創造都市・横浜の戦略―クリエイティブシティへの挑戦

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  • 学芸出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761512484

作品紹介・あらすじ

文明が都市を生み、都市が文明を生む。そして文明の骨格を形成するのが文化である。本書では、このような基本認識に立ちながら、芸術・文化の創造性と都市の関係について考察する。そのために、横浜市の「文化芸術都市創造政策=クリエイティブシティ・ヨコハマ」をとりあげ、それが生まれた背景、基本的な視点、政策内容、実施手法、成果、課題などを紹介、考察し、これからの自治体政策の方向を示した。

感想・レビュー・書評

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  • 勢いのある前のめりな都市開発が落ち着き、むしろ荒廃に差し掛かる時からこそ、物理的な無理を必要としない文化による都市の開発が有効だ。と、本書は訴えているような気がした。行政の長や政策などの成功PR的な話はさておき、長期的かつ順を追って文化を都市に浸透させていく手法は、これから老いを経験し始める新興都市に必要なエッセンスだと思う。非常に優れた書籍だとは言い難いが、十分参考になり得る手引書です。

  • 横浜のまちづくりを考えるうえで、「創造都市」というキーワードを外すことはできないでしょう。創造都市とは、より横浜市を発展させるために、人々の創造性を高めていくことで、まちづくりに活かそうという考え方です。文化・芸術に力を注ぐなかで、横浜はどのように変わっていくのでしょう。この本を読んで、あなたもその変化を目撃しませんか。

    (請求記号:開架 K10.7/27)




    僕たちはどれくらい
    この大学のある【ヨコハマ】を
    知っているんだろう?

    芸術や文化の創造性を活かし、地域の個性が際立つ
    オンリーワンの都市を目ざす創造都市。
    その先頭を走っているのが横浜市の文化芸術創造都市政策なのである。
    その政策展開の現場にいた著者が、
    その背景や視点、内容、実施手法、成果、課題などを紹介・考察する。
    これからの自治体の地域・都市再生の方向を指し示す
    待望の一冊といっても過言ではない。(2015/6月企画)

  • 横浜市の取り組んできた創造都市戦略がよくまとめられている。また、横浜市の政策変遷も分かり、関係者は読むべきではないか?

  • 創造階級が多く住み、創造産業が集積しており、他の地域に対して、芸術、文化、科学技術といった創造性の分野で比較優位を持つ都市が創造都市。

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著者プロフィール

野田邦弘(のだ・くにひろ)/鳥取大学地域学部地域文化学科教授(文化政策、創造都市論)。早稲田大学政治経済学部卒業。2004年までは横浜市職員としてコンテンポラリーダンスフェスティバル「ヨコハマアートウェーブ’89」の企画制作や「横浜みなとみらいホール」の開設準備など文化行政に携わる。2003年には「クリエイティブシティ・ヨコハマ」の策定に関わり、新設の文化芸術都市創造事業本部創造都市推進課初代担当課長に就任、第2回横浜トリエンナーレ等を担当した。文化経済学会理事(元理事長)、日本文化政策学会理事、NPO法人都市文化創造機構理事、鳥取県文化芸術振興審議会長、鳥取県地方自治研究センター理事長、あいちトリエンナーレ実行委員などを兼任。

「2014年 『文化政策の展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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