無有

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  • 学芸出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761524005

作品紹介・あらすじ

素材の力、職人の技、「間」の観念を重視した建築は、自然との融合による静かな迫力をもって場に佇む。数々の建築に出会い、対峙することで空間を捉え、実作へと昇華してきたその試みは、新たな可能性の探求を伴って、101番目の家である自邸に結集された。これまでの住宅設計の軌跡と建築に込めた思想を余すことなく綴る。

感想・レビュー・書評

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  • とても含蓄のある、地に足のついた建築論。純粋な素材と素材のぶつかり合いに現代性を求める視点は独特で、なんだか印象に残った。

  • 西日本の巨匠といって良い建築家、竹原氏の著書。
    竹原氏のルーツから始まり、実例による思想の解説がされている。
    建築人は必読の一冊。

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著者プロフィール

無有建築工房主宰
建築家
1948年徳島県生まれ。建築家石井修氏に師事した後、1978年無有建築工房設立。
2000 ~ 13年大阪市立大学大学院生活科学研究科教授、2015~19年摂南大学理工学部建築学科教授。
現在、神戸芸術工科大学環境デザイン学科客員教授。
日本建築学会賞教育賞・日本建築学会賞著作賞・日本建築学会賞作品選奨・村野藤吾賞・都市住宅学会業績賞・甍賞経済産業大臣賞・こども環境学会賞など多数受賞。
著書に『無有』(学芸出版社)、『竹原義二の住宅建築』(TOTO出版)、『いきている長屋』(編著・大阪公立大学共同出版会)、『住宅建築家 三人三様の流儀』(共著・エクスナレッジ)など。

「2023年 『竹原義二の視点 日本建築に学ぶ設計手法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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