江戸東京の路地―身体感覚で探る場の魅力

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  • 学芸出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761512156

作品紹介・あらすじ

歓楽街、門前町、市場、抜け道、行き止まり…。地形やかつての都市構造の痕跡を残しながら、歴史の流れの中で変遷してきた東京の路地。成長する都市の隙間の佇まいは、往時の人々の生活が甦ってくるようである。時代や成り立ちによって様々な表情を持つ路地空間を読み解き、実際に潜り込んで体感しながら、その魅力に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代からナマの生活の舞台だった路地の成り立ちや変遷を辿る。その担ってきた役割に光をあて、近年猛威を振るう再開発で急速に失われつつある現状に警鐘を鳴らしつつ、終章では若いクリエイターや地域住民による路地からの地域活性化プロジェクトの展望も紹介する。興味深い本だったが、いささか文章の構造に散漫なところがあってか頭に入りづらかった。

  • 4年のときに
    これ見て銀座の路地を
    たぶん全部歩いた。

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著者プロフィール

都市史学者

「2019年 『江戸→TOKYO なりたちの教科書4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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