英単語の語源図鑑

  • かんき出版
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本棚登録 : 2879
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761273453

作品紹介・あらすじ

【シリーズ累計100万部突破!!】

【『週刊文春』(3月7日号)の「ベストセラー解剖」で紹介されました! 】
【日本テレビ「ヒルナンデス! 」(18/10/25 OA) で実用書オススメ本として紹介されました! 】


1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる‼
本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。
「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。

【例】 injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。

ject(投げる)というイメージがつかめると・・・
・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する などなど芋づる式に語彙が広がります。

このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。
一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。

【イラスト © 2018 すずきひろし・本間昭文】

感想・レビュー・書評

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  • 納得できる語源もあるが、首を傾げるものも多くあります。語源なんてそんなものなのでしょうが、そこも含めて楽しんで読めました。genocide、insecticide、herbicideなどはシンプルで覚えやすいと感じました。漢字と同じようにパーツに分けることで、ある程度意味を推測できると知れたことは大きかったように思います。連鎖的に多くの単語を覚えることが出来ました。

  • 借りたもの。
    英単語の成り立ちを語源から解説している。
    単語は語源から接頭辞、語根、接尾辞の3つから構成されている。
    各章は接頭辞のアルファベット順に並んでおり、そこからマインドマップみたいな展開で単語が広がってゆく。
    読み進めていると……とにかく分かりやすい!わかりやすいイラストと共に、その単語が何を表現しているのかが面白く、紐づけてゆく……まるで記憶の殿堂のような?

    明言されてないけれども、そこにヨーロッパの歴史、成り立ちを読むこともできる。
    一部の音が消えてしまっていたり、置き換わっていたりするものもあるけれど、言語の揺れは多言語展開でなくとも起こり得ること、そうした揺らぎや変化、同じ言語をルーツにしていることにロマンを感じたりもする。

    この方法、もっと早く知りたかったな……
    楽しい。

  • 2020年1月22日読了。英単語の語源をその構成部位からたどり、「なぜその意味なのか」をイラストとともに解説する本。「re」「pro」「in」などの接頭句に法則があることは感覚的に理解するが、「con」「site」「cent」などの語句にもそれぞれラテン語などでのもともとの意味があり、それが組み合わさり変化して現在の英単語が構成されている、似た源流から同義語だったり転用され他の意味に使用される単語が生まれたりしていることも面白い…。単純に辞書的に単語を並べるのではなく同類の単語をまとめた構成も読んで記憶に残りやすくよいが、一番の功労者は全単語についてシンプルなイラストをつけたイラストレーター氏だろう…。「この単語だけはどこに源流があるのかさっぱりわからない・宇宙人が伝えた単語なのではないか?」みたいな例が2、3もしあれば見てみたい。

  • 構成が自分の頭の中と合わなくて、理解ができない。

  • ふむ

  • 語源を知ることは学習の助けになるが、無理矢理な単語もあって、どうなのかな?と思った。
    例えば
    re(後ろを)+spect(見る)
    →振り返って見る
    が、なぜ尊敬するという意味になるのかわからない。

  • 手にとって、パラパラと読んでみましたが、しょっぱなから割と強引な感じで、これではあんまり覚えられないかな…?と思ってしまいました
    でも発想はいいですよね

  • ベストセラーの裏側
    『英単語の語源図鑑』清水建二、すずきひろし著
    言葉のイメージを一目で
    日本経済新聞 朝刊 読書 (27ページ)
    2018/9/1 2:00

    ん? と強引な解説が多々あるが、一度覚えると語彙力が格段に向上しそう。

  • (大居雄一『身に着く読書術』で紹介)

  • 使いこなせればいいけど、相当単語マニアかモチベーションある人じゃないと扱いが難しいと思った、

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著者プロフィール

1955年東京都浅草生まれ。作家・文筆業。KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表取締役。埼玉県立越谷北高校を卒業後、上智大学文学部英文学科に進む。ガイド通訳士、進学の名門・県立浦和高校、越谷南高校、川口高校、三郷高校、草加高校、草加南高校などで教鞭を執る。高校教諭時代は、基礎から上級まで、わかりやすくユニークな教え方に定評があり、生徒たちからは「シミケン」の愛称で絶大な人気を博した。著書に、シリーズ累計90万部の「英単語の語源図鑑」(かんき出版・共著)、シリーズ累計40万部突破の「英会話1秒レッスン」(成美文庫)、「くらべてわかる英単語」(大和書房)など90冊を超える。趣味は陸マイラーとしてファーストクラスで行く海外旅行・食べ歩き・ジョギング。2017年より5年連続、朝日ウィークリーでコラムを連載。

「2021年 『語源とイラストで覚える理系英単語BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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