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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784761276133
作品紹介・あらすじ
★韓国で20万部突破のベストセラーついに日本上陸!★
★世界的人気K-POPアイドルグループEXOのBAEKHYUN(ベッキョン)が
“큥튜브(キュンチューブ)”で紹介した話題の本★
★「泣いた」「時間がたつのも忘れて読んだ」「私のために書いてくれたような本」
など大反響!!★
人間関係に疲れたとき、
恋愛に傷ついたとき、
人生に悩んだとき……
自分を不完全だと思って、
いつも過去の後悔と明日の不安を抱えているあなたへ。
痛みと向き合う勇気をくれる温かな106のエッセイ
「恋人に、友達に、家族に……照れくさくて、言わなくてもわかると思って、言えなかった言葉が、すべてこの本に盛り込まれている」
***
世の中にはそこに置いてくることで、初めて永遠の美しさを湛えるものがあります。かつての愛、かつての幸せ、かつてわたしたちのそばにあったもの。
***
あなたという文字がうまく消えません。あまりにも濃く、力を込めて書いたせいでしょう。
あらかじめ教えてくれたらよかったのに。全部消さなければならないかもしれない、と。
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もしかしたらほんとうに大人になるということは、涙をのみ込む方法ではなく、泣くべきときに泣くことができる勇気を学んでいくことなのかもしれない。
***
この夢がかなうか、かなわないか。勝つか、負けるか。これらはいまのわたしたちの知るところではないので、それほど重要ではない。確かに、夢というのは、わたしたちが今日そこに向かって一歩踏み出せば、それだけでその役割を果たしたことになる。
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成長の時期は、寂しさという姿でわたしたちのところへやってくる。
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しかしときには、ごくまれには、いかなる説明も、いかなる理由も必要なく、自分自身に向かってこの4文字を叫ばなければならないときがある。
「できるよ」
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わたしの憂うつに他人の許可は必要ない。わたしの痛みに適切な条件もまた必要ではない。
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幸せというのは他人との比較で得られるものではない。
自分が何を経験して、何を感じたかによって、自分がいちばん大切に思うものが何かによって、人生のどんな時期を経験しているかによって、幸せの意味は変わる。
***
愛に傷つかない方法は、ひとつだけ。見返りを求めることが、愛を差し出す目的にならないこと。何かにとりつかれたように、否応なしに誰かを愛するようになっても、自分が差し出す心を取り返そうとしないこと。「わたしはあなたを愛してる」。この文章にはいかなる条件もつけてはいけない。
***
愛を失ってわたしたちが学んだこと、それは、痛みを十分に味わう勇気なのか。傷つかない程度にだけ恋をする方法なのか。
***
愛は変わらないという言葉は嘘だ。愛はいつでも変わる準備ができている。
感想・レビュー・書評
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"안녕"(アンニョン)は、すべての挨拶に使えるけど、大切な人を送り出す"別れの挨拶"を示す本だった。
韓国語で読んだら、もっとストレートに心に入ってきそうだなとちょっともどかしい気持ちにもなり、読むのに時間がかかってしまった、、
人生の中で、全力で愛したことのある人、どこにも行き場のない愛がある人、別れを経験した人、大切な人がいる人、今ある傷が永遠に癒えないと思ってる人、そんな人に刺さりそうな言葉たちが綴られている作品。
人間は、愛さないと生きていけないみたいです。
どれだけ傷つけられても、また愛するべきみたいです。
憎まず、愛してこそ、愛ある人間になれるみたいです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読むのに時間はかかったが、とても素敵な本だった。
自分の中にすんなり入ってくる。
素敵な表現で、いろんな物事を見ている。
悲しみも辛いこともキレイに、前向きにみて考えていて、すごく癒されるし、これから生きる勇気を与えてくれる本。
日常に幸せを見つける手伝いをしてくれる本。
何度でも読み返したい。
次読む時は心に残ったページをいつでも見返せるように付箋を貼ろう。 -
大失恋した時に買って読みました
この本の中の言葉に沢山救われました -
しんどい時、イライラする時、モヤモヤする時
繰り返し読みたいと思う。 -
私へ
が1番好きかな、
最後の別れは、女性側男性側の両方が書かれていて急にテイストが変わった
とりあえず、苦しくなった時、もう1回読みたい -
優しく語りかけてくれるような文体に救われた
著者のあとがきも素敵
付箋でいっぱいになってしまった -
この本を読んでいて、一番感じたのは、この著者と私は考え方が似ているということ。
だから、著者の言葉がスっと心に入ってくる。
慰められているような...
励まされているような...
現実を教えてくれているような...
そんな感覚に心地良さを覚え、手に取って購入した、運命的出会いの本だった。
この時の私は、人生に疲れていたところだったから。
似たような心を持つ著者の存在に安心感を覚えた。
今までに、私の大切な人から言ってもらったことがある“ことば”がある。
この本には、その“ことば”と同じことばがたくさんあった。
一つ一つの“ことば”を、丁寧に私の心の引き出しにしまっておきたいと思う。 -
言葉がスっと入ってくる。
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結局全部読まずに終わった、こうゆう、横文字で書いてある感じの苦手かも
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「あなたの過去を愛してください」…この一文に出会えただけでもう、この本を手にとってよかったと思う
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【あなたの受信ボックスに未読の心があります】
幸せというのは
身近だからといって無神経に通り過ぎた
大切な人たちの愛の中にあります。
彼らの愛をしっかりと感じることができたとき
初めて幸せは訪れます。
幸せは近くにあって
わたしたちはいつでもそれを受け取ることができます。
それをしっかりと見ることができたなら。
【置いてきたからこそ輝くもの】
世の中にはそこに置いてくることで、初めて永遠の美しさを湛えるものがあります。
憎しみのない別れも存在します。自分から遠ざかったからといって、すべての思い出を否定する必要はないと思います。かつて愛したものを、そのままの姿で置いてくること。いまの痛みによってそのころの愛を判断しない心。
わたしたちはかつて愛していました。その愛が、「かつて」になるとは知らないほど。
【争いの時間に】
大切だと思う気持ちは、平凡でぼんやりとしたものです。一方、痛みと憎しみは刺激的です。
【わたしたちはいつもきらめく風景の中にいる】
わたしたちが現在の美しさをつぶさに見ることができない理由は、いまわたしたちがその風景の中にいるからだ。
【大切さの理由】
わたしたちは、美しくない場所には長時間はいません。
人も同じです。
「あなた」という理由で
ずっとそばにいる人がいたら、
それは、あなたが美しい人だということを意味します。
【自分と向き合う】
自分を愛することは、自分自身を否定しないことからはじまる。
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とにかく心に刺さりました。
本自体も読みやすく自己受容出来ました。
自分には気付かなかった考え方を知れたり、今あることを大切にして過ごしていくことが大事だなと思いました。 -
エッセイって初めて読んだけど、とても読みやすくて、心が優しくなった気がする!
生きていく中で自分の中に発生する言葉にできない不安や後悔を、スッと和らげてくれるような本でした。
1回読み終わったけど、毎日少しずつ読んで、自分の心に優しくなって、周りを大切にしながら生きていきたいなぁと思った! -
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