成功する地域資源活用ビジネス 農山漁村の仕事おこし

  • 学芸出版社 (2011年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784761512842

作品紹介・あらすじ

過疎高齢化が進む地方の衰退を止めるには、地域で仕事を生みだすことが先決。地元の特産物で他にはない商品を開発・生産・販売する六次産業化が地域再生、雇用創出の要。官民連携で起業、自立経営、高齢者や女性を活用、産業の連鎖で地域を潤すビジネスモデルを元気な中山間地に学ぶ。不利や危機を逆転する発想が成功の秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 地域雇用を維持・増加させる地域資源活用ビジネスに焦点を当て、特に第三セクター方式で運営される事例の特徴を整理した本です。

    小川の庄(長野県小川村:おやき)、吉田ふるさと村(島根県雲南市:玉子かけごはん専用醤油)、明宝特産物加工(岐阜県郡上市:ハム)・明宝レディース(岐阜県郡上市:完熟トマトを活用したケチャップ)、ふるさと海士(島根県海士町:海産物(新冷凍技術)・肉牛)が事例として取上げられています。

    終章では、これらに共通する成功要因を以下のようにまとめています。
    (1)危機意識、故郷に対する熱い思いを持ったキーパーソンの存在
    (2)第三セクター方式による会社設立、自立した経営
    (3)身の丈に合った経営規模・設備投資
    (4)地域資源(農産物等)を活用した六次産業化による地産地商ビジネス
    (5)マスメディアを活用した大都市圏への広告・販売促進
    (6)高齢者、女性、U・Iターン者を活用する人材戦略

    これらはわたしが実際に第三セクターの成功事例(特に地域においてユニークな活動を行っている事例)を調査しており、筆者と共通する認識を持っています。

    今後、第三セクターを地域の課題解決に向けたアクターとして、様々な条件設定を付与した上で再活用する動きの中で、参考になる事例群として位置づけられます。

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著者プロフィール

独立行政法人労働政策研究・研修機構 特任研究員。
1948年生まれ。79年法政大学大学院博士課程修了後、雇用促進事業団職業研究所研究員、労働政策研究・研修機構統括研究員を経て、2009年4月から現職。商学博士。厚生労働省地域雇用創造推進事業等選抜・評価委員会委員、東京商工会議所労働委員会委員、NHKラジオ「ビジネス展望」レギュラーコメンテーター、青山学院大学大学院法学研究科講師、中央大学商学部講師などを兼務・歴任。専門は、人事管理論、産業・経営論、地域経済論。

「2011年 『成功する地域資源活用ビジネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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