自閉症児のための明るい療育相談室ー親と教師のための楽しいABA講座

  • 学苑社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761407216

感想・レビュー・書評

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  • 生活上の問題やお悩みの53の質問に
    2人の心理の先生からの視点で答えてくれています。

    心理士の先生方なので、
    行動について焦点を当てて書かれているのが印象的です。
    実際の臨床場面で用いられる訓練等を生活の中で応用しているんだと思います。

    発達障害児者を持つ親や教師向けに書かれていますが、
    生活上の食事やトイレ等について悩まれている方にも、
    すぐ実践できる方法が紹介されています。
    (私は飼っている猫にこれできそう…と思いながら読んでいました笑)

    悩んでいる問題行動等があれば、
    目次から当てはまりそうな項目を選んでみると読みやすいと思います。

  • 奥田先生
    やっぱり
    只者じゃない

  • 4章から後は読めていないまま返却になってしまいました。
    自閉症の子の親や教師向けに書かれていますが、アドバイスの内容がかなり具体的で、自閉症の子向けでなくても参考になる部分があります。
    特に水遊びが好きすぎていつまでもやめない子や、つい順番を抜かしてしまう子の対応策は参考になります。

  • 前に読んだ奥田健次の他の著作に比べると、内容が多岐に渡ってやや難しい。
    それぞれの困ったケースに対しての解決策を提案しているのだが、自閉症児を対象としているだけあって専門的な内容も加わる。

    前回読んだ本の「アメとアメなし」のような一貫した柱が見えにくいので、最初からタラタラ読むよりも、気になるページを開いて読んでいく方法がお勧め。

  • すらすら読むことができました。いろんな視点ややり方があるんだなぁと思えた。全く同じケースというのはあり得ないので、応用させていくのは難しい。けど引き出しは広がったかな、と思う。

  • 私の師匠である小林重雄先生と、近年彗星のごとく活躍しまくっていう奥田先生との共著。

    さまざまなケース(具体的な質問)ごとに2人の著者がそれぞれの臨床経験から回答していく、というもの。
    微妙に重なり微妙にズレる2人の臨床観が表れていて面白いのだが…。

    至極簡単にできるように書かれていることでも、実際にやるとなるとそう容易くはいかない場合も多いだろうな、と思う。ある意味入門書的な位置づけだから、それでもいいのかもしれないけど。なので☆3。

    しかーし。
    奥田先生がこの挿絵のような好青年だと誤解されるとまずいのではないかと思うのでー☆1。
    でも、師匠に敬意を表して+☆1。

    ということで、結局プラマイ0の☆3とさせていただきますm(_ _)m

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著者プロフィール

兵庫県出身。わが国において家庭出張型セラピー『自閉症児のための家庭中心型指導(home-based intervention)』を開始した草分け的存在である。行動上のあらゆる問題を解決に導くアイデアと技術、有効性が国内外の関係者から絶賛され、テレビやラジオなどでしばしば取り上げられている。1999年、内山記念賞(日本行動療法学会)を受賞。2003年、日本教育実践学会研究奨励賞受賞。専門行動療法士、臨床心理士。桜花学園大学人文学部准教授などを経て、現在、同大学院客員教授。2008年、第4回日本行動分析学会学会賞(論文賞)を受賞し、わが国初の行動心理学系の2つの学会でのダブル受賞者となった。2018年、日本初の行動分析学を用いたインクルーシブ幼稚園を長野県で開園した。

「2021年 『いじめ防止の3R』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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