2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272937

作品紹介・あらすじ

仕事で「おやっ」と思ったことを、27歳から書き留め、社長になってからも書き続けたOYATTO NOTE(おやっとノート)。2000社の赤字会社を再生させた「プロの仕事術」をこの一冊に完全収録!利益出せる人、出せない人の違いとは?プロフェッショナルになるための134の仕事術。

感想・レビュー・書評

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  • ・イベント、企画書を作る場合必ずどれだけの売上と利益が出るのかをつける。利益という発想が抜けている人が多すぎる
    ・商売繁盛では顧客名簿より同業者名簿がだいじなこともある。同業者と広く付き合うことで情報交換、経営のコツを聞けたり、日々の努力として自分の店に何が足りないかを肌で感じることができる。
    ・失敗表彰は、失敗を恐れずチャレンジする人材を育てる為。もう一つは、そのやり方では上手くいかないという証明を得ること。つまり1度した失敗は2度としないですむというわけだ。
    ・反省チェックリスト①今日学んだことは?②今日思いついたアイデアは?③今日の仕事で邪魔は何?その原因は?④今日目標達成の為にどの程度前進したか⑤同僚や部下が今日の自分を評価したら何点?⑥今日はどんな気持ちで過ごせた?⑦嬉しかったこと悲しかったことは?⑧今日の体調は?悪ければ原因は?
    ・サービスを受けるお店では店員を名前で呼んで接しろ。顧客をお客様と呼んでいるうちは名前を覚えようともしない上っ面な関係だ。
    ・会社についてから今日何から仕事をしようかと考えている人はアマチュア。何をするかくらい通勤時にイメージしておく。
    ・企画を立てる時の基本①今なにが起きているのか②今抱えている問題はなにか③問題は改善可能なものか④どの問題をどのレベルまで改善するか⑤どうやって改善を図るのか⑥収支はどう変わるのか⑦プランを実行するとどのようなリスクが、あるのか
    ・企画書を作るごとにPLの計画書も提出する。

  • 気になるところに付箋をつけたら、付箋だらけになった。
    社員と朝礼で一項ずつ読みたい。

  • 短いトピックが134個書かれているので、スキマ時間でサッと読むのに適している。内容的には新入社員や若手会社員向けに、組織で生き残る存在になるためのマインドを説いている。

  • 面白い

  • 昔ながら仕事のことを為事(しごと)と書いていた。
    何かを為すためにする事と捉えてほしい(by 筆者)
    私個人としては為事は誰かの為にする事とと読め、
    誰かの為にする事という言葉すごく気に入った。

    お金を稼ぐためにどうするのかを社員みんなが知っておく必要があると思う。そしてそう言う環境を作ることが重要なんだと思った。

  • ブラック企業ってこうやってできるのかなあ、と思った。
    いや、赤字……しかも巨額であったり何年も続いていたりする企業を再建させるならこれくらいやらなくては駄目なんだろう、とは思うのだけど。
    正直、自分はこの人の下で働きなくないな、と思った。
    そして自分が部下にこのような言葉を伝えたくもないな、とも。
    最初の数項でそう思ったからだろう。自分の心には響かなかったが、逆に本当にどうしようもない立場に立たされている人には救いの一冊になるのかもしれない。

  • 習慣の大切さが身に染みる一冊。

    やはり「書くこと」「書いたこと見返すこと」「見返しながら修正してより良いものにすること」「これを継続すること」は大事。

    27歳からそれを続けてきた筆者の積み重ねが、良い習慣を作り、結果が出せる経営者を生んでいる。金言だらけの素晴らしいノート。

  • 130くらいの、赤字企業の黒字化に関するトピックがまとめられている。

    重なり感があるものも多いが、基本的には実践的な項目が多い。

    幾つか使いたい考え方や業務遂行方法があった。

  • 大切なことが簡潔に書かれているので読みやすいです。モチベーションあがります。あとは、実行できるかですね。

  • きっとこの本の書いてある通りの人になれれば色んなことがうまく行くんだろうと思った。けれども、書いてある通りにはなれないことは明白で(笑)
    自分の中でこういう人を目指していきたいという参考になる部分はいくつかあったし、何十年も気づきのノートを書いている著者がすごいなと思う。

    何にも気づきのない、何気ない毎日を送っている自分が反省させられる本でした。

  • 何でも書き留めておくことはいいことだと思う。
    何となく覚えてても忘れちゃうので。

    変場させられる人
    人柄
    努力
    雑学
    人の目を見て
    金に切れ目
    信じても裏切りあり
    本物は生き残る出すぎた杭は打たれない
    問題発見 分析 見抜く 目標 戦略 行動
    実績よりモラル
    名刺交換より自分磨き
    切れるふ人 尊敬 導ける人
    信頼感と人間力
    人員増加の前にりえきだせるか
    利益を出すきこと。
    相手にの支払い能力
    コスト削減だけでない。利益を得ること
    我慢の大切さ
    仕事のなかに面白味を
    逃げない
    ミスを肥やしに
    なるようにしかならない
    失敗で学ぶ
    机を綺麗に
    信用
    成功体験の積み重ね
    強い志
    好調な時こそ不調の芽
    判断は緻密に 決断は迅速に
    レス早く
    わかりやすい例 今までの目標変える
    新しい目標
    部下に花を持たせる
    叱ったら褒める
    部下の隠れた能力
    専門知識と人間性
    私にやらせてください
    不運を嘆くな
    幸福を喜ぶな
    一歩一歩進むと一番遠くまで行ける

  • 自分が気づいたことをノートに書き留める習慣は見習いたいと思った。

  • この手のものは、「そうだそうだ!」と納得できるものをちゃんと読みすすめて取り込んでいけるのがいいと思います。個人的には少し前までに銀行関連の大規模プロジェクトにいた関係で、18)の内容が読んだ時に「そうだそうだ」と思ったものでした。

    2)あなたが本当の「人財」になるための8つの言葉
    ①人柄をよくしよう ②人知れず努力しよう ③雑学を学ぼう ④人の目を見て話し明確な答えを出そう ⑤金の切れ目が縁の切れ目と割り切ろう ⑥どんなに信じ合っても裏切りがある ⑦本物は絶対に生き残る ⑧出る杭は打たれるが出過ぎた杭は打たれない

    3)仕事上手な人は6つの能力を持っている
    ①問題を発見しているか ②問題についての情報を分析しているか ③最重要の問題は何かを見抜いているか ④問題解決の為の目標を設定しているか ⑤目標を達成するための戦略を作り込んでいるか ⑥戦略を具体的な行動に落とし込んでいるか

    18)人員を増やしてほしいという前に
    ・利益があるのか現状維持か
    ・そもそも無駄な仕事をしているのではないか?

    19)利益を出すということが抜けているお役人ビジエスパーソンは意外といる

    53)仕事のプロは、強い思い高い志を持って努力する

    54)徹底的にプロセスにこだわれば本当の実力は見えてくる

  • ちょっと根性論が多く前時代的だなと感じたけれど、参考になる部分もたくさんあった。1円のコストを大切に考えるなど、意識して取り組みたい事が分かりやすく書かれており楽に読める本でした。

  • 今年は、経営を学ぶ年にしようと思っています。個人事業を始めて1年経ちますが、事業を継続するって大変なことなんだと実感しています。


    赤字経営の再建事業を行う著者の言葉は鋭い。

    ・『我慢』することの大切さ
    ・目に見えないお金の流れを知る
    ・1円に苦労し、1円に笑うコスト感覚
    ・トリンプのがんばるタイム方式
    ・業界の狭い枠の中だけに閉じこもっていると、発想が貧弱になる

    会社員の家に生まれ、ほぼ会社員の経験しかない私には参考になり、心に刺さる言葉。

    私が仕事をするときにいつも意識してきた言葉は、仕事はできるかできないかでなく、『やるかやらないか』。自分には高い壁だと思っても、心に問いかけてきた言葉です。
    『全ての仕事はやるかやらないかで決まる(文中より)』を見て、自分が大切にしてきたものを他の誰かも大切にしていると、やっぱり嬉しいものです。


    『人間力を身につける近道は、一流の人や本物と深く接することです。(文中より)』
    この言葉も大好き。


    お仕事や生活にハリの出る素敵な言葉がたくさん見つかる素敵な一冊。

  • 大体1ページごとの区切りで、読みやすい。読むとなるほど、社長の思考の凄さに納得する。

  • みんながみんなこんなに頑張らなければならないのだろうか,と思ってしまいました。

  • 20180203 読み終わってみれば一つ一つは普通のアドバイス。聴いた後に実践するかどうか。結局はそこに行き着く。だからこそ生き方に差もできるのだと思えば繰り返し読みたい本だ。

  • すごい自信で書いてあるが、よく見ると別ページと矛盾してる気がするモノも多い。このように並べると無理に1ページずつにしている感じがして、連載のときは面白く読めたのかもしれないとか思う。内容に対してじゃなく、情報のディスプレイの仕方に問題がある気がする。

  • 読売2017.11.30広告。

    【25万人が学んだ! 自分も会社も黒字化する、仕事のちょっとしたコツ! 】

    2000社を超える赤字会社を黒字化した著者が、50年間で書き続けたノートの数は283冊。
    その中から厳選された「プロの仕事術」を一挙公開!

    ◎なぜ、赤字に転落する会社が出るのか?
    ◎会社に求められる人材、捨てられる人材の違いとは?
    ◎利益を出す仕事人が実践するコツとは?
    ◎本物の「仕事のプロ」とはどのような人か?
    ◎大不況時に知っておくべき、首の皮一枚戦略とは?
    など、若手ビジネスパーソンからプロの経営者まで人気を博したコンテンツを完全収録!

    【「はじめに」より】
    「再生仕事人」として働いた50年の間、仕事中や移動中に気づいたプロフェッショナルの仕事のコツや利他の心構え、
    組織の良し悪しなど、日々「おやっ! 」と思ったことを書き留め、「OYATTO NOTE」(おやっとノート)と名付けました。その数は283冊に達します。
    (・・・・・・)
    本書は、『社長のノート』全3冊から今の時代に合った、「生きる」というテーマにふさわしいトピックを選び出し、再編集したものです。さらに、第3弾出版以降も書き続けた新コンテンツも収録しています。
    生きる環境がどう変化しようとも、何事にも前向きに立ち向かい、挑戦する姿勢が求められます。
    そのときに無手勝流では沈没の憂き目が避けられません。歴史が語るように、普遍的な法則や、変化する環境に対応した戦陣の経験、事例が羅針盤になるはずです。
    この本によって、「生きる力」を身につけ、誰もが立ち向かうであろう課題をしなやかに乗り越えるための一助になれば、著者として最高の幸せです。
    出版社からのコメント
    第1章 会社で大切にされる人、されない人の違い
    第2章 変化を先読みし、利益を生み出す人が生き残る
    第3章 若いときは失敗を恐れず、仕事の基礎を身につける
    第4章 偽物でない「プロ」と呼ばれる人になる
    第5章 人工知能に負けない企画力・発想力を育てる
    第6章 ますます求められる「リーダーシップ」の原則
    第7章 生きるために、横着心を捨てなさい
    第8章 自分の限界を超えた力を出すために必要なこと
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著者プロフィール

1939年千葉県生まれ。中央大学経済学部を卒業後、グローバル企業である十條キンバリー、ゼネラルフーズ、ジョンソンなどで、マーケティング、プロダクトマネジメントを担当。その後、ケロッグジャパン、バイエルジャパンなどで要職を歴任。ケロッグ時代には「玄米フレーク」、ジョンソン時代には消臭剤「シャット」などのヒット商品を送り出す。

27歳のときから、経営環境や社会の動向、有益な仕事術、組織運営、生き残り術、部下やクライアントからの相談事とそれに対するアドバイスなどのエッセンスを「おやっとノート」として書き留め始める。この習慣は81歳の現在も続いており、その数は300冊に達する。これをもとにして出版された『社長のノート』シリーズ (小社刊)は累計35万部を超えるベストセラーとなった。

「2020年 『【決定版】2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート final』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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