1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本

  • かんき出版
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本棚登録 : 134
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761273927

作品紹介・あらすじ

日経新聞やアナリストレポートを読まなくても
初心者が99%株で勝てる唯一の方法!

“アジア地区でもっとも出勤時間の遅いファンドマネジャー”と呼ばれ、株価のチェックは1日1回、銘柄のチェックは2週間に1回。しかし、運用成績は常にトップクラス……。そんな著者が使っていた「多段階配当モデル」の簡略化に日本で初めて成功。わずか11の計算を行うことで、未経験者でも20分で将来配当が大きく増える「お宝成長株」を発掘できる。
「米系ファンド会社でNo.1の成績を叩き出した伝説のファンドマネジャー」×「3000社の成長企業を分析してきたプロ経営者」による画期的1冊!

感想・レビュー・書評

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  • ある投資家がおすすめしていた本。

    読んだ当時はしっかりと落としこめていなかった。
    再読したいなぁ。

  • もう一回また読もう。

  • 個人的には具体性があってとても良い内容でした。実践的です。
    銘柄を評価する際の手法や考え方が具体的に述べられており、計算式なんかもしっかりと示してくれているので、考え方の参考になります(根拠がはっきりしている)。99%勝てるというのは言い過ぎな気がしますけどね(笑)。この本で学んだ手法は2年経った今でも一部継続して使っており、投資の方も結構上手く行ってます。

  • 20年ファンドマネージャーをしていた人が書いた本。

    長期目線で企業価値=株価が上昇する株の選び方を解説しています。

    高い利益率、継続した売上の増加、経営陣が目標を設定しているなどがポイントとしています。

    証券会社のスクリーニング機能を使用することを想定した書き方ではないので、自分でエクセル等で計算する必要がありますが、プロの目の付け所を学ぶことができます。



  • 銘柄の探し方 最大公約数的 ここまでできたら苦労しないシリーズ

  • 目次
    はじめに 初心者でも、たったの20分で99%勝てる株を見つけられます。
    「株価」は予測不可能だが「配当」は予測可能
    日本には配当が3倍になる企業が多く存在する

    →営業費用売上比率

    序章 株の神髄は「成長株投資」である
    ・長期で再投資をすれば、失敗の可能性は限りなくゼロ
    ・日本の上場企業はデフレ環境下でも7割が増収している
    →配当利回りの逆数に0.69をかけた値が再投資した場合の回収期間
    例)JT 利回り6.92 100÷6.92=14.45


    ・日本の上場企業は超キャッシュリッチ!
    ・企業はどのように成長していくのか?
    →売上高ー営業利費用ー法人税=NOPAT そこから配当を支払う。残ったものを内部保留

    ・倒産する企業に共通する3つの特徴とは?
    →自己資本比率が低い 20%以下は要注意
    →営業費用売上比率(売上÷総費用)が低い。1.05未満。
    →営業利益率で4.8%未満
    →法律の改正の影響を受ける


    ・成長株投資では株価の下落は気にならない!?
    ・「成長企業」の条件とは
    →営業費用売上比率(売上÷総費用(売上ー営業費用))が1.15以上
    →企業が提供する商品やサービスが永続的であること。

    ・「赤字」と「減益」は違う
    →減益でも自己資本は増え続ける(赤字は自己資本減る)
    →自己資本が増えるならば投資家の持ち分は増える
    →将来の配当原資が増える


    第1章 本邦初公開! 99% 勝てる株が見つかる11のシンプル計算
    ステップ1「営業費用売上比率が1・15以上」か?
    ステップ2「配当性向が5割以上」か?
    ステップ3「直近4年連続で増収(売上÷前年度の売上)」か?(ステップ2が達成していたら飛ばしてよい)
    ステップ4「経営の数値目標や中長期の計画が発表されているか」
    ステップ5「永続性」と「数量見通し」で商品を評価
    →配当性向とROE・・ROEの高さとその維持は長期では株価の上昇となる。


    手順1営業利益の6割(NOPAT)を計算する
    手順2擬似配当総額を税引後営業益の4割で計算する
    手順3疑似的なROEを算出する・・NOPAT÷自己資本
    手順4ROEによる場合分けで7年後の配当予想金額を想定する
    20%以上→手順2×4
    15%~20%→手順2×3
    10%~15%→手順2×2
    ~10%→手順2×1.5
    手順5将来配当と時価総額から将来の配当利回りをチェックする 手順4÷時価総額→2%以上なら買い
    手順6上値目処を計算する(手順5÷平均利回り)・・この値が今の株価より高いなら買い

    ポートフォリオを作成し年に一度だけ確認
    具体的な銘柄を計算してみよう

    ■計算に必要な情報
    ・直近の実績売上、原価、販売管理費←決算短信
    ・一株配当、一株あたり利益←決算短信
    ・過去の売り上げ推移←有価証券報告書
    ・企業の中期経営計画←HP
    ・株主資本の額←決算短信
    ・時価総額←ヤフーとか



    第2章 いま仕込んでおくべき成長株を紹介!
    4368
    6289
    7199
    4626


    第3章 成長株選びに欠かせない経営者、経営戦略、ビジネスモデルの見極め方
    なぜ経営者、経営戦略、ビジネスモデルへの理解が必要なのか
    第1部 経営者 成長企業の経営者に共通する55のこと
    永守重信と日本電産について
    永守重信流・経営者に求められる12カ条
    孫正義と「孫の二乗の兵法」について
    孫正義流・経営者に求められる25カ条
    稲盛和夫の経営哲学について
    稲盛和夫流・経営者に求められる12カ条
    第2部 経営戦略 投資家でも絶対に知っておくべき4つの戦略論
    「競争戦略」
    ファイブ・フォースから競争環境と交渉力を見抜く
    3つの基本戦略で参入を防ぐ
    戦略論1「マーケティングの4P理論」
    戦略論2「イノベーションの7つの機会」
    戦略論3「PPM分析」
    第3部 ビジネスモデル ビジネスモデルを見極める3つのツール
    「ビジネスモデル」とは何か?
    ツール1「バリューチェーン」
    ツール2「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」
    ツール3「バリュープロポジションキャンバス(VPC)」
    「パーク24グループ」のビジネスモデルを分析しよう
    「モノタロウ」のビジネスモデルを分析してみよう
    「ぐるなび」のビジネスモデルを分析してみよう

  • 配当の安定性と成長性を買う。
    年5%の配当利回りなら、複利で回せば20年後には、2.65倍になる。株価が上昇しなくても利益になる。
    今後配当性向は増えるはず。4~5割程度になるはず。

    倒産しやすい企業は選ばない=自己資本比率が低い(20%以下)、営業費用売上比率が低い(1.05未満)、営業利益率4.8%未満、法律改正の影響を受ける企業。

    株価は静かな時でも年率3~4割はぶれる。配当が増えれば株価が上がる。

    営業費用売上比率が1.15以上、配当性向5割以上または、4年連続増収、商品の永続性など。

  • 株の初心者として色々な本を読んで勉強させて頂いておりますが、この本は前半は伝説のファンドマネジャーこと山本潤さんの"99%勝てる11のシンプル計算"で実在での企業を分析されているので凄く判り易いです。後半は共著の皆木和義さんのビジネス講義となっており、日本を代表する経営者の中から永守重信さん、孫正義さん、稲盛和夫さんの3名の経営哲学や手法等について書かれています。

  • 2019年7冊目。満足度★★★★☆ 共著者の部分は余計だが、山本氏が書いた箇所は参考になる。

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著者プロフィール

茨城県立医療大学保健医療学部看護学科助教

「2023年 『ジェンダー法研究 第10号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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