プロが教えるキッチン設計のコツ

著者 :
  • 学芸出版社
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本棚登録 : 27
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761523343

作品紹介・あらすじ

使い勝手がまず一番。キッチンは住まいの心臓部。キッチン設計を通じて、食べること、暮らすことをきちんと考えよう!栄養士でもある女性建築家が提案する、暮らしを見つめた、なるほど!…納得!!のキッチン論。食生活から、動線・収納・デザイン・価格・設計思想に至るまで、実例をもとに考え抜かれた、目からウロコの知識満載。あなたの生活をチェックする「スタディ」付。

感想・レビュー・書評

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  • 多くの本が、キッチンカタログの読み方などがわかるような本であるのに比べて、キッチンとは何か、キッチンの歴史とは何か、キッチンはこのように考えるべきではないだろうか、などとキッチンの哲学的な面をクローズアップした本だと思う。調理からくる栄養学的な側面、家庭団欒の側面など、そのような思考が好きな人には良い本だと思う。

    逆に言えば、カラーページではないし、あっても白黒の図や写真が多いので、イメージが湧きにくい本でもあると思う。読み手を選ぶとは思うが、キッチンを科学的に考えてみたいひとには一読をお勧めできると思う。

  • こんなに詳しく使いやすいキッチンについて書いてある本は、他にないと思う。キッチンは毎日何度も使うところだけあって、その使い勝手は非常に重要。はじめて家を建てるにあたって、何が必要な要素なのか、一から勉強できてとても為になった。リフォームや新築前には、絶対読むべき。

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著者プロフィール

1972年相模女子大学学芸学部食物学科卒業。同年三重県立高等学校教諭(家庭科)。退職後、公立学校の講師・養護教諭・栄養士を経て建築・インテリアを学び、建築関連企業に。1980年キッチンのコンサルタント事務所開設。1987年住まいの研究室主宰。住宅・キッチン設計に関する各種セミナーで講師を務める。現在大阪府建築士会理事、東京建築士会会員、インテリアプランナー協会評議員・事業委員,日本建築協会出版委員、家庭電気文化会幹事、日本住宅会議会員。著書:『プロが教えるキッチン設計のコツ』(学芸出版社)、『シニアライフ—魅力的な住まい方』(共著/創元社)、『建築を志す人びとへ』(共著/学芸出版社)、『住まいづくりのウソ?ホント?』(学芸出版社)。

「2014年 『プロが教える住まいづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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