毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資

著者 :
  • かんき出版
3.22
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本棚登録 : 609
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761274085

作品紹介・あらすじ

株価に一喜一憂する必要なし! NISAやiDeCo(イデコ)にも対応!
「つみたて投資」の決定版!
安心して持ち続けられるから、頻繁に売買しなくてもいい!
経済や数字が苦手でも3000万円の「プライベート年金」がつくれる!

業績が悪くないはずなのに、一向に上がる気配のない給料。ますます増えていく生活費。そんな現状を背景に、お金の不安を抱える若い世代が増えています。
そこで本書では、漠然としたお金の不安・不満を解消するために、プロ顔負けの手法をこっそり教えます。紹介する方法は、金融関係者が「それを言っちゃあおしまいよ」と言ってしまうほどシンプルでいて強力(手数料が安いので、おおっぴらに紹介されない)。それは「アメリカの主要企業に連動するインデックス投信を積み立てる」というもの(具体的な銘柄については、本書の第5章で掲載)。それを、毎月ムリのない範囲(5000円でも5万円でも可)で買い続ける。株価が下がっても買い、上がっても買う(下がったときに割安で買ったものが、上がったときにリターンとして膨らむ)。本書では、読んですぐ実践できるように、買うべき商品も具体的に4つに絞って解説しています。

感想・レビュー・書評

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  • S&P500のインデックスファンドの投資信託。
    (ダウの30、NASDAQの100銘柄より、500銘柄に投資できる方が分散投資である。)

    「知らないものには手を出すな」日本株も選べない人が米国の個別株を選べるわけがない。

    投資信託=インデックスファンドを買うことは米国株式市場全体を買ったのと同じ投資効果

    毎月の積立(ドルコスト平均法。ETFが良いが毎月の定額定期購入ができない。)

    ETFは株の詰め合わせ商品。株を買うのと同じ。証券会社しか取引できない。

    アクティブではなく、インデックス型(ハイリスクハイリターンより、インデックス通りが無難。また、アクティブは、銘柄調整や、情報収集などコストがかかるため、費用がかさむ。)

    為替のヘッジはしないこと。(円安対策)

    分配型より、無分配型(元本にまわして複利効果を高める。「分配型再投資コース」や「分配金支払わないコース」を選ぶ)

    ネット証券が良い。(手数料が安い。営業マンのバイアスがかからない。)

    ノーロード。(手数料なし投資信託)コスト下げることは利回り上げることと同じ

    ファンドの総資産額が30億円以上集まっていること。(流出しすぎはファンドがなくなる可能性がある。)

    SP500指数に連動する投資信託を複数買っても意味ない。(一本だけで良い)

    取り崩しながら運用は続ける。

    iDeCo(60歳まで掛けられる。年間276,000円。自営者は816,000円。運用非課税。掛金は課税所得控除。受取時は退職所得控除か雑所得。)

    優先順位は
    DC(ダウ、SP500)→(ダウ、SP500なければ)
    iDeCoで23,000/月→余裕あれば
    NISA(流動性優先はこちら)



  • S&P500かダウを長期でつみたて投資しか勝たん!という本。2019年発売の本で新NISAや近年の米国の状況を織り込んでいるわけではないので注意。

  • ドルコスト平均の積立投信の中でも、なぜ米国のSP500が良いのか書かれている。

    アメリカは移民政策のおかけで人口年齢が若いこと、国民の資産の半分は株式であることなどから、アメリカの株価は今後も 伸び続けると予想。
    対して日本の株価は、これまでダラダラと良かったり悪かったりを繰り返しており、今後もこれは続くと予想。
    結論、日経平均は買うに値しない。

    あと、ニューヨークダウは、30銘柄の平均だから少なすぎるし、ナスダックはベンチャー系のIT企業が多いため値動きが激しすぎるというデメリットがある。

  • 積立ニーサでS&P500を買います。

  • 何をオススメしていて、どんなメリットがあり、免税のために利用した方がいい方法も具体的に書いてあるのでわかりやすいです

    ただ本書が書かれたのは2019年なので、これから読む方は制度やより良い投資先が出ているかもしれないので鵜呑みにはしない方が良さそうです

    情報が古くなったことを考慮しても、考えや運用の仕方までは大きく変わらないと思いますので入門書としては助かると思います

    『30年で3000万円の資産を築くことができるのかどうかを、これから検証していきます。』

  • 米国の積立の優位性を分かりやすく書いている。
    他の書籍とも読み合わせていたため、内容については納得。

    さらに出口戦略が必要なこともわかりやすく書いてあった。いつまで積み立てるか、積み立てた後はどうするかもプランニングしていく必要がある。

  • どうすればよいか具体的に書いてあり、読みやすい。
    これから投資を始めようととする人にはわかりやすくて、よいと思う。
    投資経験があり、知識を深めたいという人には合わないと思う。

  • ● 50代以降もお金はたまりづらい。教育費は高額になり、親の介護と言う問題も発生する。
    ● 30年の積み立て投資で、最も効果が得られる金融商品とは「米国株式」を対象とした投資信託。
    ●アメリカの株価が上昇すると、米国株に投資している投資家が儲かり、より高いリスクが取れるようになるため、欧州や新興国、あるいは日本への投資を増やす動きが見られます。
    ●欧州、中国、日本株に分散する意味は無い。
    ●日経平均よりもS&P 500に投資した方が良い。
    ●上場投資信託と投資信託。ETFは優れた商品になったが、ドルコスト平均効果と言う強みを持つ自動積み立て設定ができないのです。
    ❶無分配型を選ぶ。複利効果
    ❷基準価額をいちいちチェックしない
    ❸ネット証券で低コスト
    ❹iDeCoとNISAを活用
    ❺手数料、信託報酬が安いものを
    ❻ローコストファンドは途中で繰り上げ償還されるリスク。30億はないと!
    ❼ダウかS&P 500に絞る
    ❽3000万つみたてた後を計画する
    ●i free S&P 500 かNYダウ 大和
    ●たわらノーロード NYダウ



  •  米国の個別銘柄よりも「S&P500」や「ダウ平均」など米国を代表とする株価指数に連動して投資をするインデックスファンドを推している。なぜアメリカへの投資を推薦するのか、具体的な数字をもとに書かれている。つみたてNISAやiDeCoを検討している人には必読の本である。
    【参考になった点】
    ①世界の株式市場においてアメリカがどのぐらいの割合を占めているのかがデータをもとに理解できた。
    【個人的な感想】
    近年において、米国集中投資はリターンをみると大変魅力的な選択ではあるものの、その実績が今後のリターンを予想できるかどうかは別問題である。他にもリターンについての根拠は明確だが、リスクについて触れられていない点は投資本としては評価は高くないといえる。また、世界の株式市場において米国は確かに大部分を占めているものの、その割合は少しずつ減少している事実を考えると、米国以外への国に投資する方が賢明であると考える。とはいうものの、今後も世界はアメリカを中心として動く可能性が極めて高いため、ポートフォリオの1つとして米国の株式を保有することは大変有益であると考える。

  • 米国の投資信託の選択肢をわかりやすく解説。米国投資をはじめる初心者向けの一冊。

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著者プロフィール

一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。
関西学院大学卒。1985年、三菱銀行(当時)入行。1988年より約10年間、英国およびブラジルで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。その後、2000年から2019年までシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。
2019年に一般社団法人日本つみたて投資協会を設立し、代表理事就任。

投資信託をはじめとする金融商品のほか、海外での資金ディーラーとしての豊富な経験を活かし、市況や金融市場に関する幅広い著述、寄稿、講演を数多く手がける。本書は、自身が保有・研究してきた約1000本の投資信託の知見をまとめた1冊。著書に、『ETF投資入門』(日経BP社)などがある。

「2019年 『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる米国つみたて投資』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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