ふやすミニマリスト 1日1つだけモノを増やす生活を100日間してわかった100のこと

著者 :
  • かんき出版
3.52
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本棚登録 : 130
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761275747

作品紹介・あらすじ

100日間、所持品ほぼ0からはじめて「1日1つアイテムを取り出す」という決まりで生活しました。
例えるなら、無人島で暮らして人間らしさを取り戻した100日間の記録、みたいなものです。

〈ルール〉
•自宅から1日1つだけモノを取り出せる
•食料の購入はOK(調味料は毎回カウントする)
•電気・ガス・水道のライフラインは完備
•最低限必要な初期装備を設定
•期間は100日間

本書は大きく2部構成となっています。
は、1日目から100日目まで毎日どんなものを選んだのか、またどのように感じて過ごしていたかの記録です。
では、100日間を通して気づいた100個のことについてまとめました。

日常で当たり前のように思っていたことがくつがえされる場面もあれば、
なぜこのことに気づかずに生きていたんだろうと思うこともあり、
生まれて初めて「暮らす」ってどんなことなのか本気で考えました。
それは、ただ生き延びるということとは違うものでした。

例えば……
•冷蔵庫ってタイムマシンだった
•まだ必需品がそろっていないのに、9日目に本がほしくなった
•意外に要らなかったものは、炊飯器や財布
•洗濯機で最も重要な機能は、「汚れの洗浄」よりも「脱水」だと思った
•何もない部屋で過ごすと1時間が4時間くらいに感じる

きっかけは、映画『100日間のシンプルライフ』についてのコメント依頼をいただいたことです。

チャレンジを始めたのは2020年の夏の終わり。
新型コロナの影響で仕事はほとんどリモートに切り替わり、大好きな旅行も簡単にはできなくなっていました。
閉塞感を感じることも多い日々。
刺激を求めて外に出ていけない代わりに、関心事の矢印を家の中や自分の内面に向かわせるのもいいなと考えました。
結果的に、その直感は正しかったと思っています。
100日間のシンプルライフのチャレンジは、まさに内なる冒険といえる体験だったのです。

なかなか気軽に「ぜひ皆さんもやってみて下さい!」と言えるチャレンジではありません。
そしてこの本は、片付けの極意を伝授する本でも、ミニマリストになることを勧める本でもありませんが、
暮らしを再発見していく感覚を一緒に味わってもらえたら嬉しいです。
**
●100日間なくてもよかったものランキング
1位 電子レンジ
2位 ハンガー
3位 炊飯器
4位 鞄
5位 財布

●手に入れて便利だったものランキング
1位 洗濯機
2位 全身シャンプー
3位 リバーシブルの服
4位 冷蔵庫
5位 電気調理鍋

●心が欲したものランキング
1位 本
2位 イヤホン
3位 土偶
4位 花瓶
5位 ボードゲーム

感想・レビュー・書評

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  • ラジオを聴いていても思うけど、言葉の選び方がとてもすてき。何かを体験した後に、それをきちんと消化して、自分の言葉で語れるってすごく大切だと思う。

    ” 私はシンプルライフを経験して、何もない部屋が自分のセンスよりかっこいいことを実感したけれど、これからも試行錯誤を続けるだろう。鏡や花瓶やトレーの場所をああでもないこうでもないと変えるのは楽しいし、部屋に合うかよりも、グッとくるかどうかで絵を買いたい日もあるからだ。うまくいかないことは悪いことではない。”

  • 著者の行動のもとであるドキュメンタリー
    『365日のシンプルライフ』を観たくなった。

    発想の転換だよね〜。
    何にもない部屋からはじめて
    必要なものをひとつずつしか増やせないなら
    選択する力が身につくのではないか、と。
    実験してみてくれて、ありがとう!
    他人事だからおもしろかったわ。

    最初は生活必需品の物欲だったのが
    だんだん娯楽系のものを欲するようになるのが
    衣食住足りて…を体現しているよう。

    これ、自分がもしやるとしたら?
    というリストを作ってみてね、と書かれてます。
    どうだろう…何から手に入れたいかな。
    悩んでみようか。

  • ・面白い企画。やってみたいけどなかなか出来ることでは無いので、読んで疑似体験。
    ・減らすではなく、今日必要なものを厳選して一つだけ増やす、という観点がいいと思う
    ・ルールについて触れていないので、消耗品は対象外なのかしら?など察しながら読む部分もある
    ・自分もやってみたいし、色んな人の100日を見てみたい。

  • 要るものは人それぞれ
    我が家は物で溢れている
    私も一度はリセットしたい

  • <総評>
    前に映画で見て知っていたことだったけど、日本で、実生活でやったと聞いて楽しみにしていた。
    必要なものと不要なものの違いって、何かを体験から語ってくれるのは非常に面白かった。
    いろんな気づきができるのは、きっと目の前に集中できるから。
    やらないといけないことがたくさんあると、人間はその一瞬一瞬を大切にできないのかもしれない。

    <ポイント>
    ・自分の好きなものを毎日使って過ごそう
    大切だからと、しまっておくのはすごくもったいない。

    ・昔の時間は、今よりものんびりと太っていて、それを時間の節約のなのもとに、ずいぶん細らせてしまったのが、今の時間に見える。
    文明の力によって削りとられてしまったものは、のんびりした時間、そのものに違いない。

    ・ものがものを呼ぶ
    収納のために収納グッズを買う

  • ミニマリスト、一時期流行ったが、結局はミニマムにするには何が良いのか。そんな実験だと思う。しかし、実際は、本や調味料、レターセットなど、生活に無くても良さそうなものがほしくなったとのこと。面白い実験。

  • 1日ひとつだけ、アイテムを手に入れて生活ができる。

    映画『100日間のシンプルライフ』をきっかけにやってみたそうです。
    この映画を見ていたので、日本でこれをやるとどんな感じになるのか気になって本を手に取りました。

    なぜ、そのタイミングでそのアイテム!?と驚くこともあり、本当に考え方人それぞれだなぁととても面白かったです。
    モノを大事にしたいと感じてる人は、自分が100のアイテムに何を選ぶのか考えてみるといいかも。

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著者プロフィール

・1988年生まれ。上智大学総合人間科学部卒。文筆家、ラジオパーソナリティ。2015年『ラジオ番組表』(三才ブックス)好きなDJランキングAM部門第1位。
・時間SFと縄文時代が好きで、読書や遺跡巡りって現実にある時間旅行では?と思い、2019年にタイムトラベル専門書店utoutoを開始。
・学生時代から映像制作を始め、ドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018)、『keememej』(2021)のプロデューサーを務める。
・著書に『シャプラニール流 人生を変える働き方』(エスプレ)、『藤岡みなみの穴場ハンターが行く!in北海道』(北海道新聞社)がある。

「2021年 『ふやすミニマリスト 1日1つだけモノを増やす生活を100日間してわかった100のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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