機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。

  • かんき出版 (2021年3月16日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784761275389

作品紹介・あらすじ

老いていく不安。コロナ禍の自粛生活。
この先、一体どうなっていくのか……。生きることにまつわる不安と苦痛、とらえどころのない、もやもやした感情にさいなまれて、誰もが不機嫌になりがちな日々。
著者は、50万人の悩みを聴いてきた89歳のシスター。こんなときだからこそ、「機嫌よく暮らそう」と説く。
もちろん不機嫌になってもいい。そのときは、素早くその感情に気づいて不機嫌の芽を摘む。
ヒントは、比べない、とらわれない、老いを恐れないこと。
本書には、今日から誰にでもできる、機嫌よく生きるための小さな習慣・ヒントが詰まっている。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で見つけた本、コロナ禍に書かれたようでギスギスしていた当時のこともなんとなく思い出す。
    そう、どんな状況でも機嫌よくいること、今この瞬間を生きて、自分で自分を認めて過ごすことが大切だなと感じる今日この頃。
    人生最後に心穏やかにいることを想像すると日々の過ごし方も変わってくると思う。

  • 著者の方がシスターだったので、また別の角度から心の整え方を学びたかったのだが、ちょっと自分の求めているものとは少し違ったかな?

  • そうね、と一拍おく。

    毎日同じ生活ができていることを喜ぶ。
    ありがとうと言って寝る。

  • この手の本を手にとってしまうのは、最近疲れてるのかな。でもタイトルどおり!?ほのぼのするというか、癒やされる1冊でした。

  • とても素敵な本でした。
    チャプター3大切な人との別れ方、悲しみを生きる力に変える。の章で、亡き父のことを思い出して、号泣してしまいました。
    父のありがたみ、やさしさを思い出すことができました。
    それから、ほんのちょっとの心遣いが自分の人生を彩るんだということを認識させてもらえた本です。
    この本に出会えて、よかった…

  • タイトルが気になって図書館で借りたのですが、思いの外良かったです。
    これ、覚えとこうと思う所を教科書の様にノートをとりながら読んだのですが、写経ってこんな感じ?ってくらい良い事書いたし、今、テストしたら答えられそうです。
    時々、ノートを読み返して本当に自分のものにしたいです。
    今の私に丁度必要な薬みたいな本でした。出会えて良かった。

  • 宗教という核がある人の強さを感じた。怒りを感じた時の対処法、怒っているということを認識する→深呼吸する→別の作業をする、は、日常で使えると思った。

  • 題名につられて借りた本。
    おばあちゃんシスターが書いている本だった。
    私との歳の差がありすぎて、問題視している部分が少しずれて、共感できる部分が少なかった気がする。
    老いや死についての話題が多かった。

  • 周りにとらわれそうになる時ほど自分ファーストで。

    確かに、他者の心の内や発言の意図なんて察せないのだから。
    他者へどんな声がけが1番か、どんな言葉が欲しいんだろう、どうしたら楽しくあれるだろうと考えるならむしろ、

    自分がまず楽しく満たされて幸せであり、他者へ楽しく関わる形にありたい。

    それがその人とたまたま合わなかった、ならそれでもアリなんだ。合わせようとしなくても大丈夫

  • 水のように心に染み入る言葉の数々でした。
    一番印象的だったのは、死の瞬間は本人にはわからないもので恐れる必要はないという言葉でした。なんとなく、死はとても怖いものと幼い頃から思っていましたが、そんな根底を覆すような考え方で驚きました。
    自分の考え方や身だしなみ、機嫌の取り方で日々気持ちよく過ごせるなら、それに超したことはないなと思います。

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著者プロフィール

聖心会シスター・文学博士
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。
米国スタンフォード大学客員教授、聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心会会員。
修道院で8 年間にわたる沈黙の行を経験し、長年、日々の瞑想を実践。
教育活動のほか、ゲシュタルト・セラピーに従事、文学療法を開発する。
日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として高い評価を得ている。
著書に、『死にゆく者からの言葉』(文春文庫)『愛と癒しのコミュニオン』『心の対話者』(文春新書)『9 つの性格』(PHP 文庫)『人はいつか死ぬのだから』(PHP)など多数。

「2023年 『悲しまないで、そして生きて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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