- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761407551
感想・レビュー・書評
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家では話せるのに学校など特定の場で話せなくなってしまう場面緘黙。場面緘黙についてまったく知らない人に理解や支援をお願いするのにちょうどよい、あっという間に読める分量。原因についても簡単に触れられている。もっと理解を深めたくなる。
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場面緘黙についてのわかりやすくて使いやすい本。緘黙症状が起きるメカニズム(仮説だけど)の説明、周りはどのように支えたらいいかなどをマンガやイラストをまじえて説明してくれている。
不安階層表みたいなのもついてて、学齢期以降くらいの子だとスモールステップの脱感作に使える感じ。そこまで系統的にできなくても、本人の状態や行動を見ながら家族や学校で取り組めるステップが実例入りで紹介されている。使いやすいんじゃないかなと思う。
ただ「発達の問題が隠れているかもしれない場合」の相談先としてスクールカウンセラーが挙げられているけど、緘黙や発達の問題に詳しくない心理職も残念ながら存在するので「この人は専門家みたいな顔してるけどわかってなさそう」と感じたら引き返す勇気も必要だと個人的には思った(暴言)。 -
場面緘黙の本の、副読本としてよさそう。
子ども自身にも読んでもらえそうな、
分量も中身もほどよいと感じた。 -
なんらかの不安が原因と考えられている。
分離不安など。
敵対する人から逃げたい
必要とする人との分離不安
その両方か。
生身の人間の脳の構造を
治療する難しさを感じる。 -
場面緘黙の本。
トレーニングや、まわりの支えで、ちゃんと喋れるようになる。
親や先生に読んで欲しい本。 -
場面緘黙の対応について段階的な支援方法が細かく書かれている。話すようにさせるのではなく、クリアできそうな小さな体験を繰り返すことが望まれる。