プレゼン思考

著者 :
  • かんき出版
3.98
  • (26)
  • (19)
  • (12)
  • (0)
  • (5)
本棚登録 : 717
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761275488

作品紹介・あらすじ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わかりやすい内容で、頭にはいりやすいです。
    プレゼンテーションの本質と、シーズ・ニーズといっていた部分に共感といった概念を用いています。「伝える」から、「伝わる」といった、受け手が中心のアプローチも納得感があります。

  • この本の後半になればなるほど、ビジネスシーンにおける「共感」の大切さが分かるようになってくると思う。
    例えば、この感想を書いている時もまさにそう感じるのだが、誰か明確な相手を想定した方が良い表現ができると思うことが多い。この相手を想う感覚を深め、突き詰めていったものが「相手の人生を考えてアイデアを練る」という共感に向かう姿勢になっていったのではないかと私なりに感じた。
    いつだか「ビジネスはモノから物語へ」といった言葉を聞いたことがあったが、本書でキーワードとして多様される「ストーリー」「愛着」という言葉はまさにこれを表していると思う。単にモノを作り、売るのではなく、そこに物語を加えて愛着を持たせる(=共感させる)ことの大切さと難しさを感じることができた。

  • 新しいこと考えるのが難しいとか…苦手意識があったけども、考え方のヒントをもらえる本だった。図も出てくるので分かりやすい!

  • ・必勝方程式
     いまこうですが(課題)→こうなりましょう(未来)→この方法で(実現案)
    ・プレゼンの核にあるのが、人の心を動かす、というシンプルな目的
    ・ムズカシクする人はアホ。カンタンにする人が天才
    ・プレゼンの内容を矢印でつなげてつながるかどうかを確認する
    ・破綻したロジックを直そうと思うことで、ゼロからでは考えもつかなかったことが発想できるようになる
    ・ゴールとは目指すべき未来。本当にその未来に生きていたいか
    ・究極の9項目
     【課題】社内課題→社会課題→本質課題
     【未来】隠れニーズ→ビジョン→プロジェクトゴール
     【実現案】コンセプト→アクションプラン→実行スキーム
    ・問いを追及することで、相手が本当にワクワクする未来の設定をする
    ・橋をデザインするときに大切なことは、橋をデザインせず、橋を渡る人の行動をデザインすること
    ・ビジョン=ワクワクする未来
    ・勝負自己紹介を状況に応じて出し分けていく
    ・ビジョンは企業の「行先」であり、「コンセプト」は「行先へ行く方法」
    ・「簡単で参加したくなる言葉」が最高のコンセプト(プレミアムフライデー=月末金曜の3時退社)
    ・コンセプトの設計図
     驚き(知りたい)・共感(ほしい)・共有(話したい)
    ・効率から愛着へ
     現状のダメな状態(課題)と対比して、それより魅力的でワクワクするビジョン(未来)が提示されている
    ・一日一不満解決
    ・隠れ不満のキーワード「実は・・・」
    ・人生思考:「人生」を幸せにするかどうかでサービスを考える必要がありますし、誰かの心を動かすシーンを思い描いたうえで商品を生み出すべき
    ・社内課題・社会課題からアイデアを考えるのではなく、社内課題・社会課題と人生の隠れ不満・隠れニーズを合わせることで本質課題を抽出し、商品がほしくなる物語を作り、アイデアを作る
    ・ほしくなる物語を内包する→ストーリーがあれば売れるものが作れる
    ・強いストーリーを作るには、マイナスをゼロにするのではなく、マイナスをプラスにできる「ワクワク」を生もう
    ・この内容、共感タグ(五感に訴える体感記憶を想起させることば)が付いているかな?
    ・13歳だったころのことを聞く=人々の中に眠る「共感タグ」を引っ張り出す
    ・本質の追求から生まれた非効率(徹底的に手間をかける寿司や)
    ・これからのビジネスは、人々からの尊敬が集まるか否かが勝負
    ・相手をプロとして扱え
    ・自話+テーマへのつなぎ:リアルな自分の体験、本当に思ったこと、感じたことには商品やサービスをよくするきっかけがある。タイミングに合わせて、提案にかかわるリアルなストーリーやターゲットマインド、その背後の感覚への気づきを伝える
    ・プレゼンでは、話し上手より聞き上手が勝ち。話し手が話したいように誘導していく
    ・本業から飛び出た越境こそが、期待値を生み出す力になる。新しい世界は、新しい自分を生み、新しい価値を生む

  • よく聞くような話だったが、分かりやすい内容でまとめられていた。

  • プレゼンのハウツー本だと思っていると、はたして、「タイトルと中身が一致しているのか?」と途中から疑問を抱くことになりそうです。ご注意あれ(笑)

    プロジェクトを獲得するまで、はたまた獲得後に至るまでの心構えというか、やるべきことが網羅されております。
    前半はプレゼン自体に通じる考え方の紹介なので誰が読んでもgood。後半の内容は、日々顧客に対してプレゼンを行っているセールス向けというより、それらを指揮するマーケターの方が読むべき本だと感じました。
    学んだ内容をアウトプットして活かします。さっそく、この「課題→(方法)→未来」を使って販促資材をつくってみます。

  • 読んだことをアウトプットしたら社内でプレゼンを褒められました。すぐに行動に移せて、役立つ情報が満載でした。またプレゼンする機会があれば、この本を読み返してから作成したいです

    自分メモ
    矢印でつながるプレゼンを
    課題から未来を見せる
    ビジョンはシンプルに
    愛着が持てるプレゼンを

  • 共感を生むストーリーの作り方など、具体と抽象がたくさん詰まっており、かなり参考になった。

  • 課題(本質課題)→解決策(コンセプト・ストーリー)→未来(わくわくする未来)

    ①商品・サービス(自社の強み)
    ②人生(ペルソナの人生からニーズを想像
    ③社内課題・社会課題
    ④隠れ不満(実はこれが不満)
    ⑤隠れニーズ(確かにそれいいかも!)
    ⑥商品の提供価値
    ⑦本質課題(そもそも)
    ⑧ストーリー(知りたい、欲しい、話したい)

  • 愛知大学図書館のOPAC
     https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB01028265

    プレゼンテーションはゴールではなくスタートです。
    のべ1万回以上プレゼンテーションをしてきた著者のプレゼンテーション方法論を網羅した指南書です。初心者からプロまでおすすめの1冊です。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

コピーライター

「2021年 『売れ型』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小西利行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×