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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761513399

感想・レビュー・書評

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  • 日本全国、森で働く人たち27人に取材。一口に森といっても、いろんな仕事がある。
    本を手に取った時から、三浦しをんの『神去なあなあ日常』を思い出したら、ちゃんと載っていた。映画のことも。
    カホンプロジェクトを読んだところで、楽器屋でカホンの展示に気がついたり、家具職を読んでネットでその家具を調べてみたり。

    2018年、地震やら豪雨やら猛暑が続いた。
    山の現場が心配になる。

  • 林業、製材業、木工など森に関わる仕事をしている方々の語りをまとめたルポ本。

  • 林業周辺の職にかかわる若者27人それぞれの人生、生活、取り組みや想い。

    森を撮る人として映画『WOOD JOB!』の矢口史靖監督、
    森を書く人にその原作『神去なあなあ日常』の三浦しをん氏が登場する。

    写真もあっておもしろい。
    日本の林業についての現状なんてまったく知らない、興味もない、というひと、また子どもたちにもぜひ手に取ってほしい一冊だと思います。

    しかし、うーん。

    起業した若者、親の跡を継いだ若者。
    地方へ移住し新しい生き方を模索する若者。
    Soup Stock Tokyoの内装を手掛けたり坂本龍一のエコ活動でシンボルブローチのデザインをしたり。子育てをしながらもおしゃれな草木染め工房で集客したり。
    あるいは父や祖父から受け継いだ山々を歩きづめに歩いたり。
    ぱっと見華やかでおしゃれな実績が偶然やコネクションで転がり込んでくることにも、譲り受ける地道で着実な営みにも。
    どうも彼らはただ幸運だ、恵まれているんだ、という思いが拭えません。
    業界にはもっともっと切実で血を吐くような思いをしている人々が、無念のうちに散っていった人々が山のようにいる。
    でもあえて「泥臭い」「血なまぐさい」部分を排除して仕上げたのが本書かもしれません。あえてふんわりした明るい未来に目を向けて、多くの興味を惹くことを第一義としたのかも。
    その意味なら成功だと思います。

  • 新しい世界。少しでもお近づきになりたくて、手に取った1冊目。
    この本に出てくる人たちは、みんなキラキラしていて、いろんな発想の力があって前を走っている人。半年前なら、羨ましすぎて、途中で読むのやめてたな。今は、森への橋渡しをしてもらった気持ちで読めました。
    2015/1/8読了

  • 森ではたらく人たちをレポート

    日本の林業は復活できるか?
    ほしい!とおもわせるものを
    開発しないと・・・。

  • 森で働きたいなー

  • いわゆる林業だけでなく、森に携わるひとたち。
    この林業への注目度の一因は、やっぱり「神去なあなあ日常」にあるのでは。当然、しおんさんも「WOOD JOB!」の矢口監督も登場。

  • 森とともに、木とともに生きる。森林に恵まれた場所であることの強み。森林とともに生きてきたことで育まれてきた風土を見直し、それをさらに深めていく。それがこれからの日本の進む道なのではないか。森とのいろいろな関わり方があることを知る。森と関わる仕事、生き方をしている人の想いがあふれる1冊。いいなぁと思う。でも、やはり、いいなぁ止まり。どうやったら近づけるのか。本気さが足りないのか…。

著者プロフィール

1976年新潟県生まれ。森林再生、地域再生コンサルタント、(株)古川ちいきの総合研究所代表。国産材ビジネススクール、国産材ビジネスセ ミナー、Clubプレミアム国産材主幹。東京大学大学院博士課程中退後、(株)船井総合研究所、(株)アミタ持続可能経済研究所、(株)トビムシを経て 2012年独立。木材産地のまちづくりから、森林ビジョン策定、流通整備、PR等トータルなブランド構築と手がけ、各種経営支援を行う。共著書に『若者と 地域をつくる』(原書房)

「2014年 『森ではたらく! 27人の27の仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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