地域ブランドと魅力あるまちづくり―産業振興・地域おこしの新しいかたち

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761525026

感想・レビュー・書評

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  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=153237

  • 目次:序 地域ブランドとは何か、1 いま なぜ地域ブランドなのか、2 「特産物(サービス)ブランド」への取り組み、3 「文化・環境ブランド」への取り組み、終 ブランドの統合化と創造・・・etc

  • 例が満載。
    系統だって紹介されている。
    最初に日本地図が載っていて、どの町が本書で取り上げられているのか一目で分かるようになっていて分かり易かった。

    地域振興に関して初心者でも読みやすい本でした。

  • 地域ブランドには、特産物(サービス)ブランド、文化・環境ブランド、観光ブランドの個別ブランドがあり、それらをまとめる形で統合ブランドがある。
    地方分権により、権限が地域住民に渡り、今後、都市間競争が進む中で、地域ブランドは都市の生き残りを懸けたキーワードとなる。
    各地域がもつ地域資源の魅力や価値を認識し、独自性のある取り組みを行うことができたら、多様化する観光客を満足させることができる。
    人口減少を迎え、多くの都市が衰退していく日本において、都市が生き残る道がしるされている。

  •  地域ブランドとまちづくりについて、その基本的な知識の整理と、具体的事例を多く取り上げた、素晴らしい入門書。
     
     いま「地域ブランド」という言葉が流行っている。かねてより食べ物の「産地ブランド」はよく聞き、松坂牛、静岡茶、とちおとめ等数多くの「ブランド」ものがある。
     
     が、近年、それのみならず、多様な分野でのブランドが謳われている。

     それは地方分権推進の流れの中で、活力を失いつつあるある地域を再生するきっかけとするため、この「地域ブランド」の構築に躍起になっているからであり、全国各地で「地域ブランド」への取り組みが始まっているからであろう。

     本書でも「各地域が持てる地域資源(自然、歴史・文化、地場産業等)を存分に活かして独自の魅力を創りだすことが必要だ」と説き、地域ブランドの重要性・必要性をわかりやすく述べている。

     とりわけ、これまでも注目されてきた「特産物(サービス)ブランド」(静岡ならお茶、温泉、うなぎ等)にとどまらず、「文化・環境ブランド」(地域の持つ歴史・文化、景観、自然環境など)への積極的な取り組みを促している。

     そして、これらブランドを統合し、新たな「地域ブランド」を創造することが最終目的とされている。納得としか言いようがない。

     真の意味での「地域ブランド」の創造。それは魅力ある取り組みだと想う。地域への「想い」を軸として、確かな「知識」「経験」「感性」なくしては、魅力あるブランドを創造する力は、湧き出ない。

     社会、経済、文化的に、すべてがつながり地球が均一化していく世界で、重要なのは「地域の個性」。

     20世紀後半、全てが東京化していった日本各地で、地方の個性はどこにあるのか。それを再認識・再構築するのが、21世紀の地方づくりである。

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