- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761512804
感想・レビュー・書評
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「アグリ・コミュニティビジネス」とは農林業とコミュニティビジネス(地域社会)を結びつけた言葉。
都会に住んでいると余り気が付かないが、日本は世界でも類まれな豊かな自然を有する国でありながら、その貴重な資源を活用できていないのである。
豊かな自然と地域社会が共存共栄し、また、そこに係る人々の人間性を豊かにするライフスタイルがあれば、誰しも関心を示すのではないだろうか。
本著の重要なポイントは、それを単なる個人の自己満足に留めず、ビジネスに繋げているところ。
六次産業化など、新しいビジネスモデルも生まれ、特に若い世代の従事者が増えているところも注目すべき点。
様々な実例を紹介し、各々について、ビジネスのポイントをケーススタディとしてコンパクトに整理しているところが分かりやすい。
曽根原久司さんの「日本の田舎は宝の山」(日経新聞出版社)を併せて読むのがお勧め。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
農業と地域コミュニティの活性化の事例集。現在進行形の事例が沢山紹介されていて、非常に参考になった。農業は一部を除き利益を追い求めるのではなく、農産物を作ることを通じて地域コミュニティを活性化させることが成功の秘訣なのかなと感じた。
地域活性化には「よそ者」「バカ者」「若者」の存在がポイントとあるが、今回の事例はまさにそのような人たちの存在がキーとなっている。
どうにかよそ者、バカ者になっていきたい! -
LOHASを日本に紹介した人の本。
具体例が出ており、コンセプトが非常にわかりやすいです。
Sustinability=思いやり①次世代②途上国③他の動植物という観点が
共感を得ました。ビジネスを始める入門書という感覚で読んで頂くと非常にわかりやすいと思います。