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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784761276171
作品紹介・あらすじ
本書は、単なる経済書でも、技術書でもない。
自己啓発書やSFのような未来予知本でもない。
今後世界を覆い、社会的な大変化を引き起こす「Web3」というインターネットの転換点と、その背景にある「DAO」というブロックチェーンによって可能になった新しいコミュニティについての概要と本質を、インターネットの歴史を紐解きながら1冊にまとめたものである。
なぜこれほどまでに世界が、起業家が、アーティストが、今に生きる人たちが、Web3に熱狂しているのだろうか。その背後にあるDAOになぜ注目が集まっているのか。
本書を読めば、その理由がわかるはずだ。
さぁ、Web3の世界へと飛び込んでみよう。
感想・レビュー・書評
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わかりやすい本。メッセージ性があるのも良いところ。
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ブロックチェーン関連の書籍もう少し漁ってみようかなって気分になれたし、素直に読んでて面白かった。
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◯インターネットがデータのやりとりをするパイプだったものが、データを貯めて処理までできるようにアップグレードしたと言ってもいい。(35p)
◯つまり、web3は世の中のすべての独占されたシステムを、分散型で、中央集権的ではない公共財に変えていこうとするムーブメントなのだ。(212p)
★第三者の手を借りず、相手を信用できるようになった。それは革命的なことではあるけれど、今すぐに切迫した問題はないため、革命はなかなか進まない。
★とは言え、この有限の地球の上で、いつまでも成長し続けるわけにはいかないのだから、いずれ資本主義経済は終わりを迎える。その時の組織の形は、DAOなのではないだろうか。 -
Web3の構成要素である、NFT(Non Fungible Token)「非代替性トークン」、メタバース、Defi
(Decentralized Finance)「分散型金融」、GameFi(ゲームファイ)「ブロックチェーンゲーム」、ソーシャルトークン、DeSci(Decentralized Science)「分散型サイエンス」、ReFi(Regenerative Finannce)「再生金融」を事例を挙げての説明が結果としてWeb3を具体的に説明していてとても良かった。Web3はGAFAなどのような企業が独占しなくなり共創・共有(コモン)のとても民主的なWebになるというのは定説ですが、「人新世の資本論」(斎藤幸平)を引用して脱成長とまで言及していたのは驚きです!とても興味深く読みました。 -
今話題のWeb3周りのことをざっと理解するのには良い。
しかし、あまりにもWeb3最高!感が満載であり、作者のポジショントーク感が否めない。世の中ノーリスクハイリターンはないので、内在するリスクについても触れるべきでありフェアでないかと。
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WEB3の世界では、それまでインターネットの恩恵に預かってきたGAFAの様な大企業から、個人が主体になって世界に関わっていくという。
それを可能にしたのが、プロックチェーンの技術、スマートコントラクト。そこから得られるトークンを活用することで、展開されるサービスに影響力を与えることになる。結果的に公共的なサービスとして拡がっていくとのこと。
独占的な企業のサービスから、多数決による民主的な社会を目指すことになるのでしょうか。トークンを独占的に取得する企業なり、団体が登場したら、結果的に変わらない部分もあるのかなと感じたりしました。
メタバースやNFTの世界は、今後どのように展開していくのか気になる所です。どんな技術も最初は眉唾ものかもしれませんが、今ある数多の技術から世界が良い方向に変わっていけばですね。 -
250404*読了
DAOについての知識を深めたかったので手に取った本。web3は2022年に盛り上がっていたので、以降はあまり書籍が出ていないのと、初歩的な内容の本が多く、書籍で深掘りづらいのが残念。
この本も2022年に出ていて、当時の事例をいくつも知れたのはよかった。
web3もDAOもまだまだ発展途上で、これから何年もかけて育っていき、いつか世の中で当たり前になるイノベーションであるのは間違いなく、初期からかかわれているのは嬉しい。
こういうのは自分で使ってみないと会得できないものでもあるので、知識を入れたら実践あるのみ。 -
2025/2/22
インターネットはこれまでデータの受け渡しのみをする、言わばパイプでしかなかった。
しかし、ブロックチェーンの登場によって、企業やその他組織が行っていたデータの処理を、インターネット上でできるようになった。
言い換えれば、インターネットがデータのやりとりをするパイプだったものが、データを貯めて処理までできるようにアップグレードしたと言ってもいい。
このようなブロックチェーンの登場に端を発する一連の変化やトレンドが、「Web3」と呼ばれる。
Web2.0で顕在化した負の側面は、 企業がユーザーのデータを保有しすぎてしまったことによるところが大きい。
Web2.0の状態ではユーザーのデータは企業が保有しており、ユーザーがサービスを利用したい時は企業の「庭」に入っていく必要がある。
一方で、ブロックチェーンが起点になったWeb3では、ユーザーのデータはインターネット上にあり、そのコントロールもユーザー自身が握っている。
このような性質からWeb3は「自己主権型Web」とも言われる。
NFTでできること
■ デジタルデータにIDが付与されており、同じNFTでも001番、002番などのナンバリングが可能(唯一無二性)
■所有者の証明ができる
■ デジタルでも供給量の制限が可能(レアリティ設計)
■NFTの追跡が可能かつ2次販売も容易にできる
■2次流通、3次流通で、利益の一部がNFT発行者へと自動で還付される仕組み
■NFTを利用した限定コンテンツや限定コミュニティへの招待(トークンゲーティング)
DAOを一番わかりやすく説明するとすれば、「中心のない、ミッションドリブンのコミュニティ」と思っていただければいいだろう。
Web2.0型組織とWeb3型組織の比較
Web2.0(一般的な会社組織)/web3(DAO)
ガバナンス:取締役会による決議(株式型)/コミュニティドリブン(トークン型)
プロダクト:自社のアセット/パブリックプロトコル(=コモンズ)
ソースコード:非公開/オープンソース
利益:競争主義による独占/共創
データ:内部データベースに格納されアクセス不可/検証可能性
参画機会:閉鎖的・排他的/誰でもコミュニティへ参加が可能 -
正直よく分からんかった。けど、web3やDAOにより、現在企業がインターネットという本来の公共財を独占しているという状況を解決出来るということは分かった。
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DAOの概念について理解が深まった。
可能性を感じる。
Web3は、本書だけでは理解しきるのは難しいか。
結局、飛び込んで触ってみないとわからないことばかりだと思う。 -
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主に暗号資産とブロックチェーンに関する話題が中心で、後半にDAOの紹介。表層の内容が多く、なんとか本にまとめた、という印象。
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Web3.0の技術はよくできているなと感心です。これまで、ゲームやアート=Web3.0と考えてましたが、ほんの一面に過ぎないとわかりました。DAOは、これまでの資本主義オンリーの世界が変わるのかもしれない、と大きく衝撃を受け、新しい組織のあり方をこれからも勉強していこうと思います。Webの話なのに、コミュニティの話になるのも不思議です。今時代が変わる過渡期だと思います。この本は、導入としてわかりやすかったです。まだ意識が高い人が注目しているだけで、社会には浸透してないと感じます。おわりにで、まずはメタバースを触ってみることだと著者がいっていたので、体験してみます。
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お勉強のため。
技術的な話より、筆者の主眼は共創、分散、誰でも参加でき民主的、オープン、公共的、という世界観の訴求だと感じた。Web2.0のプラットフォーマー支配、GAFAMを儲けさせる仕組みからのドラスティックな変革、人類初めての創造が進んでいくのだ!という熱量。
いまひとつ腑におちないのだが、儲けを目指さないというWeb3はどのように成り立っていくのだろうか。大手企業が盛んにWeb3への参入や事業化を表明しているが、それは筆者が言うDAOの精神と合致するのか、それはWeb3ぽいけど別物なのか。DeFi、NFT、メタバースで立ち上がったWe3で、その3つがWeb3的あり方に馴染むのはなんとなくわかるが、次は何?あらゆる場面のインフラになる、というが、この資本主義と大手企業優位の社会でどう実現するのか。コンセプト推しだけにコンセプトへの疑問がわいた。
まだ勉強が必要だな。 -
Web1.0から3.0までの変遷。
2章の「後輩」の鬼強エンジニアっぷりがすごかったが、内容は分かりやすかった。
DAOは聞いたことが無く、IT企業に勤める者としてそのアンテナの感度の低さが恥ずかしかった。自分の知らないコミュニティでかなり激しい世の中の変革が起こっているようで、ちょっと焦った。
ブロックチェーンや暗号通貨はよく話は聞くが実際に自分が何かやるということはしていないので、なかなか実感が伴わない。 -
難しかった。勉強すればもっと理解できるのだろうけど。イメージが湧かな過ぎだった。
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ブロックチェーンやメタバースなどWeb3の技術的な変化の意義と組織としてのDAOについて概観できる。専門用語も多く難しく感じる部分もあるが一番の肝はこれらの動きが目指す世界観や文化・論理がweb2.0と異なっているということ。その価値観や意義についてはWebの世界だけで考えるよりも、世界経済全体あるいは地球規模の気候変動の危機なども含めて資本主義の新自由主義的な競争論理の見直しが模索されていることと合わせて考えていく方が面白いような気がします。Webだけで考えすぎると逆に格差が増す未来も考えられる。
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Web3の入門書‥では全くない、冒頭から専門用語だらけの内容。
WEB3とDAOの繋がりについて入門編かと思って手に取ったのですが、第一章の入門編から専門用語だらけで初心者の目線に全く合っていない内容でした。
第二章は突然、WEB3の知識がない主人公がこの領域にめちゃくちゃ詳しい後輩に教えてもらう‥という急展開を迎えるのですが、「みなさん以上にWEBに詳しくない主人公です」と記されているものの、私はその主人公より理解が進まず‥第三章以降でそこを解説してくれるのかと思いきや、バズワードなどの紹介が始まりNFTで有名になったアーティストやゲームなど正直この段階で聞いても全く興味がない話ばかり文字で見せられて、心折れて読むのをやめました。。
おそらくもっと入門編で概念を理解した上で読むと頭に入ってくるのでしょうが、別の本で理解度を上げようと思います。 -
あー難しい!
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230108005
理解に役立った、全てが変わってきているのは確か
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