- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761275716
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『英単語の語源図鑑』の漢字編!
悲、俳、排、扉、輩、徘、斐・・・
これらの漢字に共通する「非」の語源とは?
本書の主な特徴は、漢字の「音符と意符(漢字から偏や旁を引いてあとに残ったもの。本書では親字としています)」に着目し、それらの語源を解説することにあります。
たとえば、悲、俳、排、扉、輩、徘、斐に、共通してある「非」という字。本書では「非」の語源を解説し(「非」には、互いに向き合っている、背を向け合って対立している、否定、という意味があります)、それと関連づけて悲、俳、排、扉、輩、徘、斐の起源や意味を解説しています。
つまり『英単語の語源図鑑』のように、同じパーツを共通して持つ漢字グループを1つひとつイラスト付きで関連付けて紹介しています。これによって漢字を右脳と左脳で体感・理解してもらうことができるというワケです。なお、イラストはイラスト書道家として活躍している和全氏が担当。
著者の平山氏は、かつて高校や予備校では、現代文・小論文を担当し、大学では「近代文学」や「日本語表現法」を教えてきた日本語のプロ。川端康成の研究者としても知られており、代表的著作として『遺稿「雪国抄」影印本文と注釈・論考』(至文堂)があります。
感想・レビュー・書評
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811.2/ヒ
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漢字の「音符と意符」に着目し、それらの語源を解説する。同じパーツを共通して持つ漢字グループを1つひとつイラスト付きで関連付けて紹介している。
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今更ーだけど、漢字 文字の成り立ちってスゴイ
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日本語において最も恐ろしいものは何か? そう聞かれたら何と答えますか? 私は「漢字」だと答えるだろう。日本人ならば誰もが一度は考えたことがあるはずだ。そして恐ろしさを感じると同時に疑問を持つことになる。
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●親字が1年生 ※「親字」とは、見出しとなる漢字のことです
「耳」「生」「青」「正」「土」「小」「白」
●親字が2年生
「工」「公」「古」「寺」「易」「方」「分」「半」「台」
●親字が3年生
「皮」「者」「羊」「世」「区」「根」「勝」「次」「委」「昭」
●親字が4年生
「令」「未」「軍」「付」「笑」「浅」「伐」「芽」「各」
●親字が5年生
「構」「過」「復」「潔」「編」「衛」「責」「増」「断」「保」
●親字が6年生
「補」「己」「至」「株」「宇」「俳」「熟」
著者プロフィール
平山三男の作品





