成功確率が格段に上がる 起業の準備

  • かんき出版 (2023年11月8日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784761276980

作品紹介・あらすじ

本書は、「起業は難しいもの」「簡単には成功しないもの」という前提に立った上で、それでも成功確率を上げていくには、何をやるべきか、どのレベル感で取り組むべきかをシンプルに伝えています。
自分の理想だけで安易に起業をしてしまう人は、ほぼ失敗してしいます。だからこそ最初は会社で働きながら、「本当にこのアイデアで起業したら成功できるのか」ということを検証します。リスクのない範囲で自分の事業アイデアにお金と時間を投資し、一定期間お試しで運営してみます。その結果、「これなら大丈夫だ!」という確信を持てたら、完全に独立すればいいのです。
起業までの準備・検証期間は最短で90日。この期間に何をすればいいかを具体的解説します。また、業種によって検証方法が異なるので、それぞれをどのように検証すればいいかのヒントも知ることができます。
「自分のアイデアは正しい」と都合がいいように歪曲して解釈してしまう人間の特性に対して真正面から「違う」とお伝えし、現実的に起業できるシンプルな準備と段取りを学んでもらいます。

感想・レビュー・書評

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  • 最低限の生活が脅かされないように、
    扶養に入ってその範囲内でプチ起業から始める
    +毎月の収入を得るために、月に何日かバイトするなど

    同じタイミングで創業した知人たちと
    創業同期会を開催する!
    →R7.2.1開業だから
    R7年度起業した方向けのイベントなど!
    →信頼できる税理士の話、どの銀行が良いか、広告ツールは何が有効かなど話せる
    人に言えない内部の相談や対応策などの共有もできる

  • ・方法論に落とし込まれているのでわかりやすい。
    ・何か特定の目的があって起業したい人よりも、とりあえず起業したい人に向いている。
    ・起業した後の大変さに具体的に触れられている
    ・周りを巻き込める人に向いている。

  • p149 恋愛においても、「人間」という存在は膨大にいますが、なぜか多くの人は好きになった人に対して、「この人じゃないとダメ」と思い込んでしまいます...それと同じように、創業者であるあなたに優位性が紐づいた事業については、第三者が簡単に真似ることが難しく、模倣困難性を構築しやすいのです

  • 成功確率が格段に上がる起業の準備 黒石健太郎 かんき出版 2023

    利益=売上ーコスト
    売上が立つ前にコストをかけると、自滅する。しっかり深く赤をほって、上場を目指すようならコストをかけても良いが、今の自分の目指す姿とは合致しない。安全に、じっくりと、大きくなっていくことを目指す。

    利益=(客単価ー顧客あたりコスト)X客数ー固定費
    客単価を下げると永久に儲からない。
    客が存在しなければ、差別化しても無駄。ある程度大きな市場を狙う。(船井総研創業者の言葉に、「1つ差別化できる要素があれば、そのエリアで勝てる」というものがあった。「一番おいしい豆腐をおいている」とかでいい)
    最初の客数はゼロ。だから、新規顧客獲得の仕掛けが必須。事前と当日の認知に分けたアプローチなど、対象を分けて、それぞれにアプローチする。
    完全新規のマーケットにプロモーションをする場合、営業DM・チラシの反応率は、0.3~3%。これを前提に、「数」を打たないとプロモーションとして成立しない。

    起業のための武器
    時間と金。使うべきリソースは反比例。時間がないなら、外注。その分金はかかる。
    成功事例を探す
    成功している人でも、ある程度の失敗をしている。自分が求める成果(収入や成果)を出している人3人くらいに話を聞いてみて、辛かったこと、アドバイスなどをもらう。周囲にいなければ、税理士さんに聞いてみるのもあり。
    事業計画を立てる
    誰のどんな課題を対象としているかを明確にする。インタビュー時(事前事後)には、課題や考えではなく、「事実」を聞く。
    どんな商品・サービスを提供するか決める = マーケティングの4P 
    カルビーのポテチでさえ、スーパーとコンビニで異なるお客様の異なる課題を解決するためにマイナーチェンジをしている。(量、味、価格)
    どのようにサービスを提供するか決める
    業務プロセスの話。注力する範囲、内製/外注を決める。
    売上・利益の見通しを決める。上中下3パターンで、下は撤退条件を決める。上にぶれても採用や資金需要が出てくるので、いいことだけではない。備えておく。各パターンでどのタイミングで何をするかを決めておく。
    一時的ではない持続的な優位性を確認する。どこに参入障壁があり、なにが模倣困難性の源泉なのか。小さい事業のうちは、「自分自身」を模倣困難性の源泉にするのが早い。
    自分の意思の根源を確認する。
    お客様の課題を解決したいと思った経験が強ければ強いほど、共感を得ることができる。
    アクションプランとリスク対応
    競合の参入を確認した場合のアクションプランは?

    注意点
    同様の市場で事業を継続している他社がたくさんあるのに、自社がうまくいかない理由は、「ニーズがないのではなく、自分のやり方がわるい」だけ。事業の改善を行う。
    普通の人が勝ちやすいビジネス
    全世界と戦わず、エリアや領域を絞り、チラシなどのリアルメディアと組み合わせた宣伝をする。
    google mapにアカウント登録
    顧客接点を自ら作る→飛び込みや電話をかける。そういう電話がなくならないのは、効果があるから。

  • ウィルフという起業塾をつくった黒石さんの本で、出版イベントにも参加した。

    次に何をするか決めずに、当時は退職を先にしてしまったが、本に書かれているような準備はできていなかった。

    ウィルフでも言われていたことだけど、アイデアには意味がなく、とにかく行動力。
    考えを止めるのではなく、動きながら修正し、ブラッシュアップしていくこと。

    動けば失敗もあるものの、どんな形になろうが、失敗恐れずに、素直に行動が伴っていけば前にはすすんでいくので、行動量を記録にしていくのも大切と改めて気づかせてくれる。

  • 231118-2-4

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