることに関心を持っている証である。そのこと自体が一流になるための資質であり才能である。
◎心を磨くと何が手に入るのか?
→「物事を大きく考えられる視点」
★一流の人は、物事を大きく考える
→一流の人は、本質を知り、実行する
→一流の人は、自分の人生に関心を持ち、それを良いものにするために役立つ原則を選び取る知識を持っている。
<第1章>信条
◎自分の心に素直に生きる
→一流の人は「思い込み」に囚われず自由に生きる
◎決断を他者に委ねない
→一流の人は、自分の心の声に従って行動する
<第2章>姿勢
★他人の幸せのために、自分の幸せを犠牲にしない
→一流の人は、自分を犠牲にすることなく、人の役に立つ
◎あらゆる物事楽観的に捉える
→ 一流の人は、ピンチの中でも光明を見いだす視点を持っている
◎多くの出会いを求めず、目の前の人を大切にする
→一流の人は、目の前の人を大切にしながら自分の魅力を高めれば、新たな「縁」がやってくることを知っている
◎どうにもできないことを捨て、できることだけに集中する
→一流の人は自分の力が及ぶ範囲でベストを尽くす
<第3章>変化
◎ゴールを設定して、必要なものを手に入れる
→一流の人は先にゴールを設定し潜在意識の力を使って達成するための方法を引き寄せていく
<第4章>学び
★師匠を一本化する
→ 一流の人は正解を自分で選ぶから迷いがない
<第5章>自信
◎常にセルフイメージを上げる努力を怠らない
→格上の人と出会うこと
→自分の環境を変える努力をすること
→自分の住む場所を変えること
<第6章>人望
◎どんな時も「与える側」に立つ
→一流の人は与えることで自然に高みへと押し上げられる
<第8章>人間関係
◎目的なく「出会い」を求めない
→本当に求めているのは「出会い」ではなく「出会いの先にある未来」である
◎人を恨むことに時間を使わない
→一流の人は思考をコントロールし幸せな時間を過ごす
<第9章>逆境
◎「辛いのは自分だけじゃない」と考え苦しみを乗り越える
→一流の人は悩みからは決して逃れられないことを知っている
◎小さなことで取り乱さない
→一流の人は本質を見て難局を乗り切る
◎すべての困難をゲームと捉える
→一流の人はすべてを受け入れる覚悟を持って困難に挑む
★逆境は「新たな物語の始まり」と考える
→一流の人は「サクセスコール」の存在を知っている
<第10章>夢
◎未来に夢を残す
→一流の人は皆夢のたすきリレーの走者である
<終わりに>
★これからの時代、何よりも望まれるのは、自分の中にしっかりとした心の軸を持つことである。
◎人生を決してあきらめない。
自分をもっと認めること。自分が思ってる以上にはるかに大きい可能性を持っていることを信じること。あきらめず、粘り強く、そして涼やかに。
一流の人たちはその世界で自分のことを待っている -
全てが全てに納得できるかと言われると、うーんと言った感じで終わった。
30/70ぐらいはすぐにでも参考にしたい考え方だった。 -
読んどいてなんだが、一流、二流との分け方があまり好きではなかったな。
聞いてる人にイメージを持たせる話し方、はふむふむもっともだと思いました。