食のまちづくり

佐藤由美

• 学芸出版社 (2010年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

地元の食材を生かした食のまちづくりの先進地、福井県小浜市。幼児から高齢者まで対象にした生涯食育、地場産学校給食など、行政主導で始まった活動は市民に広く浸透し、伝統野菜や伝承料理の掘り起し、食材を育む環境の保全、六次産業の起業など、市民が多様な取組みを横断的に実践している。地産地消の地域力の深化に迫る。

感想・レビュー・書評

[enatoさんの感想 · 2015年1月28日]

「御食国(みけつくに)」としての役割を担ってきた福井県小浜市による食のまちづくり。行政主導から市民が主体となって動き出していきます。4歳～6歳までの子どもたちを対象としたキッズ・キッチン、中年男性や高齢者の方を対象とした料理教室、地元の野菜や米を使った給食、お母さんの味を提供するレストランなど地産地消へ向けまちぐるみで取り組みます!

著者プロフィール

環境ジャーナリスト。1961年山形県酒田市生まれ。
2005年から小浜市の「食のまちづくり」を取材している。
著書に『持続可能なまちは小さく、美しい』『自然エネルギーが地域を変える』（以上、学芸出版社）などがある。

「2010年 『食のまちづくり 小浜発！おいしい地域力』 で使われていた紹介文から引用しています。」